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良し、行くぞう
アセビ 花まみれ、の図。 「I amツツジ科!」との主張をまざまざと見せつける、特徴的な小さい壷状の花。 花材として見れば、花がなくともその枝振りはどこを取っても美しく、壷に花を生ける際には「ブチ込むだけでなんか解決」という頼もしい枝物だったのを思い出す。 庭木として奔放にさせておくとこのように花まみれの茂みと化すが、それもまたアセビパワーがウズウズとしていて面白い。 そんな奔放なアセビとは、相模国一宮でおなじみの寒川神社で出会った。 皆が荘厳な本殿と大きなねぶた飾りにカメラを向けているその横で、自分はひたむきにアセビを撮っていたのだが、仲間もライバルも一人として現れなかった。 大丈夫だ。悲しくなどない。 自分は後厄になるのだが、嘘か真か、「後厄が一番ヤバいらしいよ、だってほらフィナーレじゃん、厄の。」 という誘いを受けて、厄の実施期間もあと一年という頃合いなのだが初めて厄落としのご祈祷を受けに寒川神社へ行ったところ、このアセビと出会ったのである。 授与品は色々入っていたが、御神撰の落雁がダントツで嬉しかった。落雁うめぇ。 こうして厄祓いが済み、今日もおかげさまで平穏無事に暮らしているが、それすなわち、自分の知らない所で払い除けられた厄はさぞや恐ろしかったのではないか。 厄との距離も近かったのではないか。 もしかして結構ギリギリだったんじゃないか。 すんでの所で払い除けたその厄は、どんな恐ろしい厄だったのだろう。 ギリギリでいつも生きている感のある自分が厄祓いを受けた後に平穏無事でいると、逃れたであろう厄がむしろ怖いもの見たさで気になってしまうのである。
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良し、行くぞう
先日ネットニュースにて、 イギリスのホームセンターで半額の2000円となって売られていたモンステラが、実は30万円相当にもなる珍しい斑入り品種だったと判明したことが報じられた。 そんなニュースを見たらやることはただ一つ。 自分もホームセンターへ駆けて行ったのである。 人はこれをミーハーと呼ぶのだろう。 しかしそこは平凡な運命の持ち主、30万円に化けそうな出会いは残念ながらなかった。 30万円だとわかっても売らずに「30万がこの手に…シシシ」と言いながら夜な夜な頬ずりするだけのつもりだったのに。おかしいな。 まぁホームセンターの植物コーナーは掘り出し物がなくても楽しいが。 代わりと言ってはアレだが、198円で面白いシダを購入したのでこれで満足した。 ハートファーン、イヌアミシダ、ヘミオニティス・アリフォリア… 通り名は様々だが、要は 「毛深いハートのシダ」なのである。 自生地は西インド諸島らしく、どうにもバハマやプエルト・リコといったカリブ海のビーチリゾートが頭をチラつく。 青い空の下、美しい海を目の前に、あちこちから飛んでくるウインクを横目で流しながらビーチチェアに体を預けて、うまいラムのダイキリを引っかけつつ、 自生しているシダのことを考える贅沢なひととき。 おぉ、いいぞ。 とてもいいじゃないか。 一筋縄じゃいかない大人の余暇はこのくらい振り幅がなくては。 198円で束の間バハマのビーチに心を飛ばしてくれるこのイヌアミシダだって、ありふれた存在だったとしてもなかなかにしてそこにいる価値が高いのではないか。 平凡な運命、平凡な価値。 ともに力を合わせれば、たとえ財布に30万円が無かろうと夢を見せてくれる存在に化けるのである。 こんな楽しみ方も出来るなら、ありふれたお手頃ミニ観葉だってある意味とても良い価値があると自分は思うのだ。
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良し、行くぞう
めちゃんこ小さいカトレアの原種 カトレア・セルヌア 購入して半年ほど。花はまだつかないがゆっくりと確実に成長している。 いつか、花芽でも見つけようものなら楽しみでソワソワするあまり、祭りを開くかもしれない。 じっくり観察し、この前までなかったはずの芽が生えているのを見つけた瞬間は、たとえ小さくとも立派な生命の息吹きを感じるのだ。 小さいながらいっちょまえにバルブがあるのもカトレア然としていてまた愛らしい。 缶ジュースと比べたら小ささが伝わるかと思ったが、結果そうでもないような。 ただのグアバジュース好きアピールのようになったが断じてそうではなく、これは偶然家にあっただけで、自分の大本命はKIRINの力水ですよという余計な個人情報をここに記しておく。
