5/14㈯④ 大船フラワーセンターの桜⑭ 八重桜 泰山府君(たいざんふくん) 花の外側が白く、中心が淡紅色。 ヤマザクラとシナミザクラ(支那実桜)の種間交雑種です。 ※シナミザクラ…支那実桜。中国では桜桃(オウトウ)と呼ばれます。食用の実がなる桜で蕊が長いです。別名 唐実桜(カラミザクラ)、支那桜桃(シナオウトウ) ※泰山府君(たいざんふくん)とは、中国の道教の神様の名前です。人の生死を司る神様で、日本ではスサノオノミコトのもとにいます。仏教では閻魔大王のもとにいるとされています。 🌸世阿弥の金剛流の謡曲『泰山府君』では、 中世(平安時代後期)、桜町中納言は、見事に咲く桜の花が散ってしまうのが悲しく惜しくて、泰山府君に桜の花の延命を願いました。 天女が降りてきて桜を一枝折り天に昇りました。 やがて泰山府君が現れて、桜を折った天女を叱り、桜町中納言の願いを聞き入れて桜の花の寿命を伸ばしてくれて、21日も散るのが伸びました🌸 泰山府君…安倍晴明も生き返りの祈りを泰山府君に願っていたシーンがありました💡 この桜も江戸時代から明治時代にかけて荒川堤で栽培されていた品種です。 梅を見に行った時に、この名札を見て、どんな桜の花が咲くのか楽しみに待っていました。出会えてとっても嬉しかったです☺️🌸💮🌸💮🌸💮 今回大船フラワーセンターのこの場所で、4/16にはもう散ってしまっていた桜は 白い八重桜『白妙(シロタエ)』 珍しい二段咲き八重桜『妹背(イモセ)』一重咲きの『嵐山(アラシヤマ)』 一重咲きの『加賀の曙カガノアケボノ』 です。来年は是非出会いたいと思います♪ この場所ではあと御衣黄桜と欝金桜、閑山が咲いていましたし、大船フラワーセンターの違う場所で咲いていた桜もありました💡まだ紹介していきますね😉

桜「泰山府君」という品種です。 八重咲きで淡紅色、花弁数50〜60 。 名前にも重みがある綺麗な桜でした。 4／4撮影