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【インパチェンス:Inpatiens】 インパチェンスは、ツリフネソウ科ツリフネソウ属(インパチェンス属)の植物です。世界中に1000種以上が分布し、日本にもツリフネソウが自生しています。夏に美しい花を咲かせる人気の植物です。🌞 インパチェンスという名前は学名が通称になったもので、園芸種の元になったものは2種類あります。☝️ 通称でインパチェンスと呼ばれるのは、アフリカ南東部に自生するウォラーリアナという品種です。和名をアフリカホウセンカと言い、19世紀から欧米で流通していました。🌍 もうひとつは、ニューギニア・インパチェンスと呼ばれる、南米のニューギニア周辺に自生するホウケリという品種です。1970年にニューギニア島で発見された比較的新しい品種です。🌎 インパチェンスは春蒔きの一年草で、初夏から秋までと開花期が長く、日当たりの悪い場所でも良く花を咲かせます。開花中は多肥を好みます。🌸 ニューギニア・インパチェンスは、インパチェンスよりも大型で、花色が豊富で華やか。インパチェンスよりも耐暑性があります。原産地では多年草ですが、耐寒性がないため、日本では主に一年草として扱われます。日当たりが良い場所があれば、10度以上の室内で冬越しできます。🏵 風通しを好みますが、土壌の乾燥を嫌います。どちらも高冷地が原産のため、夏の直射日光と西日を避けて育てましょう。☀️ 水やりは、水切れに弱いので、乾かさないように注意しましょう。真夏は朝夕2回の水やりが必要です。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ノウゼンカズラ(凌霄花):Trumpet creeper/Trumpet vine】 ノウゼンカズラは、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性植物です。夏に美しい花を咲かせます。🏵 原種は2種が確認されていて、1種が中国の南東部と日本に、もう1種が北米の南東部に分布しています。北米産のものはアメリカノウゼンカズラと呼ばれています。🌏 耐寒性・耐暑性ともに強く、原産地でもあるため育てやすい植物です。現在は小型の園芸品種もあり、鉢植えでも育てることができます。🪴 実は、ノウゼンカズラを調べると「植えてはいけない植物」という検索結果の候補が出てきます。原産地であるために生育が旺盛で、誘引や剪定をせずに放置して後悔された方が、以前はよくいらしたようです😅 つる性植物ですが、ツタやクレマチスのような草ではなく、樹木です。根元から木質化して動かしにくくなるため、地植えの場合は数年先を見据えて植える場所を決めることと、剪定・誘引が必要になります。☝️ ウェブで画像検索していただくと、とても美しく育てていらっしゃる方々の写真を見ることができます。落葉性ではありますが、バラと違ってトゲもなく、害虫や病気の心配もほぼ無いため、育てるのが容易です。壁面の装飾などに使われると、とても素敵です。✨ 開花期は7〜8月です。花色はオレンジ・赤・黄色などがあります。🟠🔴🟡 日当たりと風通しを好み、日当たりは花付きに影響します。土壌は、極端に水はけが悪いものでない限りは、特に選びません。また、挿木で増やすことができます。🌱 いわゆる新枝咲きで、その年の春に伸びたつるに、夏に花を付けます。そのため、ある程度は剪定で大きさをコントロールすることができます。剪定の時期は、新芽が出る前、梅が咲く頃が適しています。✂️ 水やりは、地植えの場合は、根付いた後は、ほぼ必要ありません。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【バーベナ(ヴァーベナ): Verbena】 バーベナは、クマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の植物で、一年草と多年草があります。英国キューガーデンによると、世界各地に150種が分布しています。🌏 花色が豊富で開花期が長く、真夏の暑さに負けずに可愛らしい花を咲かせてくれます。🌸 ハーブとして使われるレモンバーベナ(ヴェルヴェーヌ)は、近縁種です。同じクマツヅラ科ですが、コウスイボク属の植物です。🌿 別名でビジョザクラ(美女桜)とも呼ばれます。英名も同じくバーベナですが、ヴァービーナと発音します。🔠 多年草のものは、宿根バーベナと呼ばれています。栄養系と書かれているものは選抜種で、耐病性や耐候性などに優れた株を挿木で増やしたものです。☝️ 草丈は20〜150cmと品種によって異なり、這性種や高性種もあります。入手がしやすく、一般的に栽培されているのは小型のものです。🌱 耐暑性は強いですが、耐寒性がやや弱いため、主に一年草として扱われます。暖かい地域では外で冬越しができますが、急に冷え込んだときに強い霜に当たると枯れてしまったりします。🥀 地植えでも鉢植えでも育てることができます。冬越しは基本的に室内になりますが、初心者でも簡単に育てることができます。🔰 日当たりと風通しを好みます。また、水はけの良い土壌を好み、酸性土壌を嫌います。地植えの場合は土壌の状態を確認しましょう。🏡 鉢植えを冬越しさせたい場合は、霜が当たらないように軒下に移すか、秋に室内に取り込みましょう。