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ユーバトリウム(セイヨウフジバカ)の一覧

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カタバミ
11月も下旬。私の散歩道の道際等の草花達は、晩秋の中に息吹いている--- 10月からの、進む秋色に観る草花の姿、姿---その20。 ユーバトリウム(セイヨウフジバカ)とシモバシラ。 ---いつも散歩道のオープンスペースに見つけた、二つの草花。 これまでなんども目にして、気になっても、見逃して、後回しにして来た草花だ。 思い切って調べてみた。それぞれに含蓄のある面白い草花であることが分かったのである。 ・ユーバトリウム<セイヨウフジバカ<西洋藤袴>,アオバナフジバカマ<青花藤袴>、コノクリニウム、ミストフラワ>(コノクリニウム属 キク科) 北アメリカに分布。ユーパトリウムとして主に流通するのは、アメリカ南東部からメキシコにかけて分布のコノクリニウム・コエレスティヌム種。 花期は7月~10月。花期になると、茎の頂部に花序を出し、アザミに似た頭状花を多数咲かせる。 頭状花は径0.7~1㎝程度の大きさで、筒状花のみで形成されており、キク科の植物によく見られる花弁のような舌状花はない。一つの頭状花には35~70個の筒状花が密生しており、花冠からは雌しべの花柱が長く突出する。 長い花期の間、花は次々と開花。花色は基本種の青紫の他、白。 全体の花姿はアゲラタムによく似ており、宿根アゲラタムの名前でも流通しているが、アゲラタムはカッコウアザミ属(アゲラタム属)に分類されており、アゲラタムの近縁種というわけではない。 葉は対生し、卵形に近い三角形で縁に荒い鋸歯があり、表面には皺が目立つ。基本種の茎は紫色を帯びており、細かな毛で覆われていますが、種により色や毛の多少にばらつきがある。                                  ユーパトリウムとして主に流通しているコノクリニウム・コエレスティヌム種は、かつてユーパトリウム属(ヒヨドリバナ属)に分類されていたため、ユーパトリウムの名前が流通名となっている。 「セイヨウフジバカマ」「アオバナフジバカマ」とも呼ばれる。正式な名前であるコノクリニウムは、現在使われることは無いようだ。 また、ユーパトリウムとして流通している品種の中には、コエレスティヌム種以外の植物も含まれている。例えば、ユーパトリウム・チョコレートとして流通する品種は、マルバフジバカマの園芸品種であり、現在はアゲラティナ属に分類されている。 これは、詳細な研究が進んだ結果、ユーパトリウム属の植物の分類が大幅に変更されたためで、流通にも混乱が生じているので、正確な属名は品種の学名を確認する必要がある。 (出典・参考; ガーデンニングの図鑑) ・シモバシラ<霜柱>(シソ科) 日本固有種で関東地方以南の本州から九州にかけて分布。低山の森林内に生え、特に渓流周辺に群落を作ることもある。枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる。名の由来「シモバシラ」は、冬に枯れた茎の根元に、霜柱のような氷がつくことから。 茎は断面が四角形をしており、やや木質化する。高さ40-70cmほど、先端に向けてやや水平向きに曲がる。葉は茎の節ごとに対生に出て、長さ8-20cmの楕円形、薄くて柔らかくてつやがなく、縁に軽い鋸歯がある。 花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から、総状花序を出す。花序の軸は真上に伸び、花はその軸に茎の先端側に偏ってつく。従って、水平になった茎から、花序だけが立ち上がったおもしろい姿となる。花はほぼ真横を向いて咲く。花冠は白く、釣り鐘状で、雄蘂はそこから突き出す。 シモバシラが生えていたところには、冬になると霜華ができる。シモバシラの茎は冬になると枯れてしまうが、根はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から霜華ができる。この現象は、地中の根が凍るまで続く。 (出典・参考; シモバシラ Wikipedia、植物写真館)
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カタバミ
11月も下旬。私の散歩道の道際等の草花達は、晩秋の中に息吹いている--- 10月からの、進む秋色に観る草花の姿、姿---その20。 ユーバトリウム(セイヨウフジバカ)とシモバシラ。 ---いつも散歩道のオープンスペースに見つけた、二つの草花。 これまでなんども目にして、気になっても、見逃して、後回しにして来た草花だ。 思い切って調べてみた。それぞれに含蓄のある面白い草花であることが分かったのである。 ・ユーバトリウム<セイヨウフジバカ<西洋藤袴>,アオバナフジバカマ<青花藤袴>、コノクリニウム、ミストフラワ>(コノクリニウム属 キク科) 北アメリカに分布。ユーパトリウムとして主に流通するのは、アメリカ南東部からメキシコにかけて分布のコノクリニウム・コエレスティヌム種。 花期は7月~10月。花期になると、茎の頂部に花序を出し、アザミに似た頭状花を多数咲かせる。 頭状花は径0.7~1㎝程度の大きさで、筒状花のみで形成されており、キク科の植物によく見られる花弁のような舌状花はない。一つの頭状花には35~70個の筒状花が密生しており、花冠からは雌しべの花柱が長く突出する。 長い花期の間、花は次々と開花。花色は基本種の青紫の他、白。 全体の花姿はアゲラタムによく似ており、宿根アゲラタムの名前でも流通しているが、アゲラタムはカッコウアザミ属(アゲラタム属)に分類されており、アゲラタムの近縁種というわけではない。 葉は対生し、卵形に近い三角形で縁に荒い鋸歯があり、表面には皺が目立つ。基本種の茎は紫色を帯びており、細かな毛で覆われていますが、種により色や毛の多少にばらつきがある。                                  ユーパトリウムとして主に流通しているコノクリニウム・コエレスティヌム種は、かつてユーパトリウム属(ヒヨドリバナ属)に分類されていたため、ユーパトリウムの名前が流通名となっている。 「セイヨウフジバカマ」「アオバナフジバカマ」とも呼ばれる。正式な名前であるコノクリニウムは、現在使われることは無いようだ。 また、ユーパトリウムとして流通している品種の中には、コエレスティヌム種以外の植物も含まれている。例えば、ユーパトリウム・チョコレートとして流通する品種は、マルバフジバカマの園芸品種であり、現在はアゲラティナ属に分類されている。 これは、詳細な研究が進んだ結果、ユーパトリウム属の植物の分類が大幅に変更されたためで、流通にも混乱が生じているので、正確な属名は品種の学名を確認する必要がある。 (出典・参考; ガーデンニングの図鑑) ・シモバシラ<霜柱>(シソ科) 日本固有種で関東地方以南の本州から九州にかけて分布。低山の森林内に生え、特に渓流周辺に群落を作ることもある。枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる。名の由来「シモバシラ」は、冬に枯れた茎の根元に、霜柱のような氷がつくことから。 茎は断面が四角形をしており、やや木質化する。高さ40-70cmほど、先端に向けてやや水平向きに曲がる。葉は茎の節ごとに対生に出て、長さ8-20cmの楕円形、薄くて柔らかくてつやがなく、縁に軽い鋸歯がある。 花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から、総状花序を出す。花序の軸は真上に伸び、花はその軸に茎の先端側に偏ってつく。従って、水平になった茎から、花序だけが立ち上がったおもしろい姿となる。花はほぼ真横を向いて咲く。花冠は白く、釣り鐘状で、雄蘂はそこから突き出す。 シモバシラが生えていたところには、冬になると霜華ができる。シモバシラの茎は冬になると枯れてしまうが、根はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から霜華ができる。この現象は、地中の根が凍るまで続く。 (出典・参考; シモバシラ Wikipedia、植物写真館)
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