警告

warning

注意

error

成功

success

information

海浜植物の一覧

いいね済み
77
いいね済み
のんちゃん
お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 テリハボク 照葉木 方言名 : ヤラブ、ヤラボ、ヤナブ、タラブ、トゥフクギ、ヤラフクギ タヒチ名: Tamanu  タマヌ テリハボク科テリハボク属の常緑高木 インド洋〜太平洋にかけての熱帯の海岸沿いの地域(マダガスカルからインド、ポリネシアのマルケサス諸島)および北マリアナ諸島、沖縄諸島が原産地 海岸砂地、沿岸部に自生 1つ目 海沿いの公園の駐車場脇に植えられてました。何となく  見たことあるよ うな…??? 珍しくはないような感覚ですが、やはり  故郷の植物をゼンゼン知らずに生きてきた私は  お名前を知りません。 あなたはだぁれ? 調らべてみて  昔から沖縄に自生している木だとわかりました。 20mほどの 大木となり  材が硬いため、かつて南洋地域で造船材として使われていたそう。またフクギのように防潮・防風林として利用したりするそうです。 今回出会った  この木は  まだそんなに大きくなかったなぁ〜 大きく育って活躍を期待したいですね。 お名前のとおり テリテリの葉っぱ。海浜植物らしさを感じられますね。 6~7月と10~11月にお花が咲きます。 白いお花は   2cm位で 爽やかで甘い香りなのだそう。 2つ目 実(核果)は、3〜4cmのまん丸。 外果皮は薄く,淡褐色,光沢はなく,ざらついて,完熟すると皺ができる。  果実から圧搾したオイルは『タマヌオイル』と呼ばれ  古くからタヒチ、ハワイなど太平洋の島々で伝統薬として利用されてきたのだそう。(沖縄でも) 栄養豊富で抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、高保湿作用が高いスキンケアオイルなのだそう。 中果皮は軟らかい肉質,  内果皮は硬く中にコルク質に包まれた種子が1個あり, 核は海水に浮かびます。 なるほど~  海に旅立つのですね〜 ★ 海を旅する種子シリーズ 撮影 2025  /1〜1/3 スマホ 沖縄 *** 3つ目  これにて、今回の沖縄土産投稿はおしまいです。長々とお付き合い下さりありがとうございました。 今回の帰省も  はじめましての出会いがたくさんありました。(投稿した内の半分位) 故郷の植物達のこと ほとんど 知らずに生きてきたんだなぁと、つくづく感じたのと同時に、ますます興味が湧き上がって来ました。 撮影  2025  1/2    スマホ 沖縄  ローカルビーチ ***覚え書き 沖縄の海浜植物 成帯構造 グンバイヒルガオ、テリハクサトベラやモンパノキ、アダン、ユウナが海に最も近い最前列に繁り  その後ろに  このテリハボクやフクギ、アカテツ、ハスノハギリなどが育ち、 後方(陸側)に リュウキュウマツ、モクマオウたち。
いいね済み
89
いいね済み
のんちゃん
お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 テリハクサトベラ 照葉草扉 方言名:  スーキ、ハマスーキ クサトベラ科クサトベラ属の常緑低木 日本では種子島・屋久島・琉球諸島・小笠原諸島と 台湾、太平洋諸島、オーストラリア、マダガスカル島の熱帯地域原産 海岸の岩石や砂地に生育 1つ目 先に  投稿した モンパノキが植えられていた  ローカルビーチに このテリハクサトベラも  一緒に植えられていました。 樹高は1〜3m モンパノキもそうですが、この木も  今まで普通に目にしていたはずで  珍しいものじゃない印象なのに  お名前を知らない木でした。 2つ目 照りのないモンパノキの葉っぱとは真逆のテリテリ。 波をかぶっても塩を弾くように、葉の表面にワックスを発達させて内部まで塩を通さないようになっています。 そして強すぎる日の光を斜めに受け止めるために、葉を外側にカールさせるそうです。色々工夫してるんですね! 3つ目、4つ目 近寄ってみると  不思議な形のお花が咲いてました。 花期は  4〜12月 花びらが  半分ちぎれて落っこちたのではなく、これが咲いてる姿。扇状に5深裂、長さ2cm程の唇弁花。 花びらの上に降り立った虫が  奥の蜜を得るために体をねじ込むと、雄性先熟の雄しべから花粉を出し背中に付けます。上に向いて立ってるのがそうです。 めしべは後から成熟し、背中に花粉を付けたハチが次に訪れた際に背中から花粉を貰います。 5つ目 わずかでしたが  果実も見っけ! 1〜1.5 cm位。白色に熟します 核果で種子を2つ含み ます 果実を鳥が食べて種子を運んだり、その場に落っこちた果実が波に乗って  大海原へ旅立ったりするようです。 ★ 海を旅する種子シリーズ んっ?!ひとつ前に投稿したモンパノキの方言名と同じだ! スーキを漢字で書くと、潮木。 ハマスーキって、『浜に生える潮木』って意味なのだそう 確かに双方ともハマスーキだわぁ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