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良し、行くぞう
大変良い香りのスプレーバラと、巨大シロツメクサa.k.aトリフォニウム。 相反する雰囲気同士のぶつかり合い。 そこへモジャつく小花を合わせれば、なんということでしょう。 水と油だった仕上がりはナチュラルビューティーへと変貌を遂げました。 気品と野趣の仲を取り持つのは自由奔放な斑入りエニシダ。 今回の劇的ビフォーアフターの匠はエニシダなのである。 何も考えていないようで実はきっちり役に立つポジションを自ら担当するエニシダはとてもえらいと思うのだ。 スプレーバラは清潔感のある美人とすれ違った時のあの香りがするのに対し、エニシダはなぜかカレーの香りがしている。 これらが混ざって香っている現状を方程式どおりに解くと、 カレー(美人+香り)÷2+すれ違う=解 CoCo壱から出てきたばかりの美人の香りということになるのだろうか。 んなわけある解。なんつて。 今回はちゃんとした花瓶なのでご安心召されませ。
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良し、行くぞう
先程蕾の写真を上げたはずなのに、 なんとしたことだ。 きっちり咲いているではないか。 変わり身の速さよ。 たしかに何とも言いがたいピンクの色調。 ショッキングでもサーモンでもベビーでもない。 これがクラシカルピンクの力か。 いいぞいいぞ、可愛いじゃないか。 黒い瞳ともよく合っている。 だがしかし、ここで誰にも聴こえないよう本音を打ち明けたい。 世間から総スカンを食らうだろう。 夜襲も否めないし刺客も来るだろう。 上からタライが落ちてきても仕方がない。 でも言わせてほしい。 ぶっちゃけ蕾の方が好みだったなぁ。 と。 あれっ、ピンポン鳴ったぞ。 誰か来たようだ。 それではこれにてドロンいたします。
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良し、行くぞう
ここからは良し、行くぞうさんをお迎えして解説をお送りします! 良しさんどうですか、今日のこのアネモネ選手、だいぶ仕上げてきたと思うのですが~… そうですね! まずこの色合いですが、かなり色づいてきたと思います! クラシカルピンクで咲くというプログラムを提出していたようですが、宣言どおり色味を出してきましたね! 2週間前はどうなるのかとメディアでも心配の声が上がっておりましたが… そうですね!アネモネ選手はこの2週間、梅干しにしか見えないというバッシングもありましたし、植え替えや冷たい雨もあったので、すごく困難な状況だったと思います! どうですか良しさん、やはりこのような2週間というのは、選手にとって苦境を強いられるものなのでしょうか? そうですね!ただアネモネ選手は寒さに比較的強いと言われているのと、雪予報がなくなった分そこまで気温が下がらなかったのもありまして、今回のアネモネ選手にとっては幸運だったのではないかと思います! 技術点や構成はいかがでしたか? そうですね! 花柄に高さがありますね! 最初の段階で花の付け根に包葉がぴったりくっついていましたが、選手にとって開花前の蕾がある状態で植え替えにあたるというのは難易度が高いんですね! その難易度を乗り越えて、ここへきて花柄がしっかりと伸びているので、花姿に非常に高さがあることと、その高さが出た状態で色合いもハッキリしているのは技術点とても高いと思います! 花びらの構成も八重ならではの奥ゆかしさがわかりますので審査員たちにアピールできています! え~そして、ただいま審議中ということですが、良しさん、どういった点が審議にかけられていると思われますか? そうですね! 高さ、色合いともに2週間でよく仕上げてあると思うのですが一点だけ心配なのがこの花びらの広げ方でしょうか! 八重のぽってりしたボリューム、奥ゆかしさはあるのですが、花びら全体の広げ方がもう一歩足りていなくて円形のポージング、少し乱れたとジャッジが出るかもしれないですね! となるとどうでしょう、今回のプログラム、開花という認定はあるのでしょうか…! そうですね! もしかしたら開花認定は厳しいかもしれませんが…2週間でここまで仕上げてきたチャレンジは世界が注目してますので、とても素晴らしいと思います! …とまぁこんな感じでオリンピック脳が出来上がっている。 何を見ても実況解説に持ち込んでしまう哀れな思考は閉会式まで続くのだ。 頑張れ日本。頑張れアネモネ。
