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luna
🪴草花たち  その251     ヤブカンゾウウ (藪萱草) 夏らしい鮮やかなオレンジ色の花で 存在感があります。 本当に綺麗で見惚れて時間を忘れてしまいそう。     (๑˘ ˘๑) * 。.:**:¨°*・..。.:*☆   ☀️ *・゜゚・*:.。..。.:*・''・🏝* ✨:.。.🐬 .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ススキノキ科(ワスレグサ科/ユリ科)   ワスレグサ属 🔸学名   Hemerocallis fulva var. kwanso 🔸英名   common yellow day-lily   daylily 🔸別名   オニカンゾウ (鬼萱草)   ワスレグサ(忘れ草) 🔸由来  ❇︎ワスレグサ(忘れ草)   花が一日限りで終わると考えらていたため。   蕾を乾燥したものや、新芽を食べると、憂(心配)い   を忘れることができたことに由来。  ❇︎ヤブカンゾウ   藪に育つカンゾウという意味。   カンゾウ(萓草)とは、この美しい草花を見ている   と、物をも忘れるという故事からの漢名。 🔸原産地   日本(北海道、本州、四国、九州)   中国 🔸花期   7月〜8月 🔸花色   赤  橙 🔸結実   しない 🔸特徴   多年草。草丈50~100cm。   川の土手や野原にはえる。   古くに中国から渡来したと考えられている。   長く這う根茎があり、根にときに紡錘状の膨らみ   がある。   葉は2列に根出して並ぶ。葉は単葉で線形。   花茎の先に2出集散花序(岐散花序)を出し、分枝の   先に八重咲きの花が上向きにつく。雄しべと雌しべ   が弁化して八重咲きになっている。完全に弁化して   いない雄しべもまじる。花茎の上部には小さな苞が   ある。花被片の先がやや反り返る。   結実しない。   蕾や根、葉を薬用とする。若芽や若葉、花は   食用可。
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🪴草花たち  その247     タケニグサ(竹似草、竹煮草) 草丈が高く、この出立ちが涼しげで魅力的に見えます。 オレンジ系の種の色と、 蕾と思われる白のコントラストが綺麗です。 面白いことに、 花弁はなく萼片も開花と同時に落ちるのだとか。 説明文を読みながら、 この糸状のものは雄蕊か… オレンジ色のものは結実したばかりのところなのだな… これが熟すと薄茶色ということなのか… …とまぁ、何となくわかった気分に        ( ̄▽ ̄;) 種はエライオソームがあり、蟻が運ぶのだそうで、この子も始めは蟻が運んで来たのでしょうか???  ●︎🐜💦 ちょっと夢があるかもしれません。 しかし、茎を切るとオレンジ色の汁が出てきて、 アルカロイドが含まれ有毒です。 小心者なので、次回からソーシャルディスタンスです。   ☀️ *・゜゚・*:.。..。.:*・''・🏝* ✨:.。.🐬 .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ケシ科 タケニグサ属 🔸学名   Macleaya cordata 🔸英名   plume poppy   five-seeded plume-poppy 🔸別名   チャンパギク (占城菊)   ささやきぐさ 🔸由来  ❇︎タケニグサ(竹似草)   茎が中空で竹に似ている草なのでついた名。  ❇︎チャンパギク(占城菊)   エキゾチックな印象でインドシナのチャンパ   (メコン川下流にあった国の名)辺りから渡来した   ものと考えらたことに因む。  ❇︎ ササヤキグサ(囁き草)   果実が風に揺れるとさやさやと音を立て、風が竹林   を渡るときの音に似ていることに因む。 🔸原産地   本州  四国  九州   中国  台湾 🔸花期   6月〜8月 🔸花色   白 🔸結実   8月〜10月 🔸特徴   多年草。草丈1~2m。日当たりのよい荒れ地などの   やせた土地に多くはえる。   パイオニア植物(先駆植物)。   茎は円柱状の中空で太く、切るとオレンジ色の汁   が出る。この液体は猛毒のアルカロイド成分で、   かつてはウジ虫の駆除に使われた。   葉は互生する単葉で広卵形で羽状に中裂する分裂葉。   裏面は白色で、細かい毛が密にはえる。   茎先に大きな円錐花序を出し、萼片は2個で白色、   長さ約1cmの倒披針形で開花直前に散り落ちる。   花弁はない。雄しべは多数あり、花糸は糸状、葯は   黄白色で長さ3-4mmの線形。花柱は短く、柱頭は   太くなって2裂する。   果実は長さ2cm、幅0.5cmの扁平な蒴果。種子は   黒色で少数、エライオソームがついておりアリに   よって運ばれる。
