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ツバキ(椿)の一覧

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カタバミ
2月は如月、衣を重ね着する月の衣更着(きさらぎ)とも言う。私の散歩道の道際等の草花達は、冬季から次の時季へと移り変変わっていく準備にはすでに入っているようだ--- 1月からの、進む時候の移りゆくに観る草花の姿、姿---その7。          /すでに出会い観る、         一斉に開花のような紅色5弁花/ 先月末の何時もの散歩道の道際。 1月の初旬に出逢い観たポツンと咲く花、 ‘一杯いや2歩早いか、観るは---’ の、ポスト山茶花の5弁花を、またそこに出会い観た。 その5弁花は、よりその紅色を赤らめて、緑の高木の中に既に多くを付けていた。   先に、より早くに一つ二つの赤い5弁花咲くを出逢い観たその木の花は、もう春の気配をすでに体得したのだろうか、我慢ならずに、初めの咲く出逢いから、半月足らずでの一斉の開花のような、沢山の紅色5弁花をそこに観た。               ツバキ(椿) ・ツバキ<椿、別名 ヤブツバキ<薮椿>、ヤマツバキ<山椿>、 山茶、海石榴>(ツバキ属 ツバキ科) (備忘: ツバキの属性等について 1/19 ‘21) 上記の“ツバキの属性等について”は、今後は下記の「ツバキ」の属性等がとって代わる。 ・ツバキ<椿、海柘榴、またはヤブツバキ<藪椿>>(ツバキ科 ツバキ属) 常緑樹。照葉樹林の代表的な樹木。 <名称> 和名ツバキの語源については諸説あり、葉につやがあるので「津葉木」とする説や、葉が厚いので「厚葉木」と書いて語頭の「ア」の読みが略されたとする説などがあり、いずれも葉の特徴から名付けられたとみられている。 植物学上の種であるヤブツバキを指して、その別名として一般的にツバキと呼ばれ、ヤマツバキ(山椿)の別名でも呼ばれる。 日本内外で近縁のユキツバキから作り出された数々の園芸品種、ワビスケ、中国・ベトナム産の原種や園芸品種などを総称的に「椿」と呼ぶが、同じツバキ属であってもサザンカを椿と呼ぶことはあまりない。 なお、漢字の「椿」は、中国では霊木の名で、ツバキという意味は日本での国訓である。ヤブツバキの中国植物名(漢名)は、紅山茶(こうさんちゃ)という。 「椿」の字の音読みは「チン」で、椿山荘などの固有名詞に使われたりする。なお「椿」の原義はツバキとは無関係のセンダン科の植物チャンチン(香椿)であり、「つばき」は国訓、もしくは、偶然字形が一致した国字である。 歴史的な背景として、日本では733年『出雲風土記』にすでに椿が用いられている。その他、多くの日本の古文献に出てくる。ツバキの古名はカタシである。 中国において、ツバキは主に「山茶」と書き表されている。 「椿」の字は日本が独自にあてたものであり、中国においては椿といえば、「芳椿」という東北地方の春の野菜が該当する。 英語では、カメリア・ジャポニカと学名がそのまま英語名になっている珍しい例である。17世紀にオランダ商館員のエンゲルベルト・ケンペルがその著書で初めてこの花を欧州に紹介した。 後に、18世紀にイエズス会の助修士で植物学に造詣の深かったゲオルク・ヨーゼフ・カメルはフィリピンでこの花の種を入手してヨーロッパに紹介した。 その後有名なカール・フォン・リンネがこのカメルにちなんで、椿の属名にカメリアという名前をつけ、ケンペルの記載に基づき「日本の」を意味するジャポニカの名前をつけた。 <分布・生育地> 日本原産。日本では北海道南西部、本州、四国、九州、南西諸島、日本国外では朝鮮半島南部と中国、台湾が知られる。 本州中北部にはごく近縁のユキツバキがあるが、ツバキは海岸沿いに青森県まで自然分布し、ユキツバキはより内陸標高の高い位置にあって住み分ける。主に海沿いや山地に自生する。 北海道の南西部(松前)でも、各所の寺院や住宅に植栽されたものを見ることができる。 自生北限は、青森県津軽郡平内町の夏泊半島で、椿山と呼ばれる1万株に及ぶ群落は、天然記念物に指定されている。 <形態・生態> 常緑性の低木から小高木で、普通は高さ5 - 10m前後になり、高いものでは樹高15 mにもなる。ただしその成長は遅く、寿命は長い。 樹皮はなめらかで灰色地に灰白色の模様があり、時に細かな突起がまばらに出る。 