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千島桜(チシマザクラ)の一覧

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t1972taka
4月28日 独立行政法人寒冷地土木研究所敷地内の「チシマザクラ」見物(2)🌸😄 令和4年5月5日 おはようございます。5月5日より季節は二十四節気「立夏(りっか)」初候、第十九候「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」入り🍀。夏の気配が立ち上がり始め、繁殖の季節を迎えたカエルさん達が、鳴き始める季節となりました。 【立夏〔夏来る〕・夏に入る(夏の季語)の例句】 樫の葉の 旺んに降りて 夏に入る  阿部みどり女(あべ みどりじょ) さざなみの 絹吹くごとく 夏来る  山口青邨(やまぐち せいそん)  「立夏」は二十四節気の第七節気目で、立夏・立秋・立冬と共に四立(しりゅう)と呼ばれ、春分と夏至のちょうど中間点に当たり、4つの季節の始まりを表す重要な暦の節目に節気となっています。この頃になると札幌では、早咲きの桜の満開期も終了し、少し夏めいて来る頃となり、立夏から次の節気までは、遅咲きの桜や、藤の花、ライラックなど、初夏を告げる花が花盛りとなり、木の葉も旺盛に茂り始める季節となります。 【「立夏」の期間の七十二候】 初候 蛙始鳴(かえる はじめて なく) : 蛙が鳴き始める(日本)    螻蟈鳴(ろうこく なく) : 螻蟈が鳴き始める(中国) 次候 蚯蚓出(きゅういん いずる) : 蚯蚓が地上に這出る(日本・中国) 末候 竹笋生(ちくかん しょうず) : 筍が生えて来る(日本)    王瓜生(おうか しょうず) : 王瓜の実が生り始める(中国)  そして、「立夏」の初候「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」は、そろそろ田植えの準備を迎えた水田には水が張られ、繁殖期を迎えたカエルさん達が集い鳴き始める時季。徐々に夜中に鳴く蛙さん達の大合唱が聞こえてくる時季でもあります。蛙さんは生まれたから別の場所へ移動し、その後必ず元の生まれた池に戻ってくることから「無事帰る」「お金が帰る」など、昔からカエルの置物は縁起物としても良いとされてきました。 【蛙(春の季語)の例句】 啼き立てて 曉近き 蛙かな  前田普羅(まえだ ふら) 明星の またたき強し 初蛙  三橋鷹女(みつはし たかじょ)  カエルさん達は、オスしか鳴かない様で、鳴く理由は「求愛、縄張り主張、自分がオスだと主張する」などです。「自分がオスだと主張する」は、メスだと思ってしがみついたカエルが、実はオスだったと言う事がカエルの世界ではよくあり、それの防止のためだそうです。「蛙が鳴くと雨」という言葉がありますが、カエルには求愛や縄張り主張の他に「雨鳴き」があり、主に鳴くのは「アマガエル」さん。アマガエルの皮膚は非常に薄く、天候変化に敏感、雨の前の湿度や気温、気圧の変化に反応し鳴くのだそうです。  札幌もゴールデンウィーク真っ最中。前半は気温も暖かく、ゴールデンウィーク前半としては絶好調の日和となりましたが、5月に入ると、気温も涼しくなり「花冷え」の時期に突入。遅咲きの桜も、開花が少し停滞気味になっている模様。5月2日から4日にかけて、道内上空に4月上旬並みの寒気が入り込み、札幌と道南を結ぶ国道23号線の中山峠付近では雪が降り、12㎝の積雪を記録したそうです。中山峠で雪が降ったとなると、定山渓温泉の方は、「雪見桜」などが出来たかもしれませんね。  今日から二十四節気「立夏」に入り、本州の方ではこれから徐々に夏の気配が立ってくる頃となりますが、北海道ではまだまだこれからが晩春時期。これから遅咲の桜や梅が咲き始める頃となります。「八十八夜の忘れ霜」という言葉がありますが、北海道では「八十八夜の忘れ雪」が、昨日にかけて降ったと言う事でしょうかね。しかし、花冷えの時期があると、肌寒くなるのは嫌ですが、桜の花や梅の花が、例年よりも少し長めに楽しめるので、少し得した気分になるのは私だけでしょうか。  北海道も、まだこの時期は本州の後を追いかけるように季節が変化していっている感じですが、ちょうど6月頃から、本州と季節の帳尻が合ってくるという感じになります。札幌もこれから、遅咲きの桜や梅が咲き始め、「立夏」の初候「蛙始鳴」のようにカエルが鳴き始めるのは、藤の花が咲き始める5月中旬以降。そして、5月後半には、北海道の夏の到来を告げる花「ライラック」が咲き始めます。  今週末の札幌は、土曜日に天気が崩れ雨が降る他は、花見には良い天気、または、まずまずの天気となりそうです。気温も金・土曜日は季節外れの暑さになり、日曜日は気温が下がり涼しくなりそう、気温差による体調管理にご注意ください。「立夏」は、夏の到来を告げる花々が咲き始めるのと同時に、カエルさんなどの生きものが活発に活動し始める時期でもあります。皆様も、この立夏の時期にカエルの縁起物を買って、運気を活発に上げてみるのも良いかもしれませんね。 花冷えの時期を迎えている札幌の今日この頃です(^^♪ 二十四節気「立夏」初候「蛙始鳴」の季節も、皆様にとって素晴らしい季節となりますように🍀 二十四節気「立夏」初候「蛙始鳴」の季節も、旬の食材を食べて、楽しく元気に参りましょう🍀