夜間の室温と週間予報の平均最低気温が同じくらいになるときが、室内に取り込む時期のめやすです。❄️ 水やりは、乾燥に強く多湿を嫌います。地植えの場合は、根付いた後は、ほぼ水やりの必要はありません。雨が少なく、暑い日が続くようなときは、朝早い時間または夕方にあげると良いでしょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。土がいつも湿っている状態は嫌うので、鉢皿に水を溜めないようにしましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ハーブゼラニウム(ニオイテンジクアオイ):Rose geranium/Scented geranium】 ゼラニウムは、フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の常緑性低木です。 日本で栽培されるものは、大きく分けて3つあります。☝️ まず、主に花を楽しむためのゼラニウムと、学名で呼ばれる原種系のペラルゴニウム。一般的にゼラニウムというと、前者のゾナール種を指します。そして、もうひとつが今日ご紹介する、ハーブとして用いられるゼラニウムで、茎や葉に芳香があります。🌿 ハーブゼラニウムの原産地は南アフリカです。日本には、江戸時代にオランダから長崎の出島に入ってきたそうです。🌍 和名をニオイテンジクアオイ(匂天竺葵)と言い、通称でハーブゼラニウムや、英名そのままで、ローズゼラニウムまたはセンテッドゼラニウム(芳香のあるゼラニウム)と呼ばれます。🔠 ハーブとしての利用は、主に精油として香料や化粧品の原料などに使われます。香りには昆虫忌避作用があり、また自律神経やホルモン分泌を整える作用があるとされています。✨ 家庭でも、お菓子の香り付けやハーブティー、ポプリやアロマバスなど、色々と楽しむことができます。🧁🛀 芳香がバラに似ているためローズゼラニウムと呼ばれるようになりましたが、最近では品種改良が進み、ミントやフルーツ、ナッツ、スパイスなど色々な香りのものがあります。私は、ヘーゼルナッツとジンジャー、オレンジの香りのものを育てています😊 花期は主に春から初夏ですが、四季咲きの品種もあります。花色は白・赤・ピンク・紫・複色のものなどがあります。💐 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。多湿に少し弱いので、地植えの場合は少し土を盛って、高植えにすると良いでしょう。耐寒性がやや弱いため、寒冷地では室内での冬越しが必要です。☀️ 軒下などの雨が当たらない場所で育てる場合は、コナジラミの発生に気をつけましょう。数日に一度水やりを兼ねて、葉裏を中心にバスルームで弱いシャワーを当ててあげると発生を抑えることができます。☔️ 水やりは、地植えの場合は根付いた後はあまり必要ありませんが、真夏の乾燥に気をつけましょう。鉢植えは、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。多湿にしないように、鉢皿に水を溜めないようにしましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ソルトヘリオトロープ(這性ヘリオトロープ):Salt heliotrope/Seaside heliotrope】 先月ご紹介したのは、立性のコモンヘリオトロープとビッグヘリオトロープでしたが、今日ご紹介するのはソルトヘリオトロープです。 ヘリオトロープは、ムラサキ科キダチルリソウ属の植物で、バニラのような甘い香りで知られています。世界中の温帯と熱帯に、約250種が分布しています。🌏 ハーブとして香料の原料となるコモンヘリオトロープと、花を鑑賞するためのものがあります。後者の最新品種として出回り始めたものが、這性のヘリオトロープです。日本ではブライドパールという品種名で売られています。👰 元になったのはヘリオトロピウム・クラッサヴィカムという原種で、沿岸部や砂浜などで見られることが多いため、英名でソルトヘリオトロープ、またはシーサイドヘリオトロープと呼ばれます。🌊 香りは一般的なヘリオトロープのようなバニラに似た甘い香りというよりも、少しグリーンハーブをイメージさせるような甘爽やかな香りがします。🌿 花色は白で、花期は5〜10月です。這性のため、グラウンドカバーやハンギングとして楽しむことができます。🪴 一般的な立性のヘリオトロープは真夏の直射日光や西日に弱いですが、ソルトヘリオトロープは耐暑性がとても強く、直射日光も西日にも負けずに返り咲きます。また、少し徒長しますが、半日陰でも育てることができます。🌞 水はけの良い土壌を好み、酸性土壌を嫌います。地植えの場合は土壌の状態を確認しましょう。🏡 水やりは、根が乾燥に弱いので、水切れに注意が必要です。地植え・鉢植えともに、表面の土が乾き始めたら、たっぷりとあげましょう。また、土がいつも湿っている状態は嫌うので、鉢皿に水を溜めないようにしましょう。鉢植えで日当たりが良い場所で育てる場合は、根が煮えてしまわないように、早朝または夕方に水やりをするのが良いでしょう💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【クフェア:Cuphea/False heather/Elfin herb】 クフェアは、ミソハギ科タバコソウ属(クフェア属)の熱帯性常緑小低木です。