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ブラサボラ・ノドサの一覧

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良し、行くぞう
ブラタモリのどか改めブラサボラ・ノドサ。 購入時から謎のツノを生やしていたのだが、少しずつ大きくなってきた。 君は花芽なのか。どうなんだ。 頼む!教えてくれ! じゃないとあいつが…あいつが…ッ やはりそう言って肩を揺さぶりたくなるが、硬い葉がバインバインと揺れるだけなのでそっとしておく。 何より、花芽だろうが新葉だろうがどっちだっていいのだ。 実は今年に入って我が家では 「ランが咲かない問題」について白熱した議論を展開していた。 自分は 「まだ幼いから花がつかないだけで、心配などいらない」 と主張するのに対し、家人は 「光と湿度が足りないから咲くもんも咲かないんだ」と言って譲らない。 それではこちらの管理不行届きだと言いたいのか。 毎昼夜霧吹きは欠かさないし、洗濯物を干したらベランダから光が入る場所へ全員移動しているぞ。 洗濯物のおかげで遮光率30~50%が自宅で再現できているのだ! 主婦の知恵袋だ! それを足りないとは何だ! ダッフンダ! こちらがどれほどダッフンダと言っても、見事に咲く他人様のラン写真を見てコンプレックスを拭い去れない家人もダッフンダと言う。 「咲く・咲かない」という、何の肥料にもならない不毛な罵り合いに疲れた数日後、Amazonから小包が届いた。 全くなんて野郎だ。 届いたのは、家人が注文した植物育成用の紫外線照射ライトだったのだ。 身銭を切ってまで光量不足を証明したいのか。 全くなんて野郎だ。 腹が立つから早速つけてやった。 それからしばらく経つ。 今度はライトをつける時間帯でモメているが、まぁランたちとしてはまんざらてもなさそうなのが却って悔しいのだ。 ライトのスイッチを入れながら歯ぎしりしている。 おかげと言っちゃ癪に触るが、ブラサボラのツノは順調に大きくなっている。 これが花芽なら嬉しいが、新葉だったとて嬉しいのだ。 なぜなら、(ライトを導入したところで)生えたのは葉だったねと言えるからだ。 ライトのおかげによる花芽を邪魔する気はないが、もしこれが葉だったら、ライトを導入したところで結局ランの気分次第なんだよと、逆にこちらが証明してやりたい。 ランが元気でいるならば、花が咲こうが咲くまいがランに任せておきたいのだ。 なのでもう一度言う。 蕾でも葉でも、どっちだって良い。 元気が一番なのだ。 葉は真っ直ぐシャキッとしているが、自分は若干ひん曲がったような気がしている。
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良し、行くぞう
ブラサボラ・ノドサ Brassavola nodosa うっかり「ブラタモリのどか」という韻を踏んでしまいそうなので、こちらも書いてメモをした。 「生産者さん追っかけショッピング」にて購入したもうひとつのランがこちらである。 すんごい尖っている人。 ガッチガチに尖ったランなど初めてだ。花は無くともこの硬さがたまらない。 前回投稿したサーコキラスa.k.aサー子ちゃんは香りそうで香らない花なのに対し、このトンガリ君は緑×白の香りつき花が咲くらしい。 どのような香りなのか生産者さんに伺ったところ、 「なんというかこうスーッとするにおいね!」 とのことだった。 出た。このスーという形容詞。 ウン十年生きてきた自分は、フローラル系、シトラス系、ムスク系、サロンパス系などの香調が、すべて 「スー」の一言で表現されているのを幾度となく見てきた。 つまり「スーッとする」という形容詞は汎用性が高い反面、自分なりのスーを思い描いてしまうと肩透かしを食らうおそれのあるワードなのだ。 ここは慎重に、慎重に。 夜半、気になって海外の植物フリークのSNSを覗き、このブラサボラの香りについてコメントしているカリフォルニア在住の男性を見つけた。 「丁子(クローブ)とナツメグを合わせたような、甘くて美味しそうな香りが夜に匂ってくるぜ」 美味しそう…だと…? 美味しそうな香りをスーッと呼んだことは一度もない。 そんなに美味しそうでスーッとするのか。 あぁ気になる。 生きてその香りを確かめねば。 しかしながらその彼が、ランだけではなく彼自身の上半身裸の写真もバンバン投稿している「上裸guy」なのもひどく気になる。 何なのだ。プロフィールにはチェロ奏者と書いてあるじゃないか。 君は脱がなくてもやっていけるだろう。 なぜ見事に咲いたランの横に立つ写真まで上裸なのだ。 大正生まれのうちの祖母が存命だったらその姿を見て 「あぁ~おっかないねぇ」 というに決まっている。 顔を覆った指の間からしっかり見てそう言うはずだ。 しかしこういう人に限ってランを咲かせるのもチェロの演奏も上手かったりするから、カリフォルニアというのは人を見た目で判断しがたい怖い場所である。 果たしてセロ弾きの上裸は正しいのか。 甘くて美味しそうな香りはするのか。 ちゃんとこの鼻で確かめるべく、日本のイチ植物フリークは服を着てお世話に邁進している。
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