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🪴ベランダの花たち  その14      カワラナデシコ(河原撫子) 20年ほど前にタネから育てましたが、 花は綺麗だけれど、 草丈がヒョロヒョロととにかく高くなり、 どうしたものか状態になりました。 こちらは、改良種だそうですが、 花農家さんが育てた花苗だけに 綺麗に纏まっています。 花数も多く この優しい花色と花弁のヒラヒラに 魅了されてしまいます。 絶滅危惧種に指定している自治体もあるようです。        (๑˘⌣˘๑) * 。.:*♡ 📍 「我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む」 (私の庭に蒔いた撫子は、いつになったら咲くで   しょうか。(咲いたら)あなただと思って見ようと   思っています。) 万葉集  大伴家持 📍 「高円の 秋野の上の なでしこの 花うら若み 人のかざしし なでしこの花」   (高円の秋の野のなでしこの花、まだ若々しかった   ので、あなたは髪飾りにしたのでしたね。なでしこ   の花を。) ※ 丹生女王が大宰帥大伴卿:大伴旅人)に贈った歌 万葉集  丹生女王(にふのおおきみ) 📍 「草の花は、なでしこ。唐のはさらなり。             大和のもいとめでたし。」               枕草子  清少納言 🏷19日はピンクの日!(パールパーティさん主宰) 🏷ピンクの日 🏷ピンクワールドへようこそ 🏷ピンクワールド      ☀️ *・゜゚・*:.。..。.:*・''・🏝* ✨:.。.🐬 .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ナデシコ科 ナデシコ属 🔸学名   Dianthus superbus var. longicalycinus 🔸英名   Fringed pink 🔸別名   ヤマトナデシコ (大和撫子) 🔸由来   河原に生えて、可憐な花を「撫子(なでしこ)」と言うことに由来する。 🔸原産地   日本(本州、四国、九州)   朝鮮  中国  台湾 🔸花期   7月〜10月 🔸花色   桃 🔸特徴   多年草。草丈30~80cm。日当たりの良い草原や   河原に自生する。   秋の七草の一つ。『万葉集』『源氏物語』『枕草子』   に登場する。    ナデシコ属は世界に300種ほどある。比較的容易に   種間雑種が生まれ園芸品種も多く、ダイアンサス類   の交配親となっている。   日本では江戸時代、盛んに様々な変わり花が栽培   され、古典園芸植物の1つ。「伊勢(松阪)   ナデシコ」は三重県指定の天然記念物。   茎は直立して、上部で枝分かれし、節が膨らむ。   葉は対生する単葉で線形~披針形、粉白色を帯びる。   葉の基部は茎を抱く。   茎の先に集散花序を出し、まばらに花がつく。   花序の基部には3~4対の苞があり苞の先はとがる。   花径4~5cmほどで淡い紅色の5弁花。花弁は   先端が深く糸状に裂ける。   果実は円筒形の蒴果で熟すと先が4裂し、黒い種子   を出す。   全草、種子を薬用とする。  
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🌳木の花たち  その239    オオベニウツギ(大紅空木) 色が変化する花組② 遠くからでも一際目をひくお花です。 見ての通り美しい可愛いらしい花が咲き、基本色は濃紅色ですが、この木のようにピンクから白に花色が変化する品種や葉に斑が入る品種もあるようで、庭木としても人気だそうです。 なんと、 CR:絶滅危惧IA類だそうです。 