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オモト(万年青)の一覧

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カタバミ
2月は如月、衣を重ね着する月の衣更着(きさらぎ)とも言う。私の散歩道の道際等の草花達は、冬季から次の時季へと移り変変わっていく準備にはすでに入っているようだ--- 1月からの、進む時候の移りゆくに観る草花の姿、姿---その1。       /すでに多年経し風貌の、         まだそこに観る分厚い葉と赤い実/  何時もの散歩の帰りの路上際にチラッと目にしたもの。 それは、ある古風なお宅が奥まってみえて、自然体にして置かれている草薮が続いてきて、その入り口の手前のその枯葉藪の中に埋もれるようにして、赤い実を付けた草花に、さりげなくなくも目が注がれる。 そこには、その草花の外観の風貌から、既に多年を経たようであるが、革質の分厚い針のような形の葉、まだ力一杯に根元から、そして、精一杯に赤い実をとどめようとして、4つの果実をまだしっかり付けているようであった。          オモト(万年青) <‘オモトのひとつの歴史等’について、下記の「オモト」より抜粋、次に: 江戸時代は主に大名のもとで栽培が行われた。 このころは他に錦糸南天や松葉蘭なども同様に持て囃され、一種のブームとして狂乱的な状況があったようで、その中で一部の万年青には一芽百両と言ったとんでもない価格がついた例もあったという。 明治十年頃には京都を中心に大きなブームがあり、一鉢千円(現代の一億円に相当)という例があった。 赤い実と緑の葉の対照が愛され、俳諧では秋の季語。> ・オモト<万年青>(キジカクシ科 オモト属) 中国から日本の暖かい山地に自生するスズラン亜科の常緑多年草。 日本では関東から沖縄にかけての山地、特に西日本に多く自生状態で生育し、観葉植物としても鉢植えで栽培される。古典園芸植物の一つ。 <歴史> 万年青栽培の歴史は三百数十年とも四百年以上とも言われる。 古くは徳川家康が江戸城へ入る時、家臣の中に万年青を献上したものがいるとも伝えられる。 江戸時代は主に大名のもとで栽培が行われた。 元禄から享保年間の書物には斑入りの万年青が掲載されたものがある。このころより、栽培がある程度は一般庶民にも広がったようである。 文化文政のころには、縞や矮性のものも栽培されるようになり、その一部は利殖の対象となった。 このころは他に錦糸南天や松葉蘭なども同様に持て囃され、一種のブームとして狂乱的な状況があったようで、その中で一部の万年青には一芽百両と言ったとんでもない価格がついた例もあったという。 解説書として長生主人「金生樹譜万年青譜」(1833年)などが出版された。これらは天保の改革の際の規制の対象となった。「お旗本から旗が抜け」の落首も登場した。 植木鉢にも専用の万年青鉢が作られた。 明治に入り、栽培の中心は武士階級から富裕階層へと移った。 明治十年頃には京都を中心に大きなブームがあり、一鉢千円(現代の一億円に相当)という例があった。その後も何度かのブームを繰り返しながら推移している。 愛好者団体としては、1931年(昭和6年)に日本万年青聯合会(1945年〈昭和20年〉に日本万年青連合会に改名)という全国組織が結成され、1992年(平成4年)に当時の文部省の許可を受け社団法人日本おもと協会となり、2011年(平成23年)に内閣府の正式の認可を受け公益社団法人日本おもと協会(品種登録および栽培啓蒙を行っている)となり、現在に至る。 <特徴> 革質の分厚い針のような形の葉が根元から生え、40 cm ほどの大きさに育つ。夏ごろ葉の間から花茎を伸ばし淡い黄緑の小さな花を円筒状に密生させる。秋ごろにつく実は赤く艶のある液果で鳥が好む。 古くから中国医学ではロデキシンを含む根茎を強心剤や利尿剤として使っていた。しかし、非常に危険な行為であり、死亡することすらある。薬草というより毒草と考えた方がよい。 赤い実と緑の葉の対照が愛され、俳諧では秋の季語。 観賞用としても古くから栽培され、江戸中期に日本で爆発的に流行し、斑が入ったものや覆輪のあるものなどさまざまな種類が作出された。 これらの品種を含む古典園芸植物としての万年青(オモト)は現在も多くの品種が栽培されている。 <芸> 芸とは、万年青における葉の状態や葉姿、柄などの特徴の総称をいう用語。以降に万年青に見られるさまざまな観賞点を大まかに挙げる。 <斑> 葉に白くなる部分が出るのを斑(ふ、斑入りとも)と言う。一般的な植物では覆輪、中斑、縞などが普通である。 <葉の形> 葉の形の変化。万年青の葉芸は変化の幅が広く、薄く広い本来の葉の姿とは似つかないものも多い。 <地合い> 葉の表面に質感にも様々なものがある。普通のものは、ややつやがあって滑らかだが、細かいしわなどがあると、微妙な照り具合が出る。その様子によって、羅紗地とか、ユズ肌などと呼ぶ。 <代表的な品種> 万年青の品種は多分古典園芸植物では一番多い(公益社団法人日本おもと協会に登録されている品種で1000品種を超える)。 品種は大葉系、薄葉系(薄葉系、獅子系、縞甲系などを含む中ぐらいの大きさの品種)、羅紗系(主に小型系の万年青が多い)の三種類に分類されている。 (出典・参考: オモト Wikipedia)
