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湿生植物の一覧

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阿南田零
今年のサギソウ 7月末頃から咲き始め、これは今週はじめの頃の花。 この花達は高さ25cmくらいの花茎に、1本3~4輪の花がついて、かなり立派なんですが、これはいつも春に発泡スチロール箱に植え付けしているサギソウではなくて、ミズゴケ栽培箱の中に植えっぱなしにしている放置草です。 いつもの発泡スチロール箱のサギソウは、この春植え替えようと思ったときには時すでに遅く、ほとんどが芽を出していて、まあ、ミズゴケももう一年くらいはなんとか持つデショと植え替えしないまま2年目に突入したんですが、とにかく育たない。 雑草は凄く蔓延るのに肝心のサギソウは草丈も延びないし、花芽も今頃やっと上がってきたものの、細~い花茎で高さも15cmに届くかどうか、花も1輪がやっとって状態です。 今年は、トキソウと同じ植え方(砂の植えに並べてミズゴケで覆い、腰水栽培)とかも、少し試しているんですが、まだそっちの方が好成績。 どのみちこれだけ増えたら、毎年春にミズゴケから掘り出して、植え替えるというのが時間的に現実的ではなくなって来ているので、もっと手抜きが出来て成績のいい育て方を見つけ出さないといけないでしょうね。 サギソウ Pecteilis radiata ラン科サギソウ属(ペクテイリス属)
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ぷっしぃ
最近赤みが増してきた食虫植物のサラセニア・プシタシナ。 北アメリカ南東部に分布するサラセニアで、属中で最も小さいと言われるコンパクトな種です。 パッと見はダーリングトニアを小さくしたような感じの見た目で、デザイン的にも他のサラセニアとは一線を画すユニークな種ですね。 かなり水位の高い湿地に好んで生えるため自生地ではしばしば水没することもあるらしく、そのようなときには水中のプランクトンやオタマジャクシなどを捕らえることもあるそうです。 ホントかよ?って感じですが実際に水中でオタマジャクシを捕らえている様子が記録されているので、まぁ一応は事実ということになるんですかね。 一見訳の分からないデザインに見えますが実は水陸両方で機能することが出来るハイスペックな食虫植物なのかもしれません。 基本的にはロゼット径15cmほどの小型種ですがジョージア州とフロリダ州に跨がるオケフェノキー湿地産のものは非常に大型化し、変種オケフェノキーエンシスと呼ばれ区別されております。 ちなみにこの個体もオケフェノキーエンシスとして購入したもので、現在のロゼット径は22cmくらいでしょうか。 恐らくまだまだ大きくなるものと思われます。 ところでこのプシタシナというサラセニアは僕のHN「ぷっしぃ」の語源でもあり、お気に入りのプシタシナに「ぷっしぃ」と名前を付けて呼んでいたことがこのHNの由来ということになるわけです。 なので下ネタとは一切関係は無く、もし下ネタだと思っている方がいらっしゃいましたらそれはもう完全なる誤解だということになるわけですね。 そもそも僕自身は下ネタとか全く興味が無いわけですし、ってかどっちかって言うと純粋無垢な部類の人間なわけですし。 なのでそもそもプシタシナに「ぷっしぃ」という名前を付けたのも全くの偶然なんですよね〜 信じるか信じないかは、あなた次第です。
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ぷっしぃ
国産食虫植物の赤花ナガバノイシモチソウ。 アフリカ大陸からアジア、オーストラリアの熱帯域に広く分布する大型のドロセラ。 日本では白花の系統と赤花の系統が自生しており、赤花に関しては愛知県内にある2カ所の低湿地でしか見ることの出来ない非常に数の少ない植物だと言えますね。 葉の長いイシモチソウという意味でこの名がありますが系統的には全く異なる種で、イシモチソウが塊茎性の多年草なのに対しこちらは匍匐性の一年草で種子により越冬します。 春に発芽した苗は盛夏の頃にかけて爆発的なスピードで成長し、開花結実を繰り返しながら茎を伸ばし最終的には50cmもの長さに成長することもあるようですね。 茎の所々から根を生じ、古い組織を切り捨てながらニョロニョロと地を這うように成長します。 国産の食虫植物としてはタヌキモ類に次いで植物体が大きくなるためなかなか見応えがあり、葉が長く花も綺麗なので個人的には大好きな食虫植物ですね。 最近の研究により白花品と赤花品ではDNAがかなり異なっていることが判明したらしく、別種として扱っても良いレベルの差異があるとのことです。 白花と赤花を交配しても種子が得られないという実験結果があり、見た目はそっくりだけど本質的にはかなり異なった植物ってことなんでしょうね。 2013年に赤花ナガバノイシモチソウを独立種としドロセラ・トヨアケエンシスという学名を与えたとされていますが、そのことに関しての詳しい論文が見当たらず情報ソースも曖昧ということで正直あまり認知されてない感があります。 むしろ世界的に見るとナガバノイシモチソウ(ドロセラ・インディカ)は全体的に赤い花を咲かせるものが多く、白花種よりも赤花種の方が本来のナガバノイシモチソウに近い感じがするんですけどね。 国内では赤花の方が自生地が少なく貴重だとされていますが世界的に見たらむしろ白花の方が数が少なく特異な存在だと思います。 個人的には大昔に日本まで分布を広げたナガバノイシモチソウの一群が長い年月をかけ形態を変化させたものが白花種であり、赤花種の方は比較的最近になって渡り鳥か何かが運んで来た種子により他産地の個体群が隔離分布しているものではないかと考えているのですが、どうでしょうか。 そう考えると赤花種を本来のドロセラ・インディカとし、白花種の方を日本固有の新種として独立させるのが妥当だと思うのですが。。 まぁあくまでも個人的な推測なので何の根拠もありませんし、実際には世界中に分布するナガバノイシモチソウの最低でもタイプ個体群とされるスリランカ産を始めアフリカ産や他のアジア産、オーストラリア産など各産地ごとにサンプルの採取をしDNAを解析した上で日本産の個体群と照らし合わせ相違レベルを確認しないと分からない話なので、現時点で日本産の赤花品、もしくは白花品を新種として扱うのは時期尚早と言うか先走り過ぎな気がしますけどね。 ましてや白花をインディカ、赤花を新種とする考え方は輪をかけていささか無理があると思うんです。 いや、だとしたら普通逆じゃね?赤がインディカで、白が新種じゃね?って。 更に詳しく研究してみて結果赤も白もインディカだったとしても貴重な北限の個体群であることには変わりないので、現存する自生地を保護し自生個体数と自生環境をキープすることに加えムジナモみたいに研究機関と愛好家が協力して系統維持に努めていくことが今後必要になるんじゃね?とか思うわけです。
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