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蔓茘枝の一覧

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醜男
苦瓜(ニガウリ)/ゴーヤー/蔓茘枝(ツルレイシ) ウリ科ニガウリ属のつる性一年草。熱帯アジア原産で、江戸時代初期に中国から渡来した。中国南部から東南アジア、台湾、沖縄では重要な野菜である。沖縄県には1429年、尚巴志が三山を統一して海外との交流が盛んになり、各種の農用植物も移入され、この中でニガウリも中国から導入され栽培が始まったとされる。九州でも野菜として栽培するが、それより北では観賞用の栽培が多かった。今ではゴーヤーの名で一般消費されている。茎は5角状で品種によって色は異なり、淡緑色から濃緑色がある。巻きひげは各節にあり、単一か2、3本に分岐する。葉は掌状で5~9裂し、切れ込みの深さは品種によって異なる。葉色は淡緑色から濃緑色があり、葉形は切れ込み葉の先端が尖るものから丸いものまで多様性がある。花期は7~9月。雌雄同株で雌雄異花。黄色で径約2㎝ほどの花を葉腋につけるが、一般的には雄花が多く雌花は少ない。果実は短楕円形から長円筒形で先が尖る。果皮はいぼ状の突起に覆われる。果色は白色から淡緑色、緑色まである。果実は熟すと尻部から橙色に変化し、あとに果実は裂け、内部から赤くなった種衣が種子と一緒に落ちる。観賞用として棚仕立てや垣根仕立てにして熟した果実を鑑賞する。 開花後、15~20日の未熟果を食用に収穫する。加熱にも強い豊富なビタミンCとモモルデシンと呼ばれる爽やかな苦味成分で健康野菜として人気が高い。ビタミンCの含有量が極めて高く、ミネラル分も多い。未熟果の種子部を取り除き、薄切りにして焼き物、炒め物とするが、豆腐や豚肉との相性が良い。天ぷらや酢の物、ジュース、ゼリー、ゴーヤー茶にもする。 ウリ科で果皮が苦いため苦瓜(ニガウリ)と呼ばれる。沖縄ではゴーヤーと呼ぶ。単にレイシと呼ぶこともあるが誤用である。 出典『食材図典』『最新 農業技術 野菜』
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