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メヒシバは日本のどこにでも見ることができる雑草です。とても繁殖力が強いため、嫌われやすい雑草として知られています。メヒシバに似たオヒシバがありますが、両者の違いはなにか、繁殖させない方法、繁殖したときの対処法についてもまとめていますので、ぜひご参照ください。
メヒシバとは、イネ科メヒシバ属の植物で、日本のあちこちのどこにでも見ることができる植物です。繁殖力が強いため、雑草として知られています。
田畑でも簡単に繁殖するイネ科の雑草で、繁殖すると作物に大きな影響を与えます。
メヒシバの特徴は、茎や細く、分岐しながら地表を這うことです。葉は細長く、いわゆる稲の葉です。長さは8センチから20センチほどでツヤはなく、草丈は30センチから70センチほどです。メヒシバの小穂は平らになっています。
メヒシバはオヒシバと似ているので、違いについても紹介します。
オヒシバは草丈が15センチから60センチほどで、大きさが似ているためやや区別は難しいです。穂の太さがやや違い、穂が太いのがオヒシバと、細いのがメヒシバと覚えて問題ありません。どちらもイネ科の植物で、駆除方法は同じです。
また広がり方にも違いがあります。株が放射状に大きくなり広がるのがオヒシバで、細い茎を伸ばしながら広がるのがメヒシバです。
メヒシバの除草は完全に駆除するのは難しいです。少量であれば、根っこから引き抜くことも無理ではありませんが、根強く、茎が細いことから手で抜くのではなく、除草剤を使用することをおすすめします。茎が細いので、素手で引き抜こうとすると、手を切ってしまうこともありますのでご注意ください。
メヒシバはイネ科の植物ですので、イネ科に有効な除草剤を選びましょう。芝生に生えてしまっている場合は、芝生に使える除草剤をお選びください。
除草剤には除草対象となる植物名が書いてありますので、イネ科のメヒシバに利用できるか確認してみてください。根から除草できるものが向いています。
おすすめの除草剤は、「ラウンドアップマックスロードAL2」と「シバニードアップ粒剤」です。「シバニードアップ粒剤」は芝生に生えてしまったときの除草剤としておすすめです。
除草剤を使うときは、必ず目や皮膚を保護してください。小さな子やペットにも注意しながら使用しましょう。
メヒシバは一度生えると駆除が難しいので、生えないように予防することがとても重要です。メヒシバの予防方法としておすすめするのは防草シートです。
地面を防草シートで覆い、光を遮断することができますので、メヒシバの種子が発芽しにくくなります。すでにメヒシバが生えているときであれば、防草シートは不向きですが、メヒシバが生える前であれば大きな予防効果となります。
メヒシバはどこにでも繁殖します。横に広がることがあるので、犬が散歩のときやお庭にでたときにニオイをかいで目を傷つけてしまうこともあります。繁殖すると育てている植物にも影響しますので、早めに対策をしましょう。
繁殖してしまった場合は除草剤がおすすめなので、試してみてください。
GreenSnap編集部