北米の暖かい地域から南米にかけて、250種以上が分布しています。🌎 品種によって異なりますが、花期は4〜11月です。花色は、赤・ピンク・紫・オレンジ・白などがあります。写真は、和名をメキシコハナヤナギまたはクサミソハギと言う、クフェア・ヒソッピフォリアです。💐 樹高も品種によりますが、30〜100cm程度です。剪定に耐え、花期が長いため、暖かい地方ではツツジのような感じで生垣などに使われます。🌳 熱帯〜亜熱帯が原産のため耐寒性が弱く、暖地でも霜が降りたり、雪が降るような地域では、室内での冬越しが必要です。一般的な地域では、鉢植えやコンテナで育てるのが良いでしょう。返り咲き性が強いため、暖房が効いた部屋で日当たりが良ければ、冬の間も花を咲かせます。❄️ 真夏の直射日光に弱いため、夏季は午前中の光が当たるような半日陰に移しましょう。日当たりは花付きに影響します。また、日が当たりにくい半日陰の場合は、枝が徒長しがちなため、日当たりが良いほどコンパクトにまとまります。☀️ 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。多湿にすると病気になったりするので気を付けましょう。☝️ 水やりは、地植えの場合は根付いた後はあまり必要ありませんが、真夏の乾燥に気をつけましょう。鉢植えは、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。多湿にしないように、鉢皿に水を溜めないようにしましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【モナルダ(タイマツバナ):Monarda/Bee balm/Oswego tea】 モナルダは、シソ科ヤグルマハッカ属(モナルダ属)の多年草です。アメリカを中心に、北米大陸に22種が分布しています。🇺🇸 園芸で栽培されるものは主に2つの品種で、特徴的な花姿から和名でタイマツバナ(松明花)と呼ばれるモナルダ・ディディマと、和名でヤグルマハッカと呼ばれるモナルダ・フィッツローサです。また、この2種間交配種や交雑種もあります。今日ご紹介するのは、モナルダ・ディディマとその交配種です。☝️ モナルダは、全体に良い香りがあります。その香りがミカン科のベルガモットに似ているため、別名でベルガモットとも呼ばれます。🍊 また、英名では、ミツバチを呼ぶためビーバームと呼ばれています。🐝 葉と花が、アメリカで古くからハーブとして、ハーブティーなどに用いられてきました。PMSと腸に溜まったガスを抑えるのに効くそうです。🌿 耐暑性・耐寒性ともに強く、夏の暑さに負けずに花を咲かせます。花色は主に赤・ピンク・紫などで、白花もあります。💐 草丈は40〜100cmと高めです。初心者でも育てやすく、地植えでも鉢植えでも育てることができます。地植えの場合は、地下茎を伸ばして増えていきます。🔰 日当たりと風通しを好みます。土壌は水はけと水持ちの良い、腐食質の多い環境を好みます。☀️ 水やりは、地植えの場合は根付いた後はあまり必要ありませんが、真夏の乾燥に気をつけましょう。鉢植えは、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。春の生育期から開花中は十分な水やりが必要です。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【デュランタ:Golden dewdrop】 デュランタは、クマツヅラ科ハリマツリ属の熱帯性の低木です。北米南部から南米大陸にかけて、27種が分布しています。🌎 日本には、元々は観葉植物として入ってきました。現在は品種改良が進み、花木として花を楽しむものもあり、夏に涼しげな花が房状に枝垂れ咲きます。💠 樹高は品種によりますが、30cm〜1mです。常緑で、花期が6〜10月と長く、初心者でも育てやすいのが特徴です。🔰 花色は、白・青(紫)や複色のものがあります。観葉のものは花は咲きにくいですが、斑入り葉が美しいものがあります。また、実を楽しめるものもあります。💐 熱帯植物のため、高温多湿に強く、枝垂れ咲きのため開花期でも比較的雨に強いです。☔️ 反面、耐寒性が弱いです。雪が降る地域では鉢植えで楽しむのが良いでしょう。暖かい地方では地植えができ、沖縄などでは生垣として使われているそうです。常緑ですが、低温で落葉することがあります。❄️ 環境は、日当たりと風通し、水はけの良い土壌をを好みます。初夏から秋までは屋外に移しますが、室内のままでも大丈夫です。日当たりは、花付きや斑入り葉の美しさに影響します。☀️ 室内や軒下などの雨が当たらない場所で育てる場合は、ハダニの発生に気をつけましょう。数日に一度水やりを兼ねて、葉裏を中心にバスルームで弱いシャワーを当ててあげると発生を抑えることができます。☝️ 水やりは、生育期と開花期は多めに、冬期は控えめにして管理します。地植えの場合は根付いた後はほぼ必要ありません。雨が少なく、暑い日が続くようなときは、朝早い時間または夕方にあげると良いでしょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ゲッカビジン(月下美人):Queen of the night/Dutchman’s pipe】 すっかり夏!