そう聞くと… 挿木で増やせるらしいしぃー、 まだ空いているところあるしぃー、 可愛いしぃー(∩´ ◡ `∩)💕 🏷あっ火曜日 🏷ピンクワールドへようこそ(yukoさん主宰) 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   スイカズラ科 タニウツギ属 🔸学名   Weigela florida 🔸英名   Old fashioned weigeria 🔸別名   カラタニウツギ (唐谷空木)   オオタニウツギ (大谷空木) 🔸由来  ❇︎「Weigela」 ドイツの植物学者 Christian Ehrenfried   von Weigel への献名  ❇︎「florida」 「花が満開の」の意味 🔸原産地   日本(九州:福岡県古処山山頂)   朝鮮  中国北部  モンゴル 🔸花期   5月〜6月 🔸花色   赤  紫  桃 🔸特徴   落葉低木。広葉樹。樹高1~3m。若い枝には稜が   あり、稜の上にのみ毛がはえる。   葉は対生する単葉、広楕円形で、表面にはまばら   に短毛がはえ、両面とも中央脈上に毛が多くはえ   る。縁には鋸歯がある。   葉腋や枝先に散房花序を出し、花を2~3個ずつ   つける。濃い紫紅色で、花冠は上がやや鐘状に   広がる漏斗形で、先が5裂する。雄しべは5個。   果実は長さ2~2.5cmの細い筒形の蒴果。熟すと   先端部と中軸を残して2裂し、細かい種子を出す。 
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🌳木の花たち  その238     スイカズラ(忍冬) 色が変化する花組① 植え込みの中に顔を出していたスイカズラです                ੧(´ ︶`*) 黄色味を帯びているので、開花してから時間が経っているようです。 開花時期の違いによって、白いお花だったり、黄色いお花だったり、濃淡の花色が綺麗です🤍💛 🏷あっ火曜日 🏷幸せの黄色いお花 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌿🌿🌿'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   スイカズラ科 スイカズラ属 🔸学名   Lonicera japonica var. japonica 🔸英名   Japanese honeysuckle 🔸別名   スイカズラ(吸葛)   ニンドウ (忍冬)   キンギンカ (金銀花) 🔸由来  ❇︎「吸葛」 子どもたちが花を加えて、甘い蜜を吸っていた   ことから。  ❇︎「忍冬」   寒い冬を耐え忍ぶように緑の葉っぱを茂らせ続け   る姿に因む。  ❇︎「金銀花」   花色が白から黄色へと徐々に変化する姿に因む。 🔸原産地   日本(北海道南部~南西諸島)千島列島   朝鮮  中国  台湾 🔸花期   5月〜7月 🔸花色   淡紅色を帯びる白色から黄色へ変化する 🔸結実   9月〜12月 🔸特徴   半常緑つる性低木。山野にふつうに見られる。   つるは右巻きで、下部は木質化する。   葉は対生する単葉、卵形~長楕円形で裏面に多く   毛がはえる。葉は全縁、早春の葉や貧弱な徒長枝   ではしばしば羽状に切れ込む。   花は葉腋に2個ずつ並んでつき、基部に1対の卵形   の苞がある。2唇形で上唇は4裂し、下唇は細長   く垂れ下がり、5本の雄しべが長く突き出る。   甘い香りがあり、蜜も豊富。   果実は径5~7mmの球形の液果で黒く熟す。   蕾や茎葉を生薬になる。
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🌳木の花たち  その231    クロガネモチ(黒鉄黐) クロガネモチの小さな花が咲きました。 白い花だとばかり思っていたので、 ピンク色の花は予想外でした 👀! よく見ると、花の作りが興味深いです。 調べてみたら、 これは雌花で、花弁は5枚。 その間に見える、花弁より濃い淡紫色のものは、退化した雄蕊でした。 クロガネモチの木は何本かありますが、 同じ花ばかりでしたので、 雄花には出会えなかったということになります。 雄花は、顕微鏡で見るような海洋生物か宇宙生物の ようなユニークな花姿をしています(*゚▽゚*) 写真が撮れないことが悔やまれます。笑 🏷木曜は木の花 🏷ちっちゃいものクラブ(にゃんママさん主宰) 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸花期   5月〜6月 🔸花色   淡紫色 🔸花の特徴   今年出た枝の葉腋に散形花序を出し、小さな   5~6弁花 の花を2~7個の花をつける。   花序の柄は長さ約1cm。花柄は長さ2〜5mm。   花弁は4〜6個、楕円形で長さ約2mm。   萼片は4〜6個。   雄花には4〜6個の完全な雄しべと退化した小さな   雌しべがある。   雌花には雌しべと退化した雄しべがある。   子房は球形、花柱はなく、柱頭は1個。
