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木瓜の花の一覧

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Kazyan
【郷土の花華シリーズ:木瓜の花編】 ♧ボケ:木瓜(ぼけ、もっか、ぼっか、もっこう、きゅうり)とも呼ばれる。 📝中国原産のボケは、日本では古くから庭木や盆栽に用いられ、春になると美しい花をつける落葉低木です。 ボケは若枝に褐色の短毛があり、小枝はトゲとなります。 葉は長楕円形で、かすかな鋸歯があります。 枝先に5枚の花弁からなる花をつけ、紅花をヒボケ、白花をシロボケ、紅白が混じったものを*サラサボケと呼びます。 🗒️さしずめ、この写真画像のボケの花、白色と薄いピンク色のミックスなので、"サラサボケ"と呼んでもイイかもデス🐶 なお、ボケには冬に咲き出すものと春に開花するものがあり、冬咲きのものを「カンボケ(寒木瓜)」といいます。 芳香のある果実は球状で長さは10 cmほどになり、10月頃には黄熟します。  和名のボケは中国名の木瓜(ボクカ、モクケ、モケ)が転訛したものと言われています。 別名はカラボケ(唐木瓜)です。 📝英名はJapanese quince(日本のマルメロ)、Chinese flowering quince、またはJaponicaです。 学名の「Chaenomeles」はギリシャ語のchaino(大口を開ける)+ melon(リンゴ)が語源となり、果実が割れるという意味に由来します。 「speciosa」がラテン語で「美しい」という意味ですが、日本で「ボケ」とよばれているのは、違った意味で抵抗があります。 そもそも中国原産のボケが「Japonica」と呼ばれる由縁は、イギリスに導入された当時、日本固有のクサボケ(Chaenomeles japonica)と同じものと考えられ、「美しい植物」に対する名称として、訂正されることなく使われているためです。 学名の「美しい」という意味は反映されていません。 📝成熟果実を縦割りか輪切りにして、乾燥させたものを生薬モッカ(木瓜)と呼び、水腫、関節および筋肉痛、脚気、胃痙攣、嘔吐や下痢を伴う痙攣、咳にその煎液を服用します。 疲労回復、不眠症、低血圧、冷え性、リウマチには果実酒(ボケ酒)を飲むと良いとされています。 ただし、現在流通しているモッカは同属のカリン(C. sinensis)の偽果を乾燥したものが多いようです。 📝ちなみに信州の土産物店でよく見かける「カリンの砂糖漬け」は、実はカリンではなく、同じバラ科ではありますが、属の異なるよく似たマルメロ(Cydonia oblonga)だそうです。 イギリスでも同様にカリン(Chinese quince)とマルメロ(quince)はよく混同されているようです。 ✍️Works:Poetaster Kazyan//筍歌人;藪中和堂 February 26,2024:past 13:45’;📱shooting February 26,2024:past 19:20’;upload by Kazyan’s Green Studio
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