というお天気で、外の植物のお世話をするのに、暑さに負けてしまいそうな方もいらっしゃるんじゃないかと思います。今日は室内でも育てられるものをご紹介します。 ゲッカビジンは、サボテン科クジャクサボテン属の多肉植物です。良い香りの美しい花が夜に開花し、他家受粉しない場合は一晩で散ってしまうため、佳人薄命に例えて月下美人という名前が付きました。🌙 ゲッカビジンは、北米と南米を繋ぐ地域、ユカタン半島を中心に、メキシコとその周辺の国々に14種が自生します。🇲🇽 クジャクサボテンというと、別の属のシャコバサボテンに似て葉の先端に花を付けるものと、ゲッカビジンのように葉の途中から花芽を出して大型の花を咲かせるものがあります。💐 ゲッカビジンの花色は白のみで、ピンクや赤などの花が咲くものは、昼間に開花する近縁種のクジャクサボテンです。また、ドラゴンフルーツ(ピタヤ)も近縁種で、ゲッカビジンにも実が食用になる品種があります。🍉 草丈は品種によりますが、1〜2mくらいです。多くのランやアンスリウムなどと同じく、現地では樹木の上で育つ着生植物です。一般的には鉢植えで育てますが、本来は樹上から枝垂れて生育するため、支柱などを使って固定するか、吊り鉢に仕立てる必要があります。🌿 育て方(温度や光量、水やりなどの管理)は、ほぼ中〜高温種のランと同じです。胡蝶蘭を育てたことがある方なら、問題なく育てられると思います。☝️ 環境は、日当たりを好みます。初夏から秋までは屋外に移しますが、室内のままでも大丈夫です。高温多湿には強いですが、直射日光に弱いので、風通しが良い場所で、夏季は遮光して育てましょう。☀ 熱帯植物のため、耐寒性が弱いです。冬季の室温は理想は常時15度以上ですが、乾かし気味に管理することで0度まで耐えます。多肉植物なので、ランほど湿度は気にしなくても大丈夫です。🌡 水やりは、用土によります。観葉植物用であれば乾かし気味にします。ラン用の用土であれば通気性が良いので、成育期は毎日たっぷりとあげる必要があります。秋から控えめにして、冬期は数日から〜数週間に一度のペースにします。これは原産地の気候、乾季と雨季を再現してあげるためのテクニックです。水の温度にも注意してあげてくださいね。冬季はどの植物もそうですが、置き場所の温度に近いのがベストです。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ムクゲ(木槿):Rose of Sharon】 ムクゲは、アオイ科フヨウ属の落葉低木です。真夏の暑さに負けずに、美しい花を咲かせてくれます。🌸 ムクゲは韓国の国花ですが、中国が原産です。世界各地に10種が確認されています。🇨🇳 シルクロードを経由してイギリスまで広まったため、ルート沿いに分布しており、中東の中継地であるために「シリアのハイビスカス(Hibiscus Syriacus)」という学名が付きました。🐪🐪🐪 英名では、中東の言語(ヘブライ語)で書かれた旧約聖書に収められている詩にちなんで、ローズオブシャロン(シャロンのバラ)と呼ばれます。🌹 日本には、薬草として平安時代に遣唐使によってもたらされました。樹皮や蕾を乾燥させたものが生薬として使われます。💊 渡来後は、花が美しいため茶花としても使われ、園芸植物として品種改良が行われました。🍵 フヨウ属は英語ではハイビスカス属で、ハイビスカスは熱帯のイメージですね。ムクゲもまた耐暑性に優れます。遮光が要らず、西日にも耐える強耐暑性があるため、生垣などにも使われます。🌞 そしてハイビスカスの仲間としては耐寒性が強いため、日本中どこでも育てることができます。❄🔰 花期は7〜10月で、花色は白・赤・ピンク・薄紫・複色のものなどがあります。花形は一重咲き、八重咲き、その中間の半八重咲きがあります。写真は、白地に底赤と呼ばれる複色の白花です。💐 花は一日花ですが、一斉に咲かず次々に開花するため、長く花を楽しむことができます。🌸🌸🌸 樹高は品種によって様々で、1〜4m程度です。矮性品種は鉢植えでも育てることができます。🪴 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。一日中、日が当たるような場所が良いでしょう。☀️ 樹形を整えるためには剪定が必要です。前年に伸びた枝に春以降に花芽を付けます。落葉後から、春の声が聞こえ始める頃までが剪定の適期です。✂️ 水やりは、地植えの場合は特に必要ありませんが、夏の乾燥を嫌います。雨が少なく、暑い日が続くようなときは、朝早い時間または夕方にあげると良いでしょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【アサガオ(朝顔):Morning glory】 アサガオは、ヒルガオ科サツマイモ属の、ツル性の一年草です。以前はアジア圏が原産地とされていましたが、最近の説では南米が原産地とされています。🌎 原種は46種が確認されていて、現在は世界中の熱帯・亜熱帯〜温帯にかけての地域に分布しています。☝️ 日本には、薬草として遣唐使によってもたらされました。種を、牽牛子(けんごし)と呼び、生薬として用います。下剤や利尿剤として利用されますが、毒性が強いため民間薬として使うことは避けましょう。💊☠️ 花期は主に7月で、花色は様々です。日本では薬用としてよりも花を愛でることが重要視され、たくさんの品種が作り出されました。古典植物として最も開発が進んだ植物です。