いいね済み
80
いいね済み
のんちゃん
お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 モンパノキ 紋羽の木 別名:ハマムラサキノキ 浜紫の木 方言名:スーキ ハマスーキ     ガンチョーギー ムラサキ科キダチルリソウ属の常緑低木〜小高木 東アフリカ〜アジア、オセアニア、太平洋諸島の熱帯から亜熱帯原産 海岸の砂浜地や岩場に生育し耐潮性が高い 沖縄の浜辺でも出会えるし 方言名も色々あるが、元々沖縄には自生していなかったそうです。 古い時代に渡来した帰化種 1つ目 樹高は5m程で 自然に傘型のきれいな姿になるそう。私が今回出会ったのは 自生ではなく ビーチに植えられた 私の背より低い 小ぶりな木でした。 2つ目 海浜植物って、葉っぱが厚く照りがあるモノが多いですが…  この葉っぱは 楕円形で長さ10〜20cm、幅5cm位。厚みはあるけど 柔らかく 微毛に覆われ、全体的に灰色がかってます。照葉じゃないのに 塩水被っても 生きていける仕組みを持ってるのですね。 ところで、『モンパ紋羽』って?何? 調べてみると … 綿布の一種で、綿フランネルに似て、地質が厚く粗く、柔らかく、毛ば立たせて織ったもの。肌着や足袋裏や帯芯(おびしん)に用いられたのだそう。 触ってみた感触を思い出しながら 意味を知ると、なるほど~納得。 フランネルだね 3つ目 ビーチで出会った木には お花は咲いていませんでしたが、別の場所で見っけた木には お花が咲いてました!花序には 蕾がたくさんついてて 花序の先にチョコチョコっと お花が咲いてました。 ムラサキ科特有の円錐集散花序で、渦巻き状(巻繖花序、さそり状花序)になるのが特徴。 拡大するとわかるかなぁ 4つ目 お花のアップ 小さな白いお花は 4〜5mm位 花期は、熱帯では四季、沖縄県では春から秋となっているようですが… お正月に咲いてました。 5つ目 お花が咲き終わった部分は茶色の花殻が見られます。5mm位の黄緑色のツブツブ若い果実も見ーっけ。これがビシッと列を作って並び 数珠や団子状に 実るようです。 英名は Octopus bush (=タコの灌木) この姿を見ると何となく納得! タコの足の吸盤が並んでるみたい。 調べ学習の際 ネット上見て回ってますが なかなか完熟の果実の写真が見つかりません。あまりカメラを向けたくなるような姿じゃないってことかなぁ?どうしてだろう? 文章では 完熟すると黒くなるとありました。 そして!果実はコルク質で浮きやすく、海流に乗って運ばれると考えられているのだそう。 ★ 海を旅する種子シリーズ 撮影 2025 1/1〜1/3 スマホ 沖縄 方言名 ・スーキ=潮木 ・ハマスーキ=浜の潮木 ・ガンチョーギー ガンチョー=眼鏡+ギー=木  眼鏡の木 材は、軽軟で加工しやすいく かつ 乾燥しても変形しにくい性質が特徴。その性質を活かし 水中メガネの枠を作るのに利用していた事から ガンチョーギーと呼ばれるようになったのだそう。沖縄の伝統素潜り漁には必須アイテムなんです
いいね済み
84
いいね済み
のんちゃん
お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 グンバイヒルガオ 軍配昼顔 方言名: アミフィーバナ                  ハマカンダー ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草 世界の熱帯〜亜熱帯の主に海岸砂浜に広く分布 日本では沖縄から 九州、四国南部、紀伊半島南部の海岸砂浜に分布 1つ目 去年のお正月、母と初日の出を眺めに行った ローカルビーチ。 今回も立ち寄ってみました。 遠目に   ハマヒルガオが這い広かってるなぁ〜と思いつつ 近づいてみると… 2つ目 むむむ?!  ハマヒルガオの葉っぱじゃないぞ! はは~ん、この形、もしや! グンバイヒルガオかな! 調べてみると当たってました。 イエーイ! 