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ツユクサ科ツユクサ属の一覧

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luna
🪴草花たち その81     ツユクサ(露草) どこまでも青い青 ツユクサに出会えました。 何十年振りに… ♪( ´ ▽ ` ) 露草は万葉集では月草と呼ばれて9首詠まれているとか。 当時は染料として使われていましたが、色落ちし易いことから「心変わり」に繋がっているそうです。 因みに、露草の染めの色は縹色。           綺麗な色です(≧▽≦)     📍「月草に 衣ぞ染むる 君がため       斑の衣 摺らむと思ひて」 (あなたのために斑(まだら)に染めた美しい衣にしようと思って、月草で染めてみたのです。) 📍「朝露に 咲きすさびたる 月草の  日くたつなへに 消ぬべく思ほゆ」 (朝露をうけて咲いていた月草が、日が暮れるにつれてしぼんでゆくように、あなたを待っている私の心も消え入りそうになります。)             万葉集 詠み人知らず 皆さま良い週末をお過ごしください🍀 🔖にゃんママさん主催      🏷ちっちゃいものクラブ 🔖 🏷美しく青きドヨウ            に参加します♡     ⛅️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍃✨・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ツユクサ科 ツユクサ属 🔸学名   Commelina communis 🔸英名   day flower   Asiatic dayflower 🔸別名 オウセキソウ(鴨跖草)   アオバナ(青花)   ホタルグサ(蛍草)   ツキクサ(月草)   ボウシバナ(帽子花) 🔸由来 ❇︎「ツユクサ」   朝露を浴びながら咲く様子   朝咲いて昼前には萎む朝露の如く儚い様子   露を保つ草だから   朝露が乾かないうちに萎んでしまう一日花だから            …など諸説ある。 ❇︎「ツキクサ」(鴨頭草)   万葉集。   衣服を花の色素で染めていたので染料がつく、 という意味の着草(ツキクサ)からきている。 ❇︎「Commelina communis」 学名はオランダの植物学者のジャン・コムメリン とガスパルト・コムメリンに因む。 🔸原産地   東アジアの温帯 🔸分布   国内は北海道〜琉球 🔸花期   6月~9月 🔸特徴   一年草。   小さな青い花をつけることで古くから親しまれて   いる。路傍などいたるところに生え、茂り始める   と茎を長くのばし、地を這って分枝し茎の節々   から根を出して、高さ20〜50cm程になり、他の   植物を覆うほどに生育旺盛。そのため雑草として   扱われる。   葉は卵状披針形で、長さ5〜8cm、幅1〜2.5cm、   無毛で先がとがる。基部は膜質の鞘になり、上縁に   長い毛がある。葉腋から長さ2〜3cmの花軸が出て、   その先に内折する総苞がある。総苞は広心形で   長さ2〜3cm。先は円いか急にとがり、毛はない   かまたはまばらにある。     総苞の内部に数個の花が集散花序につく。花は1個   ずつ総状花序外に出て開き、萼片は3個、白色で   長さ3〜4mm。上方の1個は披針形、側方の2個は   卵形。   花弁は3個、下方の1個は白く、披針形で長さ   4〜5mm、上側方の2個は青色で卵円形、大きく   て目立ち、長さ10〜13mm、基部に爪がある。   花は早朝から開花し午後にはしぼむ性質がある   一日花。   雄蕊は6本ありそのうちの2本が雌蕊とともに前に   長く突き出している。中心部にある雄しべの黄色   が青色を背景に引き立つ。   さく果は長楕円形で、初めは白色であるがのちに   褐色になり、2片に割れて4個の種子がある。種子は   半楕円形で長さ7〜8mm、黒褐色で表面に凹凸が   ある。 🔸品種  ⑴シロバナツユクサ   ツユクサの変種で、純白の花を咲かせる。自生は   稀だが、一度白く変異するとその性質は種にも   受け継がれるため、毎年同じ場所で見ることが   できる。  ⑵斑入りツユクサ   通称「ギンスジツユクサ」。葉っぱの葉脈に沿っ   て白い斑が入り、見た目はツユクサ科の観葉植物   トラディスカンティアとよく似ている。  ⑶メガネツユクサ  「フクリンツユクサ」とも呼ばれる。草丈30~   50cmほどに生長する園芸品種で、花はツユクサ   より1回り大きく、青い花に白の縁どりが入る。  ⑷ケツユクサ   花の付け根にある苞の外側に長く白い毛が生えて   いる。苞だけでなく葉裏にも細毛が生えたものは、  「オニツユクサ」「ヒメオニツユクサ」という。  ⑸ウスイロツユクサ   ツユクサの中でも、特に花色の薄い品種。淡水色   ~淡紫色の花を咲かせ、中にはほとんど白に近い   ものもある。  ⑹オオボウシバナ   通称「青花(アオバナ)」とも呼ばれるツユクサ   の栽培変種。草丈1m、花の直径4~5cmほど   の大型で、かつては友禅染めの染料に利用されて   いた。 🔸用途  ⑴薬効   湿疹、あせも、解熱、解毒、下痢止め、利尿、   脳血栓予防など。   全草を乾燥させたものは、「鴨跖草(おうせき   そう)」という生薬。  ⑵食用   花が咲く前の葉茎は、おひたしや味噌和え、野菜   炒め、天ぷらにして食用可。   近年は、糖質の吸収を阻害する効果が注目され、   ダイエット食品にも配合されるようになった。
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