💐 最近はグリーンカーテンなどに使うことができるセイヨウアサガオが人気ですが、セイヨウアサガオと呼ばれるマルバアサガオやソライロアサガオは近縁種です。アサガオとは花期も異なります。💠 日当たりと風通しを好みます。耐暑性は強いですが、乾燥で葉がしおれやすいため、西日を避けて育てましょう。☀️ 花付きをよくするために、ある程度育ったら摘芯して分枝させましょう。最初のいくつかを種を付けさせないように花がらを摘むと、次の花が咲きやすくなります。🏵 水やりは、開花まではやや控えめにして、開花後は乾かさないように管理します。真夏は乾きやすいので、朝夕たっぷりとあげるといいでしょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ペンタス:Egyptian starcluster】 ペンタスは、アカネ科クササンタンカ属の低木です。(低木ですが、草花として知られています。)アフリカを中心に、中近東と一部の中央アジアに、16種が分布しています。🌍 ペンタスという名前は、5つの花びらを持つことに由来します。和名はクササンタンカ(草山丹花)と言いますが、これは同じアカネ科のサンタンカに似ているためです。🌸 英名をエジプシャン スタークラスターと言い、これはエジプトの星がたくさん集まったものという意味です。アフリカから渡来したことで、5弁の花びらをピラミッド内室の天井装飾にある星に例えたものです。🌠 低木ですが、矮性の園芸品種が多く作られたため、草花として扱われます。草丈は品種によって異なります。大きいものでは1.5mにもなるそうで、矮性の園芸品種ばかり見てきた私たちにはびっくりするサイズですよね。🌳 耐暑性が高く、花期も春から秋にかけてと長いのが特徴です。真夏の暑さに負けずにたくさんの花を咲かせてくれます。🌞 熱帯植物なので、耐寒性が弱いです。冬越しに不安がある場合は一年草扱い、または鉢植えで室内で冬越しさせましょう。❄️ 花色は、白・赤・ピンク・紫などがあります。開花後の花がらは、病気を防ぐために、できるだけ摘み取り、落ちたものも取り除いてくださいね。💐 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。高温多湿に弱いので、地植えの場合は高植えにするなどし、西日を避けて、午前中の光がしっかりと当たる場所で育てましょう。☀️ 水やりは、いつも土が湿っている状態を嫌います。地植えの場合は根付いた後はあまり必要ありませんが、真夏の乾燥に気をつけましょう。鉢植えは、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。乾燥に強いですが、開花中は十分な水やりが必要です。葉にかかると株元の葉が蒸れて枯れてしまうので、根元の地面にあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ダイアンサス(ナデシコ):Dianthus/Gillyflower】 ダイアンサスは、ナデシコ科ナデシコ属(ダイアンサス属)の多年草です。分類としては、いわゆるナデシコとカーネーションが含まれます。世界中に350種近くが分布していて、日本にも数種が自生します。🌏 ダイアンサスはナデシコ属の学名ですが、園芸上の呼称(通称)が少しややこしいので、整理してご紹介します。🧐 ・ナデシコ:主に日本産の一輪咲のナデシコ属の総称で、元は日本に自生するカワラナデシコの別名でした。 ・カーネーション:ナデシコ属ですが、和名でも英名でも通称はカーネーションです。 ・ダイアンサス:日本では主に海外産の園芸品種のナデシコの総称で、今日ご紹介するのはこちらです。英名では、ダイアンサスはナデシコ属の総称として使われます。 また、英名の通称では、カーネーション以外のものはギリーフラワーと呼ばれます。🔠 ダイアンサスは美しいため、品種がたくさん作られています。花形も一重咲き、八重咲きがあり、花色は赤・ピンク・白の他に、複色のものや、少し珍しいですが黄色や黒などもあります。💐 草丈も品種によって様々で10〜60cm程度です。日本のいわゆるナデシコのような丈の低い一輪咲のものや、多花性のものなどがあります。写真のような高性で多花性のものは、切花として人気があります。🌸 花期は4〜8月ですが、品種によっては四季咲きのものがあります。常緑で耐寒性が強いのが特徴です。❄️ 耐暑性は品種によって異なりますが、基本的にやや弱いです。新しい品種ほど耐暑性が強い傾向があります。🌞 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。高温多湿に弱いので、地植えの場合は高植えにするなどし、西日を避けて、午前中の光がしっかりと当たる場所で育てましょう。☀️ 水やりは、地植え・鉢植えともに、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。乾燥には比較的強いですが、開花するまでは十分な水やりが必要です。葉にかかると株元の葉が蒸れて枯れてしまうので、根元の地面にあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【サルビア(サルビア・ファリナセア):Mealy blue sage/Mealy cup sage】 サルビアは、シソ科アキギリ属の植物で、一年草のものと多年草のものがあります。