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🪴草花たち  その208     コバノタツナミソウ(小葉立浪草) タツナミソウ??? 何か違うような気がするなぁー👀 と思ったら、 当たっていたようで、 変種であり、園芸品種でもある 「コバノタツナミソウ」であることがわかりました。 違いは、大きさ。 一番わかりやすいのは、葉っぱの鋸歯の入り具合で コバノタツナミは鋸歯が3〜7対に対し、 タツナミソウは7〜14対と圧倒的に多いのです                 …ε-(´∀`; ) 陽射しが入りカメラ画面が真っ暗。 感覚でシャッターを押したら、 どこにピントがあっているのやら… の写真しか撮れませんでした😑 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   シソ科 タツナミソウ属 🔸学名   Scutellaria indica var. parvifolia 🔸英名   unknown 🔸別名   コタツナミソウ (小立浪草)   ビロードナミキ   ビロードタツナミ 🔸由来  ❇︎コバノタツナミ   葉が1cm程と小さく(タツナミソウは1.5-3cm)   花が一方向を向いて重なりあう様子を打ち寄せる   波に例えた。  ❇︎ビロードタツナミ   葉に毛がありビロードのように見えることに因む。 🔸原産地   日本(本州:伊豆半島以西~九州) 🔸花期   5月〜6月 🔸花色   青紫色 🔸特徴   多年草。山野草。雑草。草丈5~20cm。   太平洋側の海岸近くの山地の木陰でみられる。   短い根茎をもつ。全体にビロード状の短毛が密に   はえる。   タツナミソウの変種で全体にひと回り小さい。   茎は断面が四角形で、基部が倒れて長く這い、   上部が立ち上がる。   葉は対生する単葉で広卵形~三角状卵形。縁に   3~7対の鈍い鋸歯がある。   茎先に長さ3~8cmの総状花序を出し、花は   一方向に偏る。花冠は2cmほど、筒部が基部で   折れ曲がって立ち上がる唇形花で上唇はかぶと状   で下唇は3裂。下唇には紫色の斑点がある。   果実は分果。
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🪴草花たち  その199    スイバ(酸葉) 食べられる草① GSで拝見して、 スイバって綺麗な色しているんだなぁ と思ってから、見つけたかったお花。 このピンク色のお花が可愛い💕と思えるのですが、 何と雌雄異株の雌花でした。 この写真だと、わかりにくいですが、 ピンク色のは糸状の柱頭というものらしいです。 直径2mmの中の世界です。 団扇状になっているのが内花被片で、 中に種子が入っているのだそうです。 次は、雄株を探したくなりました。 日本では、山菜なんだそうで、食用可です。 気がつき始めたら、 フツーにその辺にあちらこちらに生えてました。 ↑私は、食べてみたことはありません💧   🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   タデ科 ギシギシ属 🔸学名   Rumex acetosa 🔸英名   common sorrel   sorrel   garden sorrel 🔸別名   ソレル   スカンポ (酸模)   スイッパ   …地方名は200以上 🔸由来   茎や葉を口に入れて噛むと酸っぱいことから   「酸い葉(スイバ)」。 🔸原産地   日本(北海道~九州)   北半球温帯 🔸花期   5月〜8月 🔸花色   雌花 赤   雄花 黄色 🔸結実   花後 🔸特徴   多年草。草丈30~100cm。堤防や田のあぜ、道端   などでみられる。雌雄異株。   江戸時代の幾つかの本草書に「酸模(さんも)」   としてスイバと読ませて書かれている。   太く短い黄色の地下茎がある。   