石川啄木歌碑『しらじらと氷かがやき　千鳥なく　釧路の海の冬の月かな』 ※みどりのまとめ「釧路は素敵なまちでした」より。 〈釧路市にて/2020.10〉 🏷️石の日 🏷️雲仲間

今日４月１３日は啄木忌 岩手県出身の歌人・石川啄木の1912年の忌日。肺結核により27歳で亡くなった。 代表作「一握の砂」より ○東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる ○ 頬につたふ なみだのごはず 一握の砂を示しし人を忘れず ○ はたらけど はたらけど猶わが生活（くらし）楽にならざり ぢつと手を見る ・・・少し自虐的な部分も持ちつつ読む者をハッとさせるような驚きと共感を与えてくれる啄木の詩をまた読みたくなりました。

今の町田市の白い花 春の俳句より ○しばらくは　花の上なる　月夜かな　松尾芭蕉さん 花はサクラに限らず読み手の想像にまかせる句だそうです。 ○ 白梅や　ひと日南を　あこがれぬ　石川啄木さん ○ 菜の花や　月は東に　日は西に　与謝野蕪村さん 今回菜の花は撮影できませんでしたが散歩では見かけます。 花を季語にした句は現在でも通用する事がなんだか嬉しいですね！

あるアンケートによりますと、「桜」といえば？ という質問に対する答え。 第３位 花見 第２位 桜吹雪 そして栄光の第１位は？ ・・・ ソメイヨシノ！ まぁ順当な感じですな。 今回は第２位の 桜吹雪についてお話ししいと思います。 さて、自分が桜吹雪と聞いて頭に思い浮かぶのは、１９９２年 「愛は地球を救う」で生まれた作詞 谷村新司さん 作曲 加山雄三さんの名曲「サライ」です。 タイトルの意味はペルシア語で家や宿だそうです。 歌詞 遠い夢すてきれずに 故郷(ふるさと)をすてた 穏やかな春の陽射しが ゆれる小さな駅舎(えき) 別離(わかれ)より悲しみより 憧憬(あこがれ)はつよく 淋しさと背中合わせの ひとりきりの旅立ち 動き始めた 汽車の窓辺を 流れゆく景色だけを じっと見ていた サクラ吹雪の サライの空は 哀しい程青く澄んで 胸が震えた この歳になってあらためて読み直すと心にしみてくる曲です。 そんな想いを込めて根川緑道で桜吹雪をイメージした写真を撮りました。 桜吹雪そのものはスローシャッターを使用しないと無理があり、自分はスマホカメラなので諦めました。 なので自分のは「桜吹雪 印象」です。 東京で桜を見るのは今度の土日が最後になりそうです。 皆さま最後の桜を見にお出かけください。 ではまた！

おはようございます！ みなさんはお花見に行かれましたか？ 昨日自分は休みだったので一人で 立川の根川緑道に行ってきました。 立川南駅からモノレールに乗り一つ目の駅、柴崎体育館駅で降りてすぐのところに根川緑道があります。 この日の東京は気温２２度！ 南風も吹いて暑く絶好の花見日和になりました。午後１時に到着すると家族づれやお年を召した方々がほろ酔い加減でお花見をしている姿が微笑ましく感じます。 緑道を歩いて感じ事はこの道は本当に水辺の近くを歩けますので子供が水遊びや釣りを気軽に楽しめる家族連れに嬉しい緑道であり、水辺が近いのでサクラと水面に写るサクラとがとても美しいです。 多摩川の あさき流れに 石なげて あそべば濡るる わが袂かな 若山牧水 明治４４年 ２６歳の作品。 牧水は旅の歌人、酒の歌人、恋の歌人として友人石川啄木の「一握の砂」と共に明治末年の歌壇の主流になっていました。 という碑があります。 お花見の季節は是非この１・３キロある根川緑道を散策される事をオススメします。 今度は家族で訪れたい場所です！ ではまた！