世界各地に1000種以上が分布しています。🌏 日本で最も親しまれてきたのは、ヒゴロモソウ(緋衣草)の和名を持つ、真っ赤な花が咲くサルビア・スプレンデスです。単にサルビアと言うときは、この赤いサルビアを指しますが、今日ご紹介するのはブルーサルビアまたはブルーセージと呼ばれる、サルビア・ファリナセアです。💠 ファリナセアは、北アメリカ南部が原産の多年草のサルビアです。耐寒性が弱いため、日本では主に一年草として扱われます。🇺🇸🇲🇽 先にご紹介した赤いサルビア、スプレンデスと区別するため、ブルーサルビアという通称で販売されていましたが、白花もあるため、現在はファリナセアという学名でも出回るようになりました。写真はその白花の園芸品種です。🔵⚪️ 花期は初夏から晩秋にかけてと長く、花色は青・水色・紫・白などがあります。涼しげな風情が暑い季節にぴったりです。💐 草丈は品種によって異なりますが、40〜80cm程度です。花壇の中段や、寄せ植えなどに使われています。🌿 一年草として扱う分には、丈夫で育てやすいため、初心者でも育てることができます。初夏に種を蒔いて育てるか、開花苗から育てます。🔰 日当たりと風通しを好みます。一日中、日が当たる場所が適しています。日当たりは花付きに影響します。☀️ 水持ちの良い土壌を好みます。また、酸性土壌を嫌います。地植えの場合は土壌の状態を確認しましょう。☝️ 水やりは、地植え・鉢植えともに、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。葉にかかると株元の葉が蒸れて枯れてしまうので、根元の地面にあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【スカエボラ(ブルーファンフラワー):Blue fan flower】 スカエボラは、クサトベラ科クサトベラ属の常緑低木または多年草です。100種以上が、世界各地の温帯から熱帯地域にかけて、主に沿岸部に分布しています。🌏 日本にも数種が自生します。園芸品種は、オーストラリア南東部原産の多年草の品種を元に作られました。🇦🇺 扇を広げたような花姿と青または紫の花色から、ブルーファンフラワーと呼ばれていますが、現在の園芸品種には白や黄色・ピンクなどの花色もあります。💐 花期が春から秋と長いのが特徴です。春の開花後に切り戻すことで、株が大きくなり、返り咲きます。✂️ 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。真夏の西日が当たらない場所で育てましょう。☀️ 耐暑性は強いですが、耐寒性がやや弱いため、主に一年草として扱われます。暖かい地域では外で冬越しができますが、急に冷え込んだときに強い霜に当たると枯れてしまいます。🥀 鉢植えを冬越しさせたい場合は、霜が当たらないように軒下に移すか、秋に室内に取り込みましょう。夜間の室温と週間予報の平均最低気温が同じくらいになるときが、室内に取り込む時期のめやすです。❄️ 水やりは、やや乾燥気味の状態を好みます。表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【へメロカリス:Day lily】 ヘメロカリスは、ツルボラン科ワスレグサ属の多年草で、別の分類ではユリ科に属します。🌿 中央アジアから東アジア・東南アジア・ロシアにかけてと、イタリアとギリシャなどに16種の原種が分布しています。🌏 日本にも原種が自生していて、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)やノカンゾウなど、5種が確認されています。🇯🇵 英名をデイリリーと言い、その名前の通り、一輪が1日だけの寿命の一日花ですが、花芽がたくさん付くため、次々と美しい花を咲かせます。🌸 耐寒性・耐暑性ともに強く、土壌も特に気にしなくていいため、簡単に育てることができます。🔰 花期は初夏から夏にかけてで、品種によって異なります。花が美しくて育てるのが簡単なため、園芸種がたくさんあり、花色が豊富です。💐 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。半日陰でも育てられますが、花付きに影響します。庭植えの場合は、植えっぱなしでも数年楽しむことができます。☀️ 水やりは、地植え・鉢植えともに、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。秋以降は徐々に頻度を減らしていきますが、冬季も水やりが必要です。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ヘリオトロープ:Heliotrope】 ヘリオトロープは、ムラサキ科キダチルリソウ属の植物で、バニラのような甘い香りで知られています。世界中の温帯と熱帯に、約250種が分布しています。🌏 ラベンダーと同様に、ハーブとして香料の原料となるものと、花を鑑賞するためのものがあります。☝️ 前者はペルーが原産のコモンヘリオトロープ、和名でキダチルリソウ(木立瑠璃草)と呼ばれる原種です。最も強く香り、低木のようになる非耐寒性の多年草です。🌳 後者は、ビッグヘリオトロープと呼ばれる、主にヨーロッパが原産の品種を元に作られた一年草の園芸品種です。こちらも耐寒性は弱いですが、0度程度まで耐えます。