警告

warning

注意

error

成功

success

information

スマホ撮影の一覧

いいね済み
88
いいね済み
醜男
楮(コウゾ) クワ科カジノキ属の落葉低木。中国原産で、7世紀はじめに紙とともに日本に入ってきたとされる。姫楮(ヒメコウゾ)と梶の木(カジノキ)の交配種で、古くから和紙の原料として栽培されるが、人家近くの林内に野生化している。樹皮は褐色で皮目がある。葉は桑に似て幼木ほど深く3裂し、成木は不分裂。花期は4~5月。雌雄異株。雌雄とも新枝の葉腋に咲く。雌花は赤紫色の花柱が目立つ。果実は球形の集合果だが、あまりつかない。現在はコウゾを栽培する農家が少なくなり、外国産コウゾの和紙が主流となっているが、ユネスコの無形文化遺産に指定されたのは国産コウゾのみを使った国産和紙である。 コウゾは紙以外にも太布(たふ)、栲(たえ)といった布の材料にもなった。紙と布をつくることから『紙麻(かみお)』と呼ばれたのが転じ、『カミソ』からコウゾの名になった。また、コウゾ、ヒメコウゾ、カジノキの3種は昔からよく混同され、カジノキもヒメコウゾもコウゾと呼ばれる。ヒメコウゾの学名の種小名が『kazinoki』なのは、かつて分類で混乱し誤って記載されたもの。 よく似たコウゾ、ヒメコウゾ、カジノキとの違いは次の通り。 コウゾ ・雌雄異株 ・本年枝には毛がある ・葉の表面に毛があり少しざらつく ヒメコウゾ ・雌雄同株。雌花は新枝の上部につく。雄花は径約1㎝の球形で柄が長く、新枝の基部につきぶら下がってつく。 ・若枝はやや細くほとんど無毛 ・コウゾより葉柄が短い カジノキ ・雌雄異株 ・雌花はヒメコウゾに似るが径は2倍 ・雄花は穂になつて垂れ下がる ・若枝は太く粗い毛が密生する ・葉は左右非対称で3〜5裂や不分裂など変異が多く、表面には毛が多くざらつく 出典『樹木の事典 600種』『葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑』『樹木 見分けのポイント図鑑』『樹木の名前』
102412件中 25-48件 を表示

人気のコラム一覧

2024.02.14

春に咲く花といえば?4〜6月に見頃を迎える春の花一覧

by.GreenSnap編集部
2019.10.16

簡単DIY!「100均製氷ケース」で多肉ポットを作ろう!

by.hana (a piece of dream*)
2022.08.31

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にも...

by.GreenSnap編集部
2020.01.29

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツ

by.mokutaro(杢太郎)
2020.01.15

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!

by.内田アリ
2024.02.14

冬に咲く花といえば?寒い時期を彩る人気の冬の花一覧

by.GreenSnap編集部