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良し、行くぞう
【月刊植物まみれ 2月号】 巻頭特集 《カメラは捉えた!真冬の衝撃・イワタバコ休眠中の知られざる姿》 ・寒さと渇きのなかで…イワタバコ越冬の一部始終を独占取材 コラム 《植物に聞く“冬を乗りきる20のコツ”》 ・寒さに負けない!植物たちが実践している冬のルーティーンとは? 人気連載 《植物探偵タネまき君》 ・第7話 ついに怪盗「根なし草」の正体が判明! 彼はエアプランツなのか…!? 《グラビア撮りおろし》 良し、行くぞう~宵闇の独り酒~ 【特別付録】 おうちでお店屋さんごっこ! 植物の名前が書ける! 茎にクルッと巻ける! 特製ユポ紙タグ5枚 【応募者全員サービス】 券を集めて送ってね! 本誌ロゴ入りステンレス備中ぐわ プレゼント中! 定価:419円(税込) お求めは書店… にはないので悪しからず。
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良し、行くぞう
家族が買って半年、全く新葉の音沙汰がなかったリュウビンタイ。 真冬なので躊躇していたが、 「食らえ!ハイポネックス!」 とアバンストラッシュの如く液肥をお見舞いしてやってから一週間後。 大ビンタイも小ビンタイも分かりやすく茎を持ち上げ始めた。 なんだ、腹が減っていたのか。 気が利かない持ち主であいすまん。 写真にも写っているが、土の左側に、昨日はなかったはずの、明らかに根ではないカクカクした数本の茶色い物を見つけた。 「ア"ア"ァ!!!」 奴だ!蜘蛛が出た! とびきりデカイぞ! 後ろに下がり息を飲みながらじっと奴の様子を伺ったが一向に出てこない。 目を離すまいと鉢を凝視しながらティッシュを4枚くらいバサバサっと取り、すぐに逃がせるよう背後にあるベランダの窓を開けたのに、奴はまだ動かない。 なぜだ…なぜ貴様は動かないのだ。 冬だからか。 寒いから鈍いのか。 それともすでに息絶えているのか。 とりあえず現状を把握せねば。 鉢に顔を近づけてビックリ。 画像をよくご覧いただきたい。 おわかりいただけただろうか… なんと蜘蛛だと思っていた奴は、 阿修羅像のフィギュアの腕だったのである。 そう言えば昨日の午後、子供が仏像ガチャの景品を飾っている場所をなにやらイタズラしていたような… なんて人騒がせなのだ。 いや騒がせたのは自分か。 どうもすいません。 そんなわけで阿修羅像の腕は無事保護され、本体に戻してあげようとしたら、 今度は本体が行方不明ではないか。 なんということだ。 こうしてこの後 「阿修羅像行方不明事件緊急対策本部」 を立ち上げ、令状が取れ次第おもちゃ箱に一斉ガサ入れをする運びとなった。 リュウビンタイは騒がれたと思ったらほっとかれて、いい迷惑だろう。 なぜ阿修羅の腕だとすぐわからなかったのか。 我輩の視力は0.3である。 メガネはまだない。
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良し、行くぞう
華美ではないが、不思議とぶりっ子ではないタイプの可愛らしさを感じるし、何よりとても丈夫。 小花フェチなら単鉢で植えれば楚々とした草姿に風情を感じるし、 寄せ植えに入れれば少々根が切れてもビクともせず、土も隠れるし、寄せ植えの主役は食わないがスピンオフを作ればそっちで主役を張れるような存在感。 非常にちょうど良い。 昔働いていたショップでも入荷すれば必ず完売する、まさにちょうど良いモテ子。 クリスマスローズやムスカリがいる寄せ植えの一味のメンバーにしたのだが、早朝、ムスカリやクリスマスローズが細胞外凍結を起こして「力が出ま千円」となっているその横で、この姫フウロは 「普通です!キリッ」としている。 しかし他の勢をおびやかすことはしない。 