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ハボタン(葉牡丹)の一覧

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カタバミ
12月、師走も春待月。この時期を最後として、その先の新たな時季へと移りゆく。 私の散歩道の道際等の草花達は、また生まれかわる新たな世界に、自ずからその身を委ねようとしている--- 11月からの、新たな時季に向けての草花達の姿 ---その19。  観るは、紫、緑、黄---白の階層グラデーション。 ----何時もの散歩道の延長にあるそこは、ある駅前のロータリー広場。 そこに観るは、紫、緑、黄、青そして白の、優しい色彩の列が展開されていた。 それは、それらの美しい彩色の階層的なグラデーションの中に置かれた植物群であり、明らかに食用植物の葉姿がくっきり目に入り、その目が浄化された思いでもあった。               ハボタン(葉牡丹) <“ハボタンの源流”とは、下記の「ハボタン」より抜粋アレンジ: ハボタンの原種は、ワイルド・キャベツと呼ばれるブラッシカ・オレラケア種の変種の一つである。その変種には他にケール、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどがある。 その中で結球しないキャベツ、またはケールが観賞用として栽培されている内に品種改良が行われ、現在のハボタンの元となる品種が日本において作出されたと考えられている。> ・ハボタン<葉牡丹>(アブラナ科 アブラナ属/ブラシカ属)  多年草。 ハボタンの原種は、ワイルド・キャベツと呼ばれるブラッシカ・オレラケア種(ヤセイカンラン)で、南ヨーロッパから西ヨーロッパの地中海沿岸地域を中心に分布。 ブラッシカ・オレラケア種の食用食物としての詳しい歴史は不明だが、少なくともギリシャ・ローマ時代には庭で育てられていたことが分かっている。 ブラッシカ・オレラケア種は、自家不和合性などの純系が生まれにくい性質を持っており、個体によって葉姿や株姿など変異が大きいという特徴がある。 この性質が後に、多くの野菜の品種を生んだと考えられている。 このブラッシカ・オレラケア種の変種の一つであるのがハボタン。 ブラッシカ・オレラケア種の変種には他にケール、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどがある。 その中で結球しないキャベツ、またはケールが観賞用として栽培されている内に品種改良が行われ、現在のハボタンの元となる品種が日本において作出されたと考えられている。 ケールは鎌倉時代中期から江戸時代初期の間に渡来しているが、ハボタンの作出は江戸時代中期以降で、以来品種改良が重ねられ、現在の「ハボタン」に至る。 花の少ない時期に美しい葉を観賞できることから、世界中で不変の人気を誇る園芸植物となっている。 ハボタンの観賞期は11月~3月。 葉は花弁のように同心円状に並び、結球することはない。 美しい葉色は一定の寒さにさらされることで葉緑素が抜けたもので、赤色色素(アントシアニン)を持つものは紫やピンク、持たないものは白を発色する。 春になると伸びた茎の頂部に花序を出し、黄色い花を咲かせる。 花はアブラナ科に多く見られる4弁花ですが、花が観賞の対象とされることはあまりない。 草姿が大きく乱れるので、多くは花が咲く前に処分されてしまうが、多年草として育てれば、伸びた茎が分枝し、それぞれの先端にハボタンが付いた「踊りハボタン」になる。 高性種は1年目から踊りハボタンに仕立てることも可能。 <ハボタンの園芸品種> →東京丸葉系(江戸葉牡丹)           江戸時代から東京で品種改良が行われてきた、最も古い歴史のあるハボタンの系統。 やや草丈が高く、キャベツのように葉が丸いのが特徴。 江戸葉牡丹とも呼ばれている。 →名古屋ちりめん系 縮葉ケールとの交配によって明治時代に名古屋で作出された系統。 葉の縁がフリルのように細かく波打ち、華やかな印象のハボタン。 →大阪丸葉系 戦後に大阪で作出された系統。 葉の縁が緩やかに波打ち、色彩が鮮やか。 「東京丸葉系」と「名古屋ちりめん系」の中間型となる。 →さんご系 1977年に発表された、切葉ケールと丸葉系を交配したものに、さらに丸葉系を掛け合わせた品種。 深い切れ込みのある葉と、長い観賞期間が特徴。 (出典・参考: ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