茎は円柱状で赤みを帯び、縦に筋が入る。   葉には根出葉と茎葉があり、長楕円状披針形。   根出葉や茎の下部の葉では葉柄がある。茎の   上部の葉では無柄または基部が茎を抱く。   茎先に円錐花序を出し、小さい花を密につける。   花冠はない。雌花の柱頭は赤いため、雌花序は   赤く見える。雄花序は淡い黄色。   果実は痩果で翼状に発達した萼に包まれている。 🔸その他   日本では若葉を山菜として食べる。   ヨーロッパでは野菜として利用される。   根や花を薬用として用いる。   葉はハーブティーにもなる。   シュウ酸を含み、大量に食べると中毒の恐れが   あり要注意。
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🌳木の花たち  その215     フジ(藤) 藤の花が綺麗でした。 万葉集には藤を詠んだ歌が26首あります。 📍藤波の 散らまく惜しみ 霍公鳥          今城の岡を 鳴きて越ゆなり                詠み人知らず (藤の花が散るのが惜しくて、霍公鳥が今城の岡を鳴き越えています。) ※「今城の岡」は奈良県吉野郡大淀町の今木ではないかといわれている。 📍 藤波の 影なす海の 底清み         沈く石をも 玉とぞ我が見る                  大伴家持 (藤波が影を映す海の底が清らかなので、沈んでいる石もまるで玉のように私には見えます。)                 <万葉集> 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   マメ科 フジ属 🔸学名   Wisteria floribunda 🔸英名   Japanese wisteria 🔸別名   ①野田藤   ②紫草   ③松実草   ④二季草 🔸由来 ①野田藤の由来   大阪市福島区野田近辺が、江戸時代から藤の名所   とされていたことに因む。 ②紫草の由来   奈良時代ごろまで紫色の染料に用いられる「紫根」   を指していたが、平安時代に入り「紫」という   色彩表現が定着し、この頃より紫色の花という   意味で「紫草」とよんだ。 ③松実草の由来   藤の花が松を見ているように感じられる事に因む。   古来、藤の花は振り袖に見えることから女性に、   松は幹が太くどっしりと構えている姿から男性に   例えられて来た。松と藤は夫婦や男女仲の睦まじ   さを表すために並べて植えられることも多く、   この異名がつけられたとされている。 ④二季草(フタキグサ)   藤の花が春と夏の2つの季節に花を咲かせること   に因む。開花時期が4月~5月と立夏を過ぎても    花が咲き、旧暦では春と夏の二季に渡って咲く   ことから。 ⑤藤の由来  ❇︎「吹き散る」という言葉が由来。  ❇︎中国では「藤」という文字に「ツタ」という意味   があることから「藤」という文字が使われるよう   になった。  ❇︎江戸時代の儒学者・新井白石が書いた辞書「東雅   (とうが)」で「フシ」がなまったもので「節の   ある藤生(ツタ植物)のこと」と記されている。 🔸原産地   日本(日本固有種) 🔸花期   4月〜6月 🔸花色   紫色~淡い紅色 🔸特徴   蔓性落葉広葉樹。蔓は長さ20mほどになり右巻き   (上から見て時計回り)で、他物に絡みついて   登る。山地の林縁や明るい林内で見られる。   葉は長さ20~30cmの互生する奇数羽状複葉で、   長さ4~10cmの狭卵形で全縁の小葉が11~19枚。   始め毛があるが成葉ではほぼ無毛。   枝先の葉腋から下垂する長さ20~90cmの   総状花序に多数の花をつける。蝶形花で横向きに   咲き、花序の基部から先端に向かって順番に開く。   花序の軸と小花柄には白色の短毛が密生する。   果実は長さ10~19cm、幅2~2.5cmの扁平な   豆果で、表面にビロード状の短い毛が密生する。   豆果の莢はかたく、冬に乾燥するとねじれるよう   に割れて中の種子を勢いよく飛ばす。種子は   径11-12mmの扁平な円形で、光沢のある褐色。 🔸その他 ①『古事記』『万葉集』に登場する。 ②文様や意匠として古くから用いられ、家紋としても  使われている。
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