香りは弱く、小花ですが花が大きく美しいのが特徴です。園芸店で簡単に入手できるものはこちらです。🌸 花色は紫または白で、花期は4月下旬〜10月です。咲き立てに強く香り、咲き進むと香りが薄れます。🟣⚪️ 日当たりと風通しを好みます。真夏は西日を避けて育てましょう。☀️ 水はけの良い土壌を好みます。また、酸性土壌を嫌います。地植えの場合は土壌の状態を確認しましょう。🪴 水やりは、乾燥に弱いので、水切れに注意が必要です。地植え・鉢植えともに、表面の土が乾き始めたら、たっぷりとあげましょう。根が乾燥に弱いですが、いつも湿っている状態は嫌うので、鉢皿に水を溜めないようにしましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ポーチュラカ(ハナスベリヒユ):Purlslane】 ポーチュラカは、スベリヒユ科スベリヒユ属の植物です。世界中の温帯・亜熱帯気候の地域に150種程度が分布しています。🌏 園芸種の元になったものは、オルラセアやモロキニエンシスなどの品種です。またマツバボタン(ポーチュラカ・グランデフローラ)と掛け合わせたものもあります。☝️ ポーチュラカという名前は学名が通称になったもので、和名はハナスベリヒユです。英名はパルスレーンで、マツバボタンと同じ通称でモスローズ(苔のバラ)と呼ばれます。🌹 花期が5〜10月と長いのが特徴です。花色が豊富で、花形も一重咲きと八重咲きがあります。🌸 這性で生育が旺盛なため、夏の花壇のグラウンドカバーとして使われます。初心者でも簡単に育てることができます。🔰 品種によって、一年草・二年草・多年草と育てられる期間が異なります。入手するときに確認しましょう。🧐 多湿に弱いので、地植えの場合は少し土を盛って、高植えにすると良いでしょう。鉢植えの場合は、床置きよりも乾きやすい、壁面にかけるハンギングが向いています。這性ですが、花が枝垂れずに上を向いて咲くため、吊り鉢で高い場所で育てると花が見えなくなってしまいます。🪴 種または苗から育てます。種蒔きは5月、苗の植え付けは5〜8月が適期です。また、挿木で増やすことができます。🌿 日当たりと風通しを好み、水はけの良い土壌を好みます。一日中、日が当たる場所が適しています。☀️ 水やりは、地植えの場合は特に必要ありません。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【カシワバアジサイ(柏葉紫陽花):Oak leaf hydrangea】 カシワバアジサイは、アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、アメリカ南東部が原産のアジサイの仲間です。🇺🇸 房状に咲く長い花穂と、名前の通りカシワに似た大きな葉が特徴です。また、一般的なアジサイは株立ちですが、カシワバアジサイには幹があります。🌳 花期は5〜7月で、花色は白です。花は一重咲きと八重咲きがあります。花後に切らずに置くと、花色がピンクや赤、グリーンに変化していきます。また、秋には葉が紅葉します。🌸 耐寒性・耐暑性ともに強く、地植えでも鉢植えでも育てることができます。初心者でも育てられます。🔰 樹高は1〜2m程度ですが、生育が旺盛で横幅が大きくなるので、鉢植えの場合は大きなコンテナなどで育てます。🏡🪴 水はけの良い土と、日向または午前中の光が当たるような半日陰を好みます。日向の場合は、根元に光が当たりにくいような場所が最適です。日陰でも育ちますが、花付きに影響します。☀️ カシワバアジサイには幹があるため、樹形を整えて枝を増やすための剪定が必要です。花芽が作られるのが夏なので、樹形を整える必要がある場合は、花後すぐに剪定します。✂️ また、若木を入手したときは、最初の剪定として、枝を作るために主幹を切る必要があります。この剪定の翌年は、花は咲きません。☝️ 水やりは、地植えの場合は特に必要ありませんが、夏に乾燥するようなときは朝早い時間または夕方にあげると良いでしょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ウツギ(空木):Deutzia】 ウツギは、アジサイ科ウツギ属の落葉低木です。中国を中心に、西はパキスタン・ネパール、南は東南アジア、東は日本・韓国などに分布しています。🇨🇳 花色は白またはピンクで、晩春から初夏にかけて可愛らしい花をたくさん咲かせます。葉色も、斑入り葉や銅葉のものがあります。🌸🌿 通称で、真っ白な花が咲くものをウノハナウツギ、ピンク色の花が咲くものサクラウツギと呼んでいます。写真は、矮性園芸品種のラズベリーサンデーです。ちょっと美味しそうな名前ですよね。🍧 また、赤い花が咲くベニウツギというものがありますが、それはタニウツギの別名です。タニウツギはスイカズラ科タニウツギ属で、まったく別の植物です。昔の日本の分類で、幹が中空のものを、すべてウツギと名付けたそうです。🧐 樹高は品種によって異なりますが、高いものでも2mくらいです。品種を選べば鉢植えで育てることができます。🪴 日当たりと風通し、やや湿度が高い場所を好みますが、西日や乾燥にも耐えます。耐寒性・耐暑性ともに強く、初心者でも育てることができます。🔰 水やりは、地植えの場合は特に必要ありませんが、真夏に乾燥が続くときはあげましょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【シャクヤク(芍薬):Peony】 シャクヤクは、ボタン科ボタン属の植物です。