12月、師走も春待月。この時期を最後として、その先の新たな時季へと移りゆく。 私の散歩道の道際等の草花達は、また生まれかわる新たな世界に、自ずからその身を委ねようとしている--- 11月からの、新たな時季に向けての草花達の姿 ---その19。  観るは、紫、緑、黄---白の階層グラデーション。 ----何時もの散歩道の延長にあるそこは、ある駅前のロータリー広場。 そこに観るは、紫、緑、黄、青そして白の、優しい色彩の列が展開されていた。 それは、それらの美しい彩色の階層的なグラデーションの中に置かれた植物群であり、明らかに食用植物の葉姿がくっきり目に入り、その目が浄化された思いでもあった。         ハボタン(葉牡丹) <“ハボタンの源流”とは、下記の「ハボタン」より抜粋アレンジ: ハボタンの原種は、ワイルド・キャベツと呼ばれるブラッシカ・オレラケア種の変種の一つである。その変種には他にケール、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどがある。 その中で結球しないキャベツ、またはケールが観賞用として栽培されている内に品種改良が行われ、現在のハボタンの元となる品種が日本において作出されたと考えられている。> ・ハボタン<葉牡丹>(アブラナ科 アブラナ属/ブラシカ属)  多年草。 ハボタンの原種は、ワイルド・キャベツと呼ばれるブラッシカ・オレラケア種(ヤセイカンラン)で、南ヨーロッパから西ヨーロッパの地中海沿岸地域を中心に分布。 ブラッシカ・オレラケア種の食用食物としての詳しい歴史は不明だが、少なくともギリシャ・ローマ時代には庭で育てられていたことが分かっている。 ブラッシカ・オレラケア種は、自家不和合性などの純系が生まれにくい性質を持っており、個体によって葉姿や株姿など変異が大きいという特徴がある。 この性質が後に、多くの野菜の品種を生んだと考えられている。 このブラッシカ・オレラケア種の変種の一つであるのがハボタン。 ブラッシカ・オレラケア種の変種には他にケール、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどがある。 その中で結球しないキャベツ、またはケールが観賞用として栽培されている内に品種改良が行われ、現在のハボタンの元となる品種が日本において作出されたと考えられている。 ケールは鎌倉時代中期から江戸時代初期の間に渡来しているが、ハボタンの作出は江戸時代中期以降で、以来品種改良が重ねられ、現在の「ハボタン」に至る。 花の少ない時期に美しい葉を観賞できることから、世界中で不変の人気を誇る園芸植物となっている。 ハボタンの観賞期は11月~3月。 葉は花弁のように同心円状に並び、結球することはない。 美しい葉色は一定の寒さにさらされることで葉緑素が抜けたもので、赤色色素(アントシアニン)を持つものは紫やピンク、持たないものは白を発色する。 春になると伸びた茎の頂部に花序を出し、黄色い花を咲かせる。 花はアブラナ科に多く見られる4弁花ですが、花が観賞の対象とされることはあまりない。 草姿が大きく乱れるので、多くは花が咲く前に処分されてしまうが、多年草として育てれば、伸びた茎が分枝し、それぞれの先端にハボタンが付いた「踊りハボタン」になる。 高性種は1年目から踊りハボタンに仕立てることも可能。 <ハボタンの園芸品種> →東京丸葉系(江戸葉牡丹)           江戸時代から東京で品種改良が行われてきた、最も古い歴史のあるハボタンの系統。 やや草丈が高く、キャベツのように葉が丸いのが特徴。 江戸葉牡丹とも呼ばれている。 →名古屋ちりめん系 縮葉ケールとの交配によって明治時代に名古屋で作出された系統。 葉の縁がフリルのように細かく波打ち、華やかな印象のハボタン。 →大阪丸葉系 戦後に大阪で作出された系統。 葉の縁が緩やかに波打ち、色彩が鮮やか。 「東京丸葉系」と「名古屋ちりめん系」の中間型となる。 →さんご系 1977年に発表された、切葉ケールと丸葉系を交配したものに、さらに丸葉系を掛け合わせた品種。 深い切れ込みのある葉と、長い観賞期間が特徴。 (出典・参考: ガーデニングの図鑑)
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