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luna
🪴草花たち  その74 ヒガンバナ(彼岸花)③ こちらもヒガンバナでしょうか。 ピンク系の色です。 こうなると「リコリス」と呼びたくなって来ます  (*^^*) 古くから親しまれて来たヒガンバナ、 俳句にも多く詠まれていました。 「あち向いて どの子も帰る 曼珠沙華 」                 中村汀女 「かたかたは 花そば白し 曼珠沙花 」                 正岡子規 「今年も豊年の 花曼珠沙華 」                 右城暮石 「駈けり来し 大烏蝶 曼珠沙華」                 高浜虚子 「狐啼け 曼珠沙華 光おとろへぬ」                 北原白秋 皆さま、良い午後をお過ごしください☕️      ⛅️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍃✨'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 渡来してきた事を調べてみようと思ったら、嬉しいことに既に纏まったものが見つかり、それを更にまとめてみました。              ラッキー٩(^‿^)۶🍀 🔸ヒガンバナの歴史 中国(長江流域)が原産であり、中国から日本に渡来してきた植物とされるが、渡来したことを記した文献資料は存在しない為「史前帰化植物」とされている。 具体的な渡来時期、渡来の仕方には諸説あるが、次の2つの説がある。 ①人為分布説  縄文時代後期から晩期(~弥生時代)に稲作とともに  伝えられた。 ② 自然分布説 球根が海流に載って流れ着いた。 何にせよ、沖縄などの離島、朝鮮半島、台湾では帰化しておらず、中国から直接日本に伝わった可能性が高いと考えられる。 典籍に登場するヒガンバナは次の通り。 ①『万葉集』 「イチシ(壹師)」を詠んだ歌が一首あり、ヒガンバナ を指すという説があるが諸説あり。 ②『続群書類従』 確かなる「ヒガンバナ」が登場する最古の資料。 文安元年(1444)に没した禅宗の高僧心田が遺した 「曼殊沙花を奉じて定林和上に寄す」と始まる詩藁。 ある年の秋、老師に従って西阜に滞在している僧侶 にこの花を添えて送ったもの。 「曼殊沙はインドの原産だが、花々は次々に咲き紅に 茂って光り輝く」「曼殊は世に稀で珍しく、他に類 を見ないあでやかさ」といった内容。 ③『木蛇詩』 心田と同時代の僧侶が著した「人の曼珠沙華を恵ま れしを謝す」と題する詩がある。 曼殊沙華に出会えて感謝するという意味で、室町時代 にヒガンバナは希少な存在ながらも日本に存在して いたことがうかがえる。 ④『節葉集』 明文年間(1469~87)以前に成立したといわれる 国語辞典に曼珠沙華が収録。 ⑤『運歩色葉集』 天文16年(1547)のものとされる。 曼珠沙華が収録されている。 ⑥『山科家礼記』 室町八代将軍・足利義政は茶会を好んだ事で知られ るが、この頃から茶室に花を立てることが盛んに なる。延徳3年(1491)の8月24日に禁裏の御学問所 で 曼珠沙華を立花した事が記されている。 ⑦『本草綱目』や『和漢三才図会』 江戸時代の典籍。 ヒガンバナやその用途がしるされている。 ⑧『日葡辞書  VOCABVLARIO DA LINGOA DE LAPOM』 慶長8年(1603)、日本イエズス会が長崎で刊行。 「Manjuxaqe(曼珠沙華) 秋に咲くある種の赤い花」 としてヒガンバナがとりあげている。 (歴史まとめnet. 参照)
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