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t1972taka
4月28日 独立行政法人寒冷地土木研究所敷地内の「チシマザクラ」見物(1)🌸😄 令和4年5月2日 こんばんは。4月30日より季節は二十四節気「穀雨(こくう)」末候、第十八候「牡丹華(ぼたんはなさく)」入り。美しい牡丹の花が開花し始める頃となりました🍀 【「牡丹(夏の季語)の例句】 雨そそぐ 光の音の 牡丹かな  渡辺水巴(わたなべ すいは) 濡れ縁の 我に近づく 牡丹あり  阿部みどり女(あべ みどりじょ)  「牡丹」は中国原産のユキノシタ目ボタン科ボタン属の落葉小低木で。甘く上品な香りと、その格調高い姿から、原産国の中国では「花王」「富貴草」「百花王」「花神」「天香国色」などと呼ばれ、日本では「高貴」や「王者の風格」といった花言葉を持っています。美しい女性の立ち振る舞いを形容した「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉もうまれました。牡丹の花は、20日ほど楽しめることから「二十日草(はつかぐさ)の別名もあるそうです。  初めは薬草として中国から日本に伝わってきた牡丹。平安時代には既に宮廷や寺院などで観賞用として栽培されていたそうです。昔は赤い花を咲かせる品種が多かったようですが、今では、品種改良も進み、花の色も紅、淡紅、白、紫など様々。その花の美しさから俳句のテーマ、絵画や着物のモチーフにもよく登場します。実は牡丹には春牡丹(4月下旬~5月上旬)、寒牡丹(10月~1月)、冬牡丹(1月~2月)があり、その季節ごとに私たちの目を一層楽しませてくれる花です。  札幌も4月23日に、桜の開花宣言が札幌気地方象台から発表され、今は、第一陣の桜が満開状態。4月28B日は仕事が少し早く切り上げることが出来たので、チシマザクラの並木で有名な、独立行政法人寒冷地土木研究所にチシマザクラの見学に行ってきました。ちょうど見学できる期間が4月22日~4月28日まで、時間も見学終了時間が午後5時30分だったので、日日も時間もギリギリ間に合いました。危なかったですわwww。  寒冷地土研のチシマザクラは昭和59年に釧路支庁管内の浜中町霧多布から苗木を200本ほど取り寄せて植樹したものだそう。「エトロフ桜」「国後桜」とも呼ばれ、本州北部や北海道の鉱山、南千島、得撫(ウルップ)島付近に分布し、昭和11年の植物分類学者の宮部金吾氏が命名したと言われ、昭和48年には北海道の記念ほごじゅに指定されているそうです。チシマザクラは咲き始めの頃はピンク色の花を咲かせ、満開になる頃には白色に花が変化していく、小さな可愛らしい、可憐な花を咲かせる桜です。  今週末から来週にかけての札幌・道央圏の天気は、天気は周期変化。ゴールデンウイーク後半は、5月5日の最終日を除いては天気がぐずつき、雨風が強まる恐れも。天気と同じく周期変化。気温の低い日もありますので、体調を崩されないように注意が必要となりそうです。「牡丹華」の期間は5月2日の「八十八夜」がありますが「八十八夜の忘れ霜」という言葉がある通り、遅霜の可能性もありますので、農家の方は「遅霜」に注意くださいませ。  札幌もゴールデンウイーク中の雨風で、前半に咲いていたチシマザクラや、ソメイヨシノ、早咲きのエゾヤマザクラが散り、今度は遅咲きのエゾヤマザクラや、日陰でまだしていない桜、八重桜が咲き始めます。八重桜は何枚も重なった花弁が美しい牡丹を彷彿させることから別名「牡丹桜」とも呼ばれています。札幌では「牡丹華」の時季は、まだ、牡丹の花は咲かないようですが、代わりに「牡丹桜」とも呼ばれる八重桜が牡丹の代わりに彩を豊かにしてくれそうです。 ゴールデンウィークは春満開の札幌の今日この頃です(^^♪ 二十四節気「穀雨」末候「牡丹華」の季節も、皆様にとって素晴らしい季節となりますように🍀 二十四節気「穀雨」末候「牡丹華」の季節も、楽しく元気に参りましょう🍀
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