花一輪の寿命はそこまで長くないようだが、代わりに新しい花が常に咲くのでスタミナバッチリ2交代制。 誰もが振り向くゴージャス美人ではないかもしれないが、一緒にいると面白い。楽しい。 不思議とずっと一緒にいても疲れない。 長い付き合いだけど飽きない。 何気ないことなんだけど話したくなることがあったからちょっとLINEしてみよっかな。 笑ってくれるかな。 そういやたまに無性に可愛い瞬間があるんだよな。 何なんだろう。 この世には色々なモテ方があると思うが、「君がいるとなんだか楽しい」というモテ方こそ真のモテということなのではないか。 なんてこった、やはりこの花はモテ子なのである。 あぁ面白い。 あぁ楽しい。 しかも可愛いし。 あぁ本当にちょうど良い。 ちょうど良すぎて、ベランダからちょうど良さを叫びたくなるくらいこの花が好きだが、我が町も雪が舞ってきたので今日のところはやめておこう。
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良し、行くぞう
一見お調子者のようなこの苗。 「ヒッペアストラム・パピリオ」 というらしい。 ヒッペとかパピとか、 なんだか名前までお調子者といったところ。 なんだこの葉の伸ばし方は。 ピヨーン、パイーンって。 能天気か。 嫌いじゃないぜ。 なぜこのお調子者を買ったかというと、こんな成りをして実はこやつ、アマリリスの原種実生苗なのである。 今は球根も見せずに植えてあるような小さな原アマだが、店頭のPOPによると、なんと希少種ゆえ大玉に成長すると4,000円近くするらしい。ワーォ。 「葉っぱ4枚で開花株です!」とも書かれており、なんとしても嫁に出すぞ、ハウスに帰って来るんじゃないぞという生産者さんのパッションを感じる。 ちなみにこの日自分が着用していたのは、590円のトレーナーに990円のパンツであった。 家系ラーメンに全部載せても1,200円、スシローでたらふく食べても3,000円。 4,000円という金額は、自分には直視出来ない。 南米産の原種という割に、寒さにはまぁまぁ強いらしい。 明日の雪の様子を見てから外へ配備するとしよう。 この苗は生産者直売店で買ったのだが、何やらこんな場所にロケ隊が来ているぞと思いつつ買い物を済ませ、出入口の引き戸を開けかけたところ、引き戸の向こう側に先程のロケ隊がたむろしていた。 (アチャーお邪魔してもうた) と思って引き戸を閉めようとしたら、 ロケ隊の一人が「どうぞどうぞ!」と 言って引き戸を開けてくださったのだが、引き戸を押さえていたのはなんと杉浦太陽ではないか。 休憩中は真っ黒な日傘の下でベンチコートを着て水を飲むのが芸能人だと思っていた自分はまさにクリビツテンギョーイタオドロ。 畑でマルチングをしている時の彼の笑顔は嘘ではなかったのだ。 こんなに親切なのか、杉浦太陽。 ありがとう、杉浦太陽。 うちに神棚があったら彼を祭り上げるところだ。 お榊も欠かすまい。 御神酒は獺祭でどうですか。 こうして希少ヒッペアストルムは青田買い記念だけではなく、杉浦太陽と遭遇した記念の花となったのであった。
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良し、行くぞう
あのさ、前から思ってたんだけど、 ウチらが植わってんのって何の缶? えーパイナップルじゃね? え待って違うし! トマト缶だし! うっそ!ウチらトマト缶に6年も植わってんの?持ち主やばくね? うーわ!ないわー マジない!サイアク! ねぇぇしかも見て!! サビやばいんだけどー! キャァァ無理!ほんと最悪! ねぇ~マジなんなの! でもー、なんか地元の2コ上から聞いたんだけどー、 こうなったのってウチらがここから抜けなくなったかららしいよ? え待ってウチらが悪いの? それ違くね? まーでもさー、 ここがウチらの場所だからーみたいに調子乗ってたとこもあんじゃん? あ~ちょっとわかるー 咲かせてみせます恋の花!とか言っちゃってたよね! マジ草なんだけど! ほんとマジで咲いたもんね!花! 草通り越して花! 花通り越して夢!? PON PON!! マジウケるー! ギャハハハ! え待って日の出なんだけど! 朝陽エモいやーつ! てゆうかさ、太陽めっちゃ盛れるよね? わかりすぎてつら! 太陽しか勝たん! とりあえずTik Tokあげとく? あげよあげよ! え待って超エモいんだけど!
