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草香さんのセイヨウノコギリソウ,キク科,植物雑学のメモ(草香)の投稿画像

2020/08/07
先史時代から薬草とされていて、ネアンデルタール人の人骨が発見されているシャニダール洞窟からも、この花粉が発見されているそう。薬草学の父とされる古代ギリシアの医者・薬理学者"ディオスコリデス"も薬効を説いているという。

日本には1900年に観賞用として導入され、北海道では牧草地を中心に帰化しているようだ。写真のセイヨウノコギリソウも、牧草地で見つけた。


花と葉はハーブティに用いると、強壮効果や解熱効果が見込めるという。
外用に利用する場合は、生の葉を傷口に当てて消毒薬としたり、そのまま噛んで歯痛を和らげるのに使われるという。若葉は生のまま刻んでサラダにもできるそうだ。



メモ
Yarrow(英名)
キク科
ノコギリソウ属


ディオスコリデス(A.D.40~90)
ネロ治世下の古代ローマで活動した。軍医としての経験や薬草の知識などをまとめて"薬物誌"を著し、ガレノス医学と並んで1500年にわたり、西洋医学の基本文献だった。11世紀前半にブワイフ朝に仕えて医学典範を著したイブンシーナ(アヴィケンナ)もこれを参考にしていた。
医学の父として有名なヒポクラテスが知っていた薬剤が130種あまりだったのに対して、ディオスコリデスは1000種近くの生薬を上げている。


「理論より事実を、書物より自分の観察を重視して編集した」─ディオスコリデス─

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植物