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レンギョウ(連翹)の一覧

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カタバミ
4月。暖かな陽気に誘われ、草花が咲きみだれ、動物や虫たちも顔を出し始める季節。私の散歩道の道際等の草花達も、その硬い殻を脱ぎ去って、自らの容姿を奮い起こしている--- 3月からの、草花達の満面の姿、姿---その5。 早い時季から咲きだす、レンギョウ(連翹)。 ---私の散歩道の道際に、春の時季を待たずに、まだ寒さが勝る時期から、チラホラ咲き出すレンギョウ。そして、今は、その盛りとして、道際で、暖かくなった春風に、その黄色い花弁を揺らしていた。 ・レンギョウ<連翹、別名 レンギョウウツギ<連翹空木>>(モクセイ科 レンギョウ属) 中国を原産とする落葉低木。丈夫な性質を持ち、公園や道路の植え込み、寄せ植えの花木として広く使われる。日本へ渡来したのは1681年~1683年の間とされる。 英語ではゴールデンベルと呼ばれ、その名のとおり3~4月になると枝一面に鈴のような黄色い花を鮮やかに咲かせる。狂い咲きも多く、真冬以外はチラホラと花を咲かせる。 花は合弁花と呼ばれるタイプの花で、四枚の花びらがあるように見えるが、根元は筒状になって合体している。花の内側はオレンジ色を帯び、小さな花に彩を添える。雌雄異株。 花の後にできる堅い実は卵型で先端が尖る。煎じた果実は漢方薬の「連翹」として利尿、解毒、消炎等に効果があるとされる。 葉は長さ4~8センチ、幅3~5センチの小さな卵形で、先端付近にのみ縁にギザギザがある。通常は枝から対になって生じるが、若い枝では3枚一組に生じる。 株立ち状に育つ枝は淡い黄褐色で、若い枝にはトゲのような「稜」が不規則に生じる。枝は弓なりに伸び、地面に接した箇所から根が発生する性質を持つ。中が空っぽであるためレンギョウウツギ(空木)という別名が。 <レンギョウの品種> 上記のレンギョウの他に、下記の品種等がある。 ・ヤマトレンギョウ 日本に自生する唯一の品種で、石灰岩の山地に見られる。 ・ショウドシマレンギョウ 瀬戸内海の小豆島の石灰岩地に分布。 ・シナレンギョウ 中国原産種。レンギョウより樹高が低く、枝が立ち上がり気味に育つ。また、花の時期はレンギョウよりやや遅い。1681~83年(天和年間初期)に日本へ渡来。 ・チョウセンレンギョウ 朝鮮半島原産種。シナレンギョウと似た性質を持つが、葉はギザギザが少なく細長い。 ・ショドシマレンギョウ ヤマトレンギョウの変種で、小豆島のみに分布。葉と同時に咲く花は他のレンギョウほど鮮やかな黄色にはならないが、崖から枝垂れるように伸びる姿に風情がある。 ・アイノコレンギョウ ヤマトレンギョウとシナレンギョウを交配させて作られた園芸品種で、より大きな花が咲く。 ・セイヨウレンギョウ                       バルカン半島原産種。アルバニア、セルビア、モンテネグロの一部に自生。   (以上、出典・参考; 庭木図鑑 植木ペディア 、レンギョウ Wikipedia) <レンギョウ属> (以下、出典・参考; レンギョウ Wikipedia) 日本の公園や庭木などで「レンギョウ」として一般的に植栽されているのは、レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウである。 耐寒性耐暑性に優れているため、日本全国に分布している。大気汚染や病虫害にも強く、どんな土壌でもよく育つことから、庭木、公園、垣根に用いられることが多い。 これら3種はよく似ているが、幹を縦に切ると、レンギョウは芽の出る部分以外が中空、シナレンギョウは芽の出る部分を含み細かい梯子状の髄があり、チョウセンレンギョウは芽の出る部分以外に細かい梯子状の髄がある。 また、レンギョウ、チョウセンレンギョウの枝は弓なりに長く伸び下垂するが、シナレンギョウは枝が直立し上向きに張って伸びる傾向があるため、園芸業界では、それぞれ「シダレレンギョウ(ツルレンギョウ)」「キダチレンギョウ」と区別して呼ぶことがある。