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良し、行くぞう
蕾だったものが良い具合に顔上がり気味で咲いた。 やはり野趣溢れるこのスポットが素敵である。 来年の春から始まるNHK朝ドラが、なんと日本植物学の祖・牧野富太郎先生の一生涯を描くというではないか。 植物への探究心に目覚め、自らを「植物の愛人」と称し、人生の全てを植物に捧げた牧野先生。 しかしながら植物愛を募らせ、日本植物学の頂へと歩を進めていく一方で、奥様をとことん振り回し、やりたい放題突っ走るその生き様は、さすがの自分も現代のコンプライアンス的に大丈夫なんすかねと思いもするがそこはNHK。 きっと何とかするだろう。 こうして2023年の秋までは生きていかねばならない事情ができたので、ますますの健康増進に精を出すこととする。 そしてクリスマスローズは可愛い。
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良し、行くぞう
明るく仲良く元気よく …ではなく、しっぽりうつむいて咲くクリスマスローズ・ダブル。 もしかしたら雑種のようなものなのかもしれないが、八重咲きかつまだまだ蕾もついて、1,200円というお手頃極まりない価格であった。 顔を覗き込めば、それはそれは可愛らしいスポットと美しいロゼットがあるじゃないか。 なぜ君は下を向くのだ。 ヘレボルス然り、フクシア然り、下を向いて咲く花を撮る際のベストな画角が毎度わからない。 仕方なく腰から上のバストアップ写真をどうぞ。
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良し、行くぞう
おチューリップとキャスミ草 久々に花を飾ることを思い立っていざ選んだのは、なぜか自分史上前代未聞となるおピンクのチューリップであった。 疲れでも溜まっているのだろうか。 それとも、新しい自分と言えば聞こえは良いし、 トチ狂ったと言えばそうかもしれない。 カスミ草入りチューリップ2本の袋と、カスミ草なしのチューリップ3本の袋を合わせて飾ったら、仕上がりはあーらビックリまるで卒業式のミニブーケ。 いつのことだか思い出してごらんと言われましても記憶は遠い彼方である。 なにしろ花瓶にしてるのはいつぞや自分がクイッといったワンカップ大関bigのビンなのだから仕方のないことだ。 この本数の花でも案外ちゃんと留まるのでワンカップのビンも侮れない。 チューリップは茎が腐りやすく、カスミ草はもともと水分の少ない花なので、酒ビンもとい花瓶の水はいつもより少なめがいいですよ、 と最後は真人間の発言をして終わることとする。 少なめが良いのは本当なのでご案じ召されませぬよう。
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良し、行くぞう
今シーズンはビオラをやめて、家庭における冬の風物詩をプリムラに鞍替えした。 プリムラジュリアン、英語圏では 「Primula juliana」と言うらしい。 ジュリアナと言われると東京という単語を添えたくなる人は僕と握手! …なんつて。 自宅の東にあたる玄関にブルーのプリムラを置いたあとで、風水の方角と色の相性に関するサイトをたまたま見たのだが、なんという示し合わせなのか、東にブルーを使うと発展運に大変よろしいと書かれているではないか。 嗚呼、ありがとうプリムラ。 ありがとう発展。 気まぐれで占いをベースにした手帳を購入したところ、付録についていた生年月日ごとの暦によって自分がまさに天中殺ナウということがわかった。 占いを盲信している訳ではないのだが、心当たりのある日々なだけにオウマイガー。 プリムラといえばターシャ、 ジュリアナといえば東京、 天中殺といえばオウマイガーなのだ。 しかしながら、来年で天中殺には別れを告げるそうなので、幸運のプリムラを眺めつつ、こんな自分のますますのご発展を夢見る次第である。
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良し、行くぞう
今年は秋めくのが早い気がする。 (当社比) 「彼岸花と電車のツーショット」という秋の風情をフェンスが堂々とぶち壊している写真をどうぞ。
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良し、行くぞう
台風、来てしまうのか…? 9号、10号、11号が天気図を席巻しており、まさに文字通り三つ巴ではないか。 近所では、サルスベリの下でなぜか春に咲き終わっていたはずのフジまで咲いている。 空も大地も、もうめちゃくちゃ。 鉢ではなく台風を吹っ飛ばせるように、念のため対策も始めつつ、滅せよ台風!とばかりに神通力を使うことにする。 間違って四つ巴になっちゃったらごめんなさい。 (やめてくれ)