枝はよくわかれる。冬芽は線状楕円形で先端はとがり、円頭の鱗片が折り重なる。鱗片の外側には細かい伏せた毛がある。鱗片は枝が伸びると脱落する。 葉は互生し、長さ8cm)、幅4 cmほどの長楕円形で、先端は尖り、基部は広いくさび形、縁には細かい鋸歯が並ぶ。 葉質は厚くて表面は濃緑色でつやがあり、裏面はやや色が薄い緑色で、表裏面ともに無毛である。 花期は冬から春(2月 - 4月) で、早咲きのものは冬さなかに咲く。花は紅色の5弁花で、枝の先に1個ずつ下向きに咲かせる。 花弁は長さ3 - 5 cmで筒状に咲き、平らには開かない。1枚ごとに独立した離弁花だが、5枚の花弁と多くの花糸の下半分が合着した筒形になっていて、散るときは花弁と雄しべが一緒に落花する。 果実は球形で、9 - 11月に熟し、実が3つに裂開して、中から2 - 3個の黒褐色の種子が出てくる。 <サザンカとの見分け方> ツバキ(狭義のツバキ。ヤブツバキ)とサザンカはよく似ているが、ツバキは若い枝や葉柄、果実は無毛であるのでサザンカとは区別がつく。 また次のことに着目すると見分けることができる。 ただし、原種は見分けやすいが、園芸品種は多様性に富むので見分けにくい場合がある。 ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちるが(花弁がばらばらに散る園芸品種もある)、サザンカは花びらが個々に散る。 ツバキは雄しべの花糸が下半分くらいくっついているが、サザンカは花糸がくっつかない。 ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことも多い)。      サザンカは、ほとんど完全に平開する。 ツバキの子房には毛がないが(ワビスケには子房に毛があるものもある)、サザンカ(カンツバキ・ハルサザンカを含む)の子房には毛がある。 ツバキは葉柄に毛が生えない(ユキツバキの葉柄には毛がある)。 サザンカは葉柄に毛が生える。 ツバキの花期は早春に咲くのに対し、サザンカは晩秋から初冬(10 - 12月)にかけて咲く。 (出典・参考: ツバキ Wikipedia)             
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カタバミ
2月は如月、衣を重ね着する月の衣更着(きさらぎ)とも言う。私の散歩道の道際等の草花達は、冬季から次の時季へと移り変変わっていく準備にはすでに入っているようだ--- 1月からの、進む時候の移りゆくに観る草花の姿、姿---その7。          /すでに出会い観る、         一斉に開花のような紅色5弁花/ 先月末の何時もの散歩道の道際。 1月の初旬に出逢い観たポツンと咲く花、 ‘一杯いや2歩早いか、観るは---’ の、ポスト山茶花の5弁花を、またそこに出会い観た。 その5弁花は、よりその紅色を赤らめて、緑の高木の中に既に多くを付けていた。   先に、より早くに一つ二つの赤い5弁花咲くを出逢い観たその木の花は、もう春の気配をすでに体得したのだろうか、我慢ならずに、初めの咲く出逢いから、半月足らずでの一斉の開花のような、沢山の紅色5弁花をそこに観た。                         ツバキ(椿) ・ツバキ<椿、別名 ヤブツバキ<薮椿>、ヤマツバキ<山椿>、 山茶、海石榴>(ツバキ属 ツバキ科) (備忘: ツバキの属性等について 1/18 ‘21) 上記の“ツバキの属性等について”は、今後は下記の「ツバキ」の属性等がとって代わる。 ・ツバキ<椿、海柘榴、またはヤブツバキ<藪椿>>(ツバキ科 ツバキ属) 常緑樹。照葉樹林の代表的な樹木。 <名称> 和名ツバキの語源については諸説あり、葉につやがあるので「津葉木」とする説や、葉が厚いので「厚葉木」と書いて語頭の「ア」の読みが略されたとする説などがあり、いずれも葉の特徴から名付けられたとみられている。 植物学上の種であるヤブツバキを指して、その別名として一般的にツバキと呼ばれ、ヤマツバキ(山椿)の別名でも呼ばれる。 日本内外で近縁のユキツバキから作り出された数々の園芸品種、ワビスケ、中国・ベトナム産の原種や園芸品種などを総称的に「椿」と呼ぶが、同じツバキ属であってもサザンカを椿と呼ぶことはあまりない。 なお、漢字の「椿」は、中国では霊木の名で、ツバキという意味は日本での国訓である。