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so.ra
2021/01/29
🌷チューリップ物語🌷その6
大冒険の日がついにやって来た。
風がびょーびょーと枝をならし、小さな枝や土ぼこりが舞い上がった。高い枝に絡んで残っていたカラスウリの実は、蔓ごとちぎれて飛ばされていった。
「空の雲が真っ暗で、ぐんぐん飛んでいくよ。ビュービューって音がして耳がいたいよ。お爺ちゃん、今日がチャンスの日なの?」
「そうじゃ、まもなくじゃぞ。覚悟はできたか。
あそこに落ちてる松ぼっくりが転がり始めたら合図じゃ。よいか、備えるのじゃ。わしが声をかけたら思いっきり転がるんじゃ。一瞬でも迷ってはならんぞ!」
小さなチューリップは、ドキドキしながら、空を眺め、これから転がっていくその先をぎゅっと睨んで、待った。
その時、ゴーっと言う音がして、今までにない突風がやって来た。
「今じゃー!飛んでいけー!!」
お爺ちゃんが叫んだ。
小さなチューリップは思いっきり地面をけった!
坂をどんどん転がってよし!いいぞ!と思った時、行く先に溝が見えてきた。
不意にドキン!と胸がなって、急に怖さが襲ってきたチューリップは、思わず後ろを振り返ってしまった。
するとそれまでの勢いが落ちて、目の前に溝が迫ってきた。
「あぁ、もうためだ!!落ちる!」目を閉じて諦めようと力を緩めたその時だった。
何かが体に思いっきりぶつかった。
ドシン!!
その勢いで溝をポーンと飛び越えて、無事に柔らかな畑の土の上に落ちたのだった。
何が起こったかわからずに、まだドキドキしてる小さなチューリップの耳に、風にのってかき消されるような、優しいおじいちゃんの声が聞こえてきた。
「言ったじゃろう。やろうと決めたらぐずぐず迷ってはだめじゃ。一瞬の迷いが全てを決めるんじゃ。忘れてはいかんぞ。
お前さんが無事に畑にたどり着けて、わしはほんとに嬉しい。こんなわしでもお前さんの役にたったからな。お前さんの花を見事に咲かせられる日を祈っとるぞ。さらばじゃ、達者で暮らせよ」
そして、お爺ちゃんの声は聞こえなくなった。
振り返ってしまい、止まりそうな小さなチューリップに、お爺ちゃんが一か八かで体当たりして先に飛ばしてくれたのだった。その弾みで、お爺ちゃんは溝に落ちてしまったのだ。
「お爺ちゃーん、お爺ちゃーん!お別れは嫌だ。死なないでー!」
その夜吹き続けた強い風の音に混じって、小さなチューリップの叫びとも鳴き声ともつかない声が、一晩中聞こえたのだった。
続く
鳥さん
2021/01/29
so.raさん お爺ちゃんチューリップ🌷の自己犠牲…昔読んだ塩狩峠を思い出してしまいました。若者を生かすような人生を送りたいものです。
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1
返信
so.ra
2021/01/29
@鳥さん
さん
塩狩峠、インパクトのある作品でしたね。親の愛って犠牲の概念すらない、無条件の愛なのかなって。😃若者を生かすような人生の、そんな役に立てたら嬉しいですね。そして、私も、この物語に出てくるお爺ちゃんみたいな人に、会いたいなって思います❤️
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1
返信
鳥さん
2021/01/30
@so.ra
さん 犠牲の概念すらない無条件の愛なのですね。なんと良い言葉なのでしょう💕💖
感銘しました。心に留めます。
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1
返信
はる❤️波瑠美
2021/02/07
やっぱり😭何かが 体に思いっきりぶつかった❗️って。
お爺ちゃんだ❗️…で きっと お爺ちゃんは 溝に❗️って思いたくないけど思っちゃった😰
案の定😭悲しい😭一緒に咲いて欲しかった😭
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1
返信
so.ra
2021/02/07
@はる❤️波瑠美
さん
ちびちゃんが冒険してる道は、かつてお爺ちゃんが冒険した道なんです。だから、すべてを知っていて、そして、自分の時よりも軽くて小さいチューリップがどうなるかも知ってたのかなぁって😊
いいね
1
返信
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その辺の花忘備録 2024年4月〜
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so.ra
大切なものを 預かっているよ いつでも取りに戻っておいで💖 たくさんの陽だまりの花たちと あなたをお待ちしています😊🍀 2021年12月14日 わたしの詩を、書きとめていただいて、とっても嬉しくて、今日から作家ですと名乗ることにしました🤗みんなに愛と勇気と癒しを贈る人になれるよう頑張ります😊
場所
お出かけ先
キーワード
sora の物語
チューリップ物語
大冒険の日がついにやって来た。
風がびょーびょーと枝をならし、小さな枝や土ぼこりが舞い上がった。高い枝に絡んで残っていたカラスウリの実は、蔓ごとちぎれて飛ばされていった。
「空の雲が真っ暗で、ぐんぐん飛んでいくよ。ビュービューって音がして耳がいたいよ。お爺ちゃん、今日がチャンスの日なの?」
「そうじゃ、まもなくじゃぞ。覚悟はできたか。
あそこに落ちてる松ぼっくりが転がり始めたら合図じゃ。よいか、備えるのじゃ。わしが声をかけたら思いっきり転がるんじゃ。一瞬でも迷ってはならんぞ!」
小さなチューリップは、ドキドキしながら、空を眺め、これから転がっていくその先をぎゅっと睨んで、待った。
その時、ゴーっと言う音がして、今までにない突風がやって来た。
「今じゃー!飛んでいけー!!」
お爺ちゃんが叫んだ。
小さなチューリップは思いっきり地面をけった!
坂をどんどん転がってよし!いいぞ!と思った時、行く先に溝が見えてきた。
不意にドキン!と胸がなって、急に怖さが襲ってきたチューリップは、思わず後ろを振り返ってしまった。
するとそれまでの勢いが落ちて、目の前に溝が迫ってきた。
「あぁ、もうためだ!!落ちる!」目を閉じて諦めようと力を緩めたその時だった。
何かが体に思いっきりぶつかった。
ドシン!!
その勢いで溝をポーンと飛び越えて、無事に柔らかな畑の土の上に落ちたのだった。
何が起こったかわからずに、まだドキドキしてる小さなチューリップの耳に、風にのってかき消されるような、優しいおじいちゃんの声が聞こえてきた。
「言ったじゃろう。やろうと決めたらぐずぐず迷ってはだめじゃ。一瞬の迷いが全てを決めるんじゃ。忘れてはいかんぞ。
お前さんが無事に畑にたどり着けて、わしはほんとに嬉しい。こんなわしでもお前さんの役にたったからな。お前さんの花を見事に咲かせられる日を祈っとるぞ。さらばじゃ、達者で暮らせよ」
そして、お爺ちゃんの声は聞こえなくなった。
振り返ってしまい、止まりそうな小さなチューリップに、お爺ちゃんが一か八かで体当たりして先に飛ばしてくれたのだった。その弾みで、お爺ちゃんは溝に落ちてしまったのだ。
「お爺ちゃーん、お爺ちゃーん!お別れは嫌だ。死なないでー!」
その夜吹き続けた強い風の音に混じって、小さなチューリップの叫びとも鳴き声ともつかない声が、一晩中聞こえたのだった。
続く