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良し、行くぞう
ゴミ屋敷よろしく繁ったホーリーバジル。 やっとガパオライスにいたしました。 写真は調理前。 調理後は写真も撮らずに流れ星の如く腹の中へ消えていった。 盛り付けもドイヒーだったのでちょうど良いだろう。 刈り取ってから流れ星の如く腹へ消えていった間にもメイクドラマがあり、 調理の時はトップの2段を残して全て刻んでフライパンにぶち込んだが、なかなか良い風味であった。 残した2段は、お飾り程度の気持ちで皿の縁にあしらったのだが、ここまでくるとお飾りのバジルも食べたくなるのが人の常。 生の葉をちぎってガパオライスと一緒に食べたが、なんということだ。 太田胃散の味ではないか。 ありがとう、い~い薬です。 頭の中であのピアノの旋律が流れるなか、長嶋一茂があの缶を持ち上げ嘲笑う。 炒めたらこんなに美味しいのに、生の葉だと全然違うのか。 残念だが、飾りは飾りであった。 飾りじゃないのは涙だけ。 ホーリーバジルに罪はない。 自分がこの風味と太田胃散をセットにしたのがいけないのだ。 たまに太田胃散にはお世話になるので後生口に入れたくない味ではないが、甘辛ひき肉とは合わなかっただけのことだ。 やってみたら気が済んだ。 まさにそれである。 食後にまだまだ繁っている葉でホーリーバジル茶にしたが、 これはうまかった。 確かにいい薬の気配は否めないが、お茶として飲むとまた違って、この風味だからこそのうまさであった。 ホーリーバジルはリラックスとアンチエイジングに効果があるらしい。 メシでも茶でも取り入れたのだから、翌朝起きてさぞやピチピチだろうと思っていたのだが何てことはない、若干むくんだ昨日と同じ自分が鏡の中でこちらを見ていただけだ。 それでもさほどガッカリしなかったのは、常日頃あまり自分に期待していないからか、はたまたリラックス効果が残っていたからだろうか。 真相は謎のままである。
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良し、行くぞう
昨日、仲良くなって久しい友人宅へ初めてお邪魔させていただいた。 ご主人が(食べられる)園芸が好きらしく、玄関に見事なレモンバーベナを育てているのを見せてもらったが、なんともいい香りだ。 「良かったらちょっと持っていきなよ~!」とのお誘いに、「うそ~良いの~?」と言いながらすでに片手には自前のハサミ。 遠慮と慎みを思い出したのは晩メシの後であった。 友人自身はレモンバーベナのお茶が大好物らしく、自分にもお茶にすることを勧めてくれたが、こんな植物バカに枝を持たせたら挿し木にすると決まっているだろうと感知したご主人が、わざわざ土と鉢まで持たせてくれた。 まさに帰り道でそのセットを買おうと思っていたのだ。 園芸を嗜む大人は勘が鋭い。 本当にありがとうございます。 至れり尽くせりがすごく申し訳なく、バッタに食われまくってレース編みみたいになった枝まで快くもらった。 帰った頃には頭を垂れていたレモンバーベナ達だが、一夜あけて少しまっすぐになった。 レース編みまで元気だ。 これならうまく根が張るだろうか。 しっかり葉が増えたら今度こそお茶にして、友人に感想を伝えようと目論んでいる。
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良し、行くぞう
ガリガリ君梨味を賭けた博打園芸。 結果は、やはりルドベキア・タカオでお開きと相成りました。 あとでスーパーにガリガリ君を買いに行く。 しかし休眠前の最後のひと葉を乗り越え、よくぞ盛り返してくれた。感動した! タカオといえば、 台湾第2の都市・高雄、 神奈川県逗子市にある餃子がデカイ大衆中華・高雄、 アリスのべーやんでお馴染みの堀内孝雄と色々あるが、なんと言っても自分のイチオシは笑点メンバーの山田隆夫である。 6代目座布団運びの彼だが、 「人間の髪型じゃない」 「爆発に巻き込まれた人みたい」 「山田の挨拶はつまらん」 「山田くん今日でクビです」 等々、師匠達から散々罵倒される姿がお約束。 このご時世によりリモート収録に切り替わり、座布団を運ぶ必要がなくなったためしばらく番組を不在にしていたものの、なんとお茶の間からの「山田くんの出番がなくて心配」 というご意見により、リモート期間中に大喜利の挨拶だけという異例の出演で見事復活を遂げた。 