テレビ番組「手づくり花づくりプラス」でコケリウム(苔テラリウム)の作り方を紹介していました。
内容のレポートと共に
実際に作ってみた様子をまとめました❗️
コケリウムとは透明なガラスびんの中で、苔を育てるという「苔+テラリウム」のことです。
簡単に作れて、見ているだけで癒されるインテリアになります。
<必要なもの>
*透明ガラスびん
ガラス製の容器で、使えそうな物は何でもOK。
(ビーカー、フラスコ、ジャムの瓶etc…)
*用土
赤玉土又はハイドロコーン
なるべく清潔な物が良い。
*苔
色々な種類があるのでお好みで。
種類によって毛足の長さ、形、育て方の違いがあります。
今回は購入したハイゴケと
駐車場で採取したギンゴケ(毛足が短い方)を使っています。
*レイアウト材
石、ミニチュア人形、流木、ビー玉などをお好みで
*ピンセット
*霧吹き
ガラス瓶にハイドロボールを入れます。
ハイドロボールは高温で焼成されているので清潔なため、カビがはえにくい、劣化しにくい、水の残量が見えるので管理しやすいなどのメリットがあります。
手前を低く、奥を高くして立体的にしてみました。
空気の循環をさせるために容器の1/2〜1/3は空間になるようにレイアウトして下さい。
ハイドロボールの上にギンゴケを敷き詰めます。
苔の下の茶色くなっている部分は根ではなく、活着する為の組織なので長い場合はカットしてOK。
レイアウトの石を置いてみました。
ギンゴケは自宅駐車場のすみに生えているものを採取しました。
この苔、アスファルトの隙間や縁石のすみっこなどによく生えている町の中でもよく見かけるお馴染みの苔です。
ギンゴケは乾燥、寒さにも強く
過酷な環境でもじっと耐えてその命を繋ぎます。
なんと南極大陸にも生存しているとか。
健気にど根性で生きている姿に愛着がわきます。
注意‼️:他人や公共の所有地において無断で苔の採取はしないようにしてくださいね。
採取した苔にはゴミや虫、虫の卵が付いている場合があるのでよく洗ってから使います。
マスコットを配置して、後背にハイゴケを置いてみました。
マスコットはガチャガチャや
模型用の小さい人形などお好きな物を。
写真のオバケ👻ちゃんは100均のマスコット入り入浴剤を使用しました。
*ハイゴケ*
地面を這うように成長するため名付けられました。
丈夫で育てやすいため、初心者におすすめ。
シダ植物っぽい形状の葉っぱです。
苔玉にもよく使われていますね。
マスコットやビー玉などをレイアウトする時は、皿ネジをグルーガンで接着し、用土に刺すと安定します。
セット出来たら、霧吹きで用土が湿るくらい水を与えます。
蓋をして
出来上がり〜💕💕
ここでクエスチョン❓❓
瓶の蓋は閉めた方がいい❓
開けた方がいい❓
テレビでは
「苔は水分、空気をビンの中で自分で循環させて育っていくのでクローズド環境の方が調子が良い」
と、説明されていました。
密封した状態で2〜3ヶ月水分を与えなくて大丈夫なんだそうです。
という事で、蓋をしておきました。
次の日見てみるとガラスが曇ってる❗️
( ゚Д゚)アライヤダ!!
これでは観賞に適しません。
ƪ(•̃͡ε•̃͡)∫︎ƪ(•̃͡ε•̃͡)∫︎ƪ(•̃͡ε•̃͡)∫︎❓❓❓
ネットで調べてみると、蓋をしておくと曇ったりカビが生えやすくなるらしい❗️
それで蓋を外して管理してみました。
ところが曇りは取れるのですが逆に乾燥も進んでしまうので、
上の方のハイゴケがカリカリになる事も。
そこで蓋にひと工夫してみます。
蓋には密封の為のゴムパッキンが付いています。
これを外して蓋を乗せると程よい隙間ができて、乾燥を防ぎつつ放湿してくれるようになりました。
ホコリの侵入も防げるので蓋ありの方が管理しやすそうです。
湿度が高くて空気の流れがない環境はカビにとっても適した環境なのでカビ対策も必要です。
*なるべく清潔な用土、素材を使う。
用土はハイドロボール、苔は弱った部分はカットして入れないようにする。
流木などは日光消毒してから入れる。
*調湿作用のある木炭を入れる。
流木の代わりに木炭を使ったり、粒状の木炭を用土に混ぜて使う。
*水やりをした後や、ガラスが曇ってしまう時は半日位蓋を外しておく。
*週に2〜3回は
観察がてら時々蓋を外して
息を吹きかけ、空気の流れを作り二酸化炭素を供給する。
*植物用の殺菌剤(ベンレート、トップジン、ダコニールなど)を薄めて吹きかけておく。
*カビが生えても苔は簡単に枯れません。出来るだけ取り除き、あきらめずに育ててあげたいですね。
その他の管理として
*置き場所*
苔は日陰〜半日陰が好きなので直射日光を避け室内に置く。
高温による蒸れに注意。
*水やり*
用土が湿っている又は横から見て
用土の1/3〜1/2まで水が入っている状態になるように霧吹きで水を与える。
苔の色が茶色くなって来る時は温度や日照が合ってない場合があるので置き場所や環境を変えてみる。
薄めた液肥を吹きかけてみるのも効果がある。
《まとめ》
コケリウムは揃えやすい材料で簡単に作れ、管理もしやすいので
ちょっとしたプレゼントにもオススメです。
苔は生命力がとても強いので、
少しぐらい環境が悪くても、
カビが生えても、水切れしても枯れてしまう事はありません。
調子が悪くなっても
またあなたの心遣いによって
いきいきとした姿を見せてくれるでしょう。
そんな健気さと強く生きる姿に
癒されたり、勇気づけられたりするかもしれません。
長いまとめを最後まで読んでいただき
ありがとうございました😊
(୨୧•͈ᴗ•͈)◞︎ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡︎💕💕💕
勉強になります😆