ヤブツバキの中国植物名(漢名)は、紅山茶(こうさんちゃ)という。 「椿」の字の音読みは「チン」で、椿山荘などの固有名詞に使われたりする。なお「椿」の原義はツバキとは無関係のセンダン科の植物チャンチン(香椿)であり、「つばき」は国訓、もしくは、偶然字形が一致した国字である。 歴史的な背景として、日本では733年『出雲風土記』にすでに椿が用いられている。その他、多くの日本の古文献に出てくる。ツバキの古名はカタシである。 中国において、ツバキは主に「山茶」と書き表されている。 「椿」の字は日本が独自にあてたものであり、中国においては椿といえば、「芳椿」という東北地方の春の野菜が該当する。 英語では、カメリア・ジャポニカと学名がそのまま英語名になっている珍しい例である。17世紀にオランダ商館員のエンゲルベルト・ケンペルがその著書で初めてこの花を欧州に紹介した。 後に、18世紀にイエズス会の助修士で植物学に造詣の深かったゲオルク・ヨーゼフ・カメルはフィリピンでこの花の種を入手してヨーロッパに紹介した。 その後有名なカール・フォン・リンネがこのカメルにちなんで、椿の属名にカメリアという名前をつけ、ケンペルの記載に基づき「日本の」を意味するジャポニカの名前をつけた。 <分布・生育地> 日本原産。日本では北海道南西部、本州、四国、九州、南西諸島、日本国外では朝鮮半島南部と中国、台湾が知られる。 本州中北部にはごく近縁のユキツバキがあるが、ツバキは海岸沿いに青森県まで自然分布し、ユキツバキはより内陸標高の高い位置にあって住み分ける。主に海沿いや山地に自生する。 北海道の南西部(松前)でも、各所の寺院や住宅に植栽されたものを見ることができる。 自生北限は、青森県津軽郡平内町の夏泊半島で、椿山と呼ばれる1万株に及ぶ群落は、天然記念物に指定されている。 <形態・生態> 常緑性の低木から小高木で、普通は高さ5 - 10m前後になり、高いものでは樹高15 mにもなる。ただしその成長は遅く、寿命は長い。 樹皮はなめらかで灰色地に灰白色の模様があり、時に細かな突起がまばらに出る。 枝はよくわかれる。冬芽は線状楕円形で先端はとがり、円頭の鱗片が折り重なる。鱗片の外側には細かい伏せた毛がある。鱗片は枝が伸びると脱落する。 葉は互生し、長さ8cm)、幅4 cmほどの長楕円形で、先端は尖り、基部は広いくさび形、縁には細かい鋸歯が並ぶ。 葉質は厚くて表面は濃緑色でつやがあり、裏面はやや色が薄い緑色で、表裏面ともに無毛である。 花期は冬から春(2月 - 4月) で、早咲きのものは冬さなかに咲く。花は紅色の5弁花で、枝の先に1個ずつ下向きに咲かせる。 花弁は長さ3 - 5 cmで筒状に咲き、平らには開かない。1枚ごとに独立した離弁花だが、5枚の花弁と多くの花糸の下半分が合着した筒形になっていて、散るときは花弁と雄しべが一緒に落花する。 果実は球形で、9 - 11月に熟し、実が3つに裂開して、中から2 - 3個の黒褐色の種子が出てくる。 <サザンカとの見分け方> ツバキ(狭義のツバキ。ヤブツバキ)とサザンカはよく似ているが、ツバキは若い枝や葉柄、果実は無毛であるのでサザンカとは区別がつく。 また次のことに着目すると見分けることができる。 ただし、原種は見分けやすいが、園芸品種は多様性に富むので見分けにくい場合がある。 ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちるが(花弁がばらばらに散る園芸品種もある)、サザンカは花びらが個々に散る。 ツバキは雄しべの花糸が下半分くらいくっついているが、サザンカは花糸がくっつかない。 ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことも多い)。 サザンカは、ほとんど完全に平開する。 ツバキの子房には毛がないが(ワビスケには子房に毛があるものもある)、サザンカ(カンツバキ・ハルサザンカを含む)の子房には毛がある。 ツバキは葉柄に毛が生えない(ユキツバキの葉柄には毛がある)。 サザンカは葉柄に毛が生える。 ツバキの花期は早春に咲くのに対し、サザンカは晩秋から初冬(10 - 12月)にかけて咲く。 (出典・参考: ツバキ Wikipedia)             
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