蔑まれているのかと思いきや、お茶の間からのラブコールで番組を動かしたというのはまさに愛されている証拠。 そうして建てた彼の家は「座布団御殿」と呼ばれており、山田くんというのは自他共に認める座布団運びの象徴なのである。 罵倒されても、たい平師匠を無理矢理どかして座布団をちゃっかり2枚持ち去っていく姿はガッツと笑いに満ちていて本当に面白い。楽しい日曜日。 「座布団と幸せを運ぶ山田隆夫です」という彼のお決まりの挨拶はまさにそのとおりだと思いながら、自分は毎週笑点を観ている。 よく嵐のファンはメンバーを色で区別するそうだが、自分は笑点のメンバーこそ色で分けるもん!!と言いたい。 ルドベキアは黄色なので木久扇カラーだが、タカオということで今回は山田くんの話になりました、バンバン! おあとがよろしいようで。
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良し、行くぞう
はい! こちら現場のホーリーバジルです! 私は今、タイ料理店に行きたいのに行けないと嘆く方のお宅に来ています! 家主の方は、時折こちらを見ながら 「早くガパオが食べたい…」と挙動不審な様子で呟いています! ミヤネさん、私の足元をご覧ください! 確認できますでしょうか? こちらは、購入後に家主の方が摘心した芽をもったいない、捨てられないとのことで片っ端から挿し穂にして私の足元にブッ挿しておりまして、私ご覧くださいこのように足の踏み場もない状況です! 近隣の皆様からは「何もなかったのに、気付けばこんなに貯まっていた」とのお声をいただいており、自治体には「一旦早く料理に使ってほしい」と相談が寄せられているそうです! あわよくば収穫量を増やさんとする、家主の方の強欲な意向のもと猛反発を続けておりまして、未だに膠着した事態が動かないということです! 以上、現場のホーリーバジルがお伝えいたしました! スタジオにお返ししまーす! ミヤネ:はーいありがとうございましたー! なんやきったない玄関でしたねぇアンミカさん!どうですか。 ア:もう、ホンマねぇ…アカンと思います…! ミ:お知らせを挟みましてお天気お伝えします!
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良し、行くぞう
昨秋、「ザクロ900円」と書かれた値札に釣られてザクロの鉢を買った。 美容と健康に良いザクロが自宅で採れる、いとをかし。 そう目論み、ほくそ笑んでいた春。 ひょんなことから実はこれが食用に向かない観賞用のヒメザクロだとわかった。 なぜだ。 なぜ売り場の値札に「ヒメ」と書いてくれない。 そんなにインクが惜しかったのか。 たった2文字で世界は変わると思わないのか。 2文字を笑うやつは2文字に泣くがいい。 こうなりゃ何とかして食べてやろうかと思うものの、あちらこちらで「酸っぱくて食べられたもんじゃない」 というレビューを目にする。 蕾がたくさんついているが、嫌というほどという表現がピッタシコン。 なにか活用法はないものか… シーズンを迎え、足元を飛んでいる今年最初の蚊を手で追い払いながら鉢の前でずっと考えあぐねている。
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良し、行くぞう
約半年ぶりに花をつけたベロニカ・ファーストキス。 久しぶりに帰ってきたと思ったら、やたらと大家族になっていた。 「外猫かよ!」 と自分の中のさまぁ~ず三村が申しております。
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良し、行くぞう
ハァーァ、ポプリもねぇ!まだお茶にもしねぇ!ドライフラワーも飾ってねぇ! でもほっとかねぇ!株は蒸らさねぇ! 刈ったら束ねてぐーるぐる! オラじゃっぽさ入ぇるだ~ 刈りとったラベンダーの使い道を色々考えてみたが、 ポプリも使わないし、この春買ったばかりの苗なのでお茶にするには薬品をかけていない一度生え変わった所を使いたいし、ドライフラワーは飾っていない。 しかしほったらかしていてもあれだし、 このままだと株は蒸れてしまうし、 とりあえず刈ったものを束ねて根元をぐるぐる巻いたのだ。 これは入浴剤にしよう。 ラベンダー風呂に入ることにしよう。 ※じゃっぽ=仙台弁で風呂の意 自分で脚注を入れるむなしさよ… ドライラベンダーを作りながらこんなことを考えていたという話。 ところで、我が家において何かを吊るすときはいつもこの人の隣である。 いつも大変お世話になっております。
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