同じ属にあるボタンと良く似ていますが、ボタンは花木(落葉小低木)でシャクヤクは草(多年草)です。🌳 原産地はユーラシア大陸の広範囲に及び、地中海沿岸のアフリカにも分布しています。原種として35種程度が確認されています。🌏 日本で栽培されるものは、大まかに分けると3種類あります。日本〜朝鮮半島が原産で、山野草として扱われるヤマシャクヤク。中国が原産で、安土桃山時代から栽培が盛んになった和シャクヤク。フランスを中心とするヨーロッパで開発された洋シャクヤクです。🌸 芍薬という名前の由来は、二つの意味が合わさったものです。抜きん出て美しいという意味をもつ「芍」と、古来より生薬として使われてきたための「薬」です。和名では別名がたくさんありますが、英名はシャクヤク・ボタンともに同じピオニーです。☝️ シャクヤクとボタンの見分け方ですが、一番簡単な方法は葉の形の違いです。シャクヤクはギザギザした葉を持ち、ボタンはスッとした葉を持っています。また、ヨーロッパ産の原種には、コスモスやアネモネのような葉を持つものがあります。🌿 花期は5〜6月で、花色・花形ともにいろいろな種類があります。💐  日当たりと、肥沃で有機質に富んだ水はけの良い土を好みます。耐寒性が強く、耐暑性は普通です。冷涼な気候を好みますが、一般的な園芸種であれば、植える場所や管理に気を付けることで、暖地でも十分に育てることができます。🏡🪴 水やりは、やや湿った状態を好みます。乾燥に弱いので、水切れには注意が必要です。地植え・鉢植えともに、表面の土が乾き始めたら、たっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ネメシア:Nemesia】 ネメシアは、ゴマノハグサ科ネメシア属の植物で、アフリカ南部が原産地です。南アフリカ共和国を中心に、約70種が分布しています。イギリスに紹介され、園芸品種の育種が盛んになりました。🌍 花姿がウンラン(海蘭)に似ているため、和名をウンランモドキと言います。英名はそのままネメシアですが、通称でエルフミラーとも呼ばれます。🪞 ネメシアには、単にネメシアと呼ばれるものと、宿根ネメシアと呼ばれるものがあります。前者はネメシア・ストルモサとその改良品種で、秋蒔き春咲きの一年草です。後者の宿根ネメシアは、別の品種を元に改良されたもので2〜3年程度育てることができます。🌱 また、ストルモサ系と宿根ネメシアの両方を掛け合わせて作られたハイブリッド品種もありますが、品種によって2種の特性のどちらかが強く出ており、夏越しが難しいものがあります。入手するときは、育てられる期間を確認しましょう。☝️ 花色は豊富で、一年草のものに鮮やかな色合いのものが多いです。写真は宿根ネメシアです。一年草のネメシアの花期は4〜6月ですが、宿根ネメシアは四季咲きの性質を持っています。花後に切り戻すと返り咲きます。💐 日当たりと風通しを好みます。ロックガーデンでも育てられるくらい、乾燥に強く、水はけの良い土壌が大好きです。多湿に弱いので、雨に当てないほうが夏越ししやすくなります。☀️ 水やりは、地植えの場合は特に必要ありませんが、雨がまったく当たらない場所や、真夏に乾燥が続くときはあげましょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【キンギョソウ(金魚草):Snap dragon】 今日は、先日の「ネスタリゾート神戸のガーデン」巡りの投稿でお伝えしたキンギョソウについてご紹介します。キンギョソウはオオバコ科キンギョソウ属の植物で、甘い香りのする可愛らしい花を咲かせます。🌷 キンギョソウの原産地は、ヨーロッパ南西部です。スペインを中心に、ポルトガルやフランスにかけて分布し、その周辺の国々で野生化しています。🌍 キンギョソウの名前の由来は、もちろん一輪の花の姿が金魚(琉金:リュウキン)に似ていること。英名はスナップドラゴンで、これは龍の一撃という意味ですが、花を龍が口を開けた姿に例えたものです。🐲 品種が多く、花色も豊富です。大型のものや小型のもの、ハンギング向きの這性のものなどもあります。また、エディブルフラワーとして食用になるものもあります。💐 秋蒔き春咲きの植物で、寒冷地では春蒔き晩春咲きです。花期は4〜6月です。耐寒性と耐暑性に優れ、日本中で育てられています。ただし、本来は多年草ですが、長雨や多湿に弱いため夏越しが難しく、一般的に一年草として扱われます。🌿 日当たりと風通しを好みます。乾燥に強く、水はけの良い土壌が大好きです。日当たりと水はけは、花付きにかなり影響します。市販の培養土で育てられますが、ピートモスの比率が高い軽い用土を使うと、乾かした場合に極端に水はけが悪くなるので注意しましょう。 ☀️ また、多肥を嫌います。追肥には気を付けましょう。大型の品種が、春の発芽で1mを超えるように育つくらい、生育が旺盛です。多肥は徒長を招き、株を弱くします。🌱 水やりは、種を蒔いてから苗が小さい間はたっぷりと、以降はやや乾燥気味に管理しましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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