葉っぱの形が  行司の軍配でしょっ ハマヒルガオは  北海道〜沖縄まで広く分布しているけど… 北の  ハマヒルガオ  (ヒルガオ属) 南の  グンバイヒルガオ  (サツマイモ属) って感じで  生育環境が分かれているようです。 3つ目 ハマヒルガオの花期は  4〜6月だったから グンバイヒルガオもそうかな?と思ったけど、初夏から秋なのだそう(沖縄では)。半年ちょい咲いてるってことですね。 まさか、お正月には咲いてないよねって思いつつ  見渡してみると、 wow!咲いてた!!! 見えている範囲で  2つ  3つ  咲いてました。 ハマヒルガオよりも  こちらグンバイヒルガオはピンク色が濃いめ。お花の中心が  濃いピンクですね。 ハマヒルガオのお花の中心は白でしたね。(ハマヒルガオ投稿 2024  7/7) 種子は波に乗って旅立ちます ★ 海を旅する種子シリーズ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄 方言名 ・アミフィーバナ  =  雨降り花 お花を摘むと雨が降ると言う迷信が由来 ・ハマカンダー = 浜かずら(蔓、葛) 砂浜に這い広が姿そのものですね
いいね済み
89
いいね済み
のんちゃん
お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物です ビヨウタコノキ 美葉蛸の木 タコノキ科タコノキ属の熱帯性・常緑広葉高木 マダガスカル原産 世界の熱帯〜亜熱帯地域へ移植栽培されている。沖縄もその内の1つ。 1つ目 アダンやタコノキと同属のお仲間です。 昔から沖縄の浜でよく見るアダンとは パッと見 雰囲気違うなぁと感じます。アダンの幹はグネグネ曲がってて  枝を横へ伸ばすので無骨なイメージ(主観ですよ) このビヨウタコノキは  幹がシュッと真っ直ぐ伸びてスマート。 アダンやタコノキのような幹のトゲは無いようです。 枝は上に向き分岐も少な目で  姿が整って見えます。 島バナナが入り口に植えられていたビーチとは  また別の  ローカルなビーチですが、近年整備されたんだろうなって雰囲気で、ビヨウタコノキがたくさん植えられてました。 そもそも沖縄には居なかったビヨウタコノキですが、姿が整ってて扱いやすいのでしょう。また塩にも強いですが排気ガスなどにも強いようです。びっくりするほど アチラコチラでたくさん植えられてることに気づきました。 2つ目 真っ直ぐの幹から  蛸足状の気根を出します。 この気根は幹を支えているので支柱根と呼ばれます。 この支柱根も  シュッと真っ直ぐで、アダンより数が少なく まとまりが良いですね〜 3つ目  葉っぱは  らせん上状にねじれてつき、葉っぱの縁に赤色のトゲがあります。 写真拡大してみると赤いトゲ見えるかも。 アダンの葉っぱ縁のトゲトゲは白色。 ※アダン投稿 2024.2/10 アダンの葉っぱ縁の白いトゲトゲや、果実の形の違いがわかると思います。ご参考にどうぞ 果実は集合果で、茎頂から垂れ下がっています。 アダンの果実は赤く熟しますが ビヨウタコノキの果実はオレンジ色になるそうです。 完熟すると  木にぶら下がったまま  外側のゴツゴツ部分が  1つずつボロボロ落っこちて  白っぽい丸い芯のような部分だけが残ります。 ボロボロ落っこちた一粒一粒の果実は  繊維質。 中に種子が入ってて  軽く波に乗り  大海原へ旅立つのだそう。 ★ 海を旅する種子シリーズ お名前に『タコ』動物名が入ってるので、どうぶつシリーズに追加! ★ どうぶつシリーズ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
651件中 1-24件 を表示

人気のコラム一覧

2024.02.14

春に咲く花といえば?4〜6月に見頃を迎える春の花一覧

by.GreenSnap編集部
2025.02.27

100均の製氷ケースで寄せ植え!おしゃれな多肉ポットをつくろう

by.hana (a piece of dream*)
2022.08.31

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にも...

by.GreenSnap編集部
2020.01.29

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツ

by.mokutaro(杢太郎)
2020.01.15

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!

by.内田アリ
2024.02.14

冬に咲く花といえば?寒い時期を彩る人気の冬の花一覧

by.GreenSnap編集部