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ユリ(百合)の花言葉|色別で怖い意味があるの?花の特徴は?

ユリは、世界中で愛されている花の一つです。

そんなユリは、どのような花言葉を持っているのでしょうか。

一般的な花言葉に加えて、ユリは色や種類によって様々な花言葉があります。

それぞれのユリの種類と花言葉について詳しくご紹介していきます。

ユリ(百合)の花言葉

ユリ全体の代表的な花言葉は、「純潔」「威厳」「無垢」です。

「純潔」「無垢」

ユリはキリスト教と関わりの深い花で、西洋ではユリは「純潔のシンボル」とされており、聖母マリアの象徴として知られています。ユリの花言葉である「純潔」「無垢」は、「マドンナリリー」と呼ばれる白いユリが聖母マリアに捧げられたことが由来しています。

「威厳」

ユリの花言葉である「威厳」は、ユリの堂々として厳かな花姿から由来しているとされています。

ユリ(百合)の花言葉は怖い意味がある?

実は、黒いユリ(黒百合)だけには、「呪い」「復讐」といった怖い意味の花言葉がつけられています。

これらの怖い花言葉は、戦国時代の悲話に由来します。

戦国時代に、佐々成政という武将がいました。あるとき、戦国武将の佐々成政の側室だった早百合が妊娠しましたが、不幸なことに、お腹の子は浮気相手の子だという噂が流れてしまったのです。

浮気を疑った佐々成政は、早百合を殺めてしまいました。そして早百合は、殺される間際に「立山に黒百合の花が咲いたら、佐々家は滅亡する」という呪いの言葉を残したのでした。

このことから、黒百合だけには怖い花言葉がつけられたようです。

色別のユリ(百合)の花言葉

白いユリやピンクのユリなど、色によっても花言葉の意味は異なります。

「純潔」「威厳」「甘美」「自尊心」「誇り」「高慢」「偉大」
「虚栄心」
ピンク 「虚栄心」
「偽り」「不安」「陽気なこと」
オレンジ 「華麗」「愉快」「軽率」
「呪い」「復讐」

白いユリ

フランスでは、白いユリの花言葉は、聖母にちなんで「無邪気」「清浄」「純潔」「高貴」という意味を持ちます。

また、百合花を紋章としたルイ王家にちなんだ「自尊心」「誇り」「高慢」「偉大」「栄華」という意味の花言葉もあります。

赤・ピンクのユリ

赤・ピンクのユリの花言葉「虚栄心」は、以下の逸話に由来しています。

キリストの処刑が決まり磔刑に処されたとき、多くの花が首を垂らして悲しんでいる中、ユリだけが自分の美しさが慰めになると信じて頭を上げていました。

しかし、そんなユリをキリストは悲しそうに見つめ返したそうです。自分の奢りと思い上がりに気がついたユリは、恥ずかしさから赤くなって首を垂れたそうです。

黄色のユリ

元気なイメージのある黄色ですが、西洋では黄色は不吉な意味を持つため、「偽り」「不安」といった花言葉がつけられました。人に贈るときには注意しましょう。

オレンジのユリ

オレンジ色のユリには、「華麗」「愉快」「軽率」といった親しみあるカジュアルなイメージの花言葉が多いですね。

青のユリ

昨今、遺伝子組み換え技術を用いて日本で青みを帯びたユリが開発されましたが、青いユリはまだ商品化はされていません。そのため、現時点では青いユリには花言葉がついていません。

商品化された際には、素敵な花言葉がつけられることでしょう。

ユリ(百合)の花とは?

ユリ 百合

ユリは世界中で園芸品種がつくられ、 花の形や花色の違うものがたくさん出てきています。ユリの自生種は約100種類あり、そのうち日本には15種ほどが各地で自生しています。

ユリは日本の山野に古くから自生しているので、古くから日本人に親しまれてきた花です。

ユリの栽培の難易度は品種によって異なりますが、ユリは暑さにやや弱いため、夏は西日を避け、なるべく風通しのよい半日陰の涼しい戸外で育てるのがよいでしょう。

また、水はけのよい場所で育て、真夏は鉢土が乾燥し過ぎないように注意しながら水やりをします。

ユリ(百合)の名前の由来

ユリは花が大きく茎が細いので、風に吹かれると花がゆらゆらと左右に揺れます。その様子から「揺すり」と呼ばれるようになり、それが次第に「ユリ」へと変化していったそうです。

日本には、女性の美しさを表すことわざに「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ゆり)の花」という言葉があります。

風に揺れる美しいユリの花を「歩く姿」になぞらえています。

また、ユリは漢字では「百合」と書きますが、これはユリの根が重なり合う様子を表しているとされています。

ユリ(百合)の花の種類・品種

ユリは世界にたくさんの園芸品種があり、日本にも15種あるといわれています。詳しくは下記の記事で紹介しています。

ユリ(百合)の花言葉は贈り物にもぴったり!

ユリはたくさんの園芸品種があり、世界中で愛されている美しく華麗な花です。

冠婚葬祭にもよく登場し、花束にもよく使用されるので、多くの人々に馴染みがある花ですね。

白いユリだけでなく、ピンクやオレンジ、黄色、模様のあるもの、下向きに咲くものもあれば上向きに咲く品種もあり、花姿はさまざまです。

ユリの色や種類に応じて花言葉が異なりますが、中には怖い花言葉もあるので注意しましょう。

今回の記事を参考に、花言葉も少し気にしつつ、大切な人へのプレゼントに華やかなユリの花を贈ってみてくださいね。

ユリ(百合)の基本情報

科・属名
ユリ科リリウム属
分類・性質
耐寒性秋植え球根
原産地
北半球の温帯域
学名
Lilium
英語名
Lily
別名
リリウム
出回り期
通年・6~7月が最盛期
開花時期
5月~8月
花色
赤、ピンク、白、黄、オレンジ、緑、複色など
花もち
10日ほど
誕生花
7月24日

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