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カタバミ
4月。暖かな陽気に誘われ、草花が咲きみだれ、動物や虫たちも顔を出し始める季節。私の散歩道の道際等の草花達も、その硬い殻を脱ぎ去って、自らの容姿を奮い起こしている--- 3月からの、草花達の満面の姿、姿---その5。 早い時季から咲きだす、レンギョウ(連翹)。 ---私の散歩道の道際に、春の時季を待たずに、まだ寒さが勝る時期から、チラホラ咲き出すレンギョウ。そして、今は、その盛りとして、道際で、暖かくなった春風に、その黄色い花弁を揺らしていた。 ・レンギョウ<連翹、別名 レンギョウウツギ<連翹空木> >(モクセイ科 レンギョウ属) 中国を原産とする落葉低木。丈夫な性質を持ち、公園や道路の植え込み、寄せ植えの花木として広く使われる。日本へ渡来したのは1681年~1683年の間とされる。 英語ではゴールデンベルと呼ばれ、その名のとおり3~4月になると枝一面に鈴のような黄色い花を鮮やかに咲かせる。狂い咲きも多く、真冬以外はチラホラと花を咲かせる。 花は合弁花と呼ばれるタイプの花で、四枚の花びらがあるように見えるが、根元は筒状になって合体している。花の内側はオレンジ色を帯び、小さな花に彩を添える。雌雄異株。 花の後にできる堅い実は卵型で先端が尖る。煎じた果実は漢方薬の「連翹」として利尿、解毒、消炎等に効果があるとされる。 葉は長さ4~8センチ、幅3~5センチの小さな卵形で、先端付近にのみ縁にギザギザがある。通常は枝から対になって生じるが、若い枝では3枚一組に生じる。 株立ち状に育つ枝は淡い黄褐色で、若い枝にはトゲのような「稜」が不規則に生じる。枝は弓なりに伸び、地面に接した箇所から根が発生する性質を持つ。中が空っぽであるためレンギョウウツギ(空木)という別名が。 <レンギョウの品種> 上記のレンギョウの他に、下記の品種等がある。 ・ヤマトレンギョウ 日本に自生する唯一の品種で、石灰岩の山地に見られる。 ・ショウドシマレンギョウ 瀬戸内海の小豆島の石灰岩地に分布。 ・シナレンギョウ 中国原産種。レンギョウより樹高が低く、枝が立ち上がり気味に育つ。また、花の時期はレンギョウよりやや遅い。1681~83年(天和年間初期)に日本へ渡来。 ・チョウセンレンギョウ 朝鮮半島原産種。シナレンギョウと似た性質を持つが、葉はギザギザが少なく細長い。 ・ショドシマレンギョウ ヤマトレンギョウの変種で、小豆島のみに分布。葉と同時に咲く花は他のレンギョウほど鮮やかな黄色にはならないが、崖から枝垂れるように伸びる姿に風情がある。 ・アイノコレンギョウ ヤマトレンギョウとシナレンギョウを交配させて作られた園芸品種で、より大きな花が咲く。 ・セイヨウレンギョウ                       バルカン半島原産種。アルバニア、セルビア、モンテネグロの一部に自生。   (以上、出典・参考; 庭木図鑑 植木ペディア 、レンギョウ Wikipedia) <レンギョウ属> (以下、出典・参考; レンギョウ Wikipedia) 日本の公園や庭木などで「レンギョウ」として一般的に植栽されているのは、レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウである。 耐寒性耐暑性に優れているため、日本全国に分布している。大気汚染や病虫害にも強く、どんな土壌でもよく育つことから、庭木、公園、垣根に用いられることが多い。 これら3種はよく似ているが、幹を縦に切ると、レンギョウは芽の出る部分以外が中空、シナレンギョウは芽の出る部分を含み細かい梯子状の髄があり、チョウセンレンギョウは芽の出る部分以外に細かい梯子状の髄がある。 また、レンギョウ、チョウセンレンギョウの枝は弓なりに長く伸び下垂するが、シナレンギョウは枝が直立し上向きに張って伸びる傾向があるため、園芸業界では、それぞれ「シダレレンギョウ(ツルレンギョウ)」「キダチレンギョウ」と区別して呼ぶことがある。
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