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カタバミ
2月は如月、衣を重ね着する月の衣更着(きさらぎ)とも言う。私の散歩道の道際等の草花達は、冬季から次の時季へと移り変変わっていく準備にはすでに入っているようだ--- 1月からの、進む時候の移りゆくに観る草花の姿、姿---その1。       /すでに多年経し風貌の、         まだそこに観る分厚い葉と赤い実/  何時もの散歩の帰りの路上際にチラッと目にしたもの。 それは、ある古風なお宅が奥まってみえて、自然体にして置かれている草薮が続いてきて、その入り口の手前のその枯葉藪の中に埋もれるようにして、赤い実を付けた草花に、さりげなくなくも目が注がれる。 そこには、その草花の外観の風貌から、既に多年を経たようであるが、革質の分厚い針のような形の葉、まだ力一杯に根元から、そして、精一杯に赤い実をとどめようとして、4つの果実をまだしっかり付けているようであった。          オモト(万年青) <‘オモトのひとつの歴史等’について、下記の「オモト」より抜粋、次に: 江戸時代は主に大名のもとで栽培が行われた。 このころは他に錦糸南天や松葉蘭なども同様に持て囃され、一種のブームとして狂乱的な状況があったようで、その中で一部の万年青には一芽百両と言ったとんでもない価格がついた例もあったという。 明治十年頃には京都を中心に大きなブームがあり、一鉢千円(現代の一億円に相当)という例があった。 赤い実と緑の葉の対照が愛され、俳諧では秋の季語。> ・オモト<万年青>(キジカクシ科 オモト属) 中国から日本の暖かい山地に自生するスズラン亜科の常緑多年草。 日本では関東から沖縄にかけての山地、特に西日本に多く自生状態で生育し、観葉植物としても鉢植えで栽培される。古典園芸植物の一つ。 <歴史> 万年青栽培の歴史は三百数十年とも四百年以上とも言われる。 古くは徳川家康が江戸城へ入る時、家臣の中に万年青を献上したものがいるとも伝えられる。 江戸時代は主に大名のもとで栽培が行われた。 元禄から享保年間の書物には斑入りの万年青が掲載されたものがある。このころより、栽培がある程度は一般庶民にも広がったようである。 文化文政のころには、縞や矮性のものも栽培されるようになり、その一部は利殖の対象となった。 このころは他に錦糸南天や松葉蘭なども同様に持て囃され、一種のブームとして狂乱的な状況があったようで、その中で一部の万年青には一芽百両と言ったとんでもない価格がついた例もあったという。 解説書として長生主人「金生樹譜万年青譜」(1833年)などが出版された。これらは天保の改革の際の規制の対象となった。「お旗本から旗が抜け」の落首も登場した。 植木鉢にも専用の万年青鉢が作られた。 明治に入り、栽培の中心は武士階級から富裕階層へと移った。 明治十年頃には京都を中心に大きなブームがあり、一鉢千円(現代の一億円に相当)という例があった。その後も何度かのブームを繰り返しながら推移している。 愛好者団体としては、1931年(昭和6年)に日本万年青聯合会(1945年〈昭和20年〉に日本万年青連合会に改名)という全国組織が結成され、1992年(平成4年)に当時の文部省の許可を受け社団法人日本おもと協会となり、2011年(平成23年)に内閣府の正式の認可を受け公益社団法人日本おもと協会(品種登録および栽培啓蒙を行っている)となり、現在に至る。 <特徴> 革質の分厚い針のような形の葉が根元から生え、40 cm ほどの大きさに育つ。夏ごろ葉の間から花茎を伸ばし淡い黄緑の小さな花を円筒状に密生させる。秋ごろにつく実は赤く艶のある液果で鳥が好む。 古くから中国医学ではロデキシンを含む根茎を強心剤や利尿剤として使っていた。しかし、非常に危険な行為であり、死亡することすらある。薬草というより毒草と考えた方がよい。 赤い実と緑の葉の対照が愛され、俳諧では秋の季語。 観賞用としても古くから栽培され、江戸中期に日本で爆発的に流行し、斑が入ったものや覆輪のあるものなどさまざまな種類が作出された。 これらの品種を含む古典園芸植物としての万年青(オモト)は現在も多くの品種が栽培されている。 <芸> 芸とは、万年青における葉の状態や葉姿、柄などの特徴の総称をいう用語。以降に万年青に見られるさまざまな観賞点を大まかに挙げる。 <斑> 葉に白くなる部分が出るのを斑(ふ、斑入りとも)と言う。一般的な植物では覆輪、中斑、縞などが普通である。 <葉の形> 葉の形の変化。万年青の葉芸は変化の幅が広く、薄く広い本来の葉の姿とは似つかないものも多い。 <地合い> 葉の表面に質感にも様々なものがある。普通のものは、ややつやがあって滑らかだが、細かいしわなどがあると、微妙な照り具合が出る。その様子によって、羅紗地とか、ユズ肌などと呼ぶ。 <代表的な品種> 万年青の品種は多分古典園芸植物では一番多い(公益社団法人日本おもと協会に登録されている品種で1000品種を超える)。 品種は大葉系、薄葉系(薄葉系、獅子系、縞甲系などを含む中ぐらいの大きさの品種)、羅紗系(主に小型系の万年青が多い)の三種類に分類されている。 (出典・参考: オモト Wikipedia)
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