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椎の丸太さんの小さな庭,不死鳥錦,余談の投稿画像

2018/01/06
不死鳥錦。温室でぬくぬくしてたら鮮やかだった斑のピンクが淡くなってきました。
節間が詰まってきたよ。

植物の背丈を決める要素は接触や移動のストレスだったり光質だったり気温だったりと色々ありますが、気温の変化が興味深いです。

さてさて、予告通り保肥性について気の向くままにめちゃくちゃざっくりと。


誰得ですかね


まず始めに……
土も肥料成分も静電気を持っています。
この静電気により肥料成分をくっ付ける性質を保肥性といいます。
土は主にマイナスに荷電しており、プラスに荷電している肥料成分を引っ付けます。この肥料成分は他の肥料成分と簡単に入れ換わる(火山灰土におけるリン酸は例外)ことが可能です。
肥料成分を引っ付けておける量
をイオン交換容量といい、これが大きいほど肥料成分を多く引っ付けることができます。
イオン交換容量には陽イオン交換容量と陰イオン交換容量があり、これらの容量がpHの変化で変動する(変異荷電)土としない土(永久荷電)があります。
変異荷電が起こるのは腐植だったり、アルミニウムや鉄の含水酸化物を含んでいる火山灰土(日本ではおなじみ)だったりします。

永久荷電については結晶学が出てくるので割愛()

変異荷電での陽イオンと陰イオン交換の容量について
pHが高くなる(アルカリ性)ほど陽イオン交換容量が増え、陰イオン交換容量が減る。
pHが低くなる(酸性)ほど陽イオン交換容量が減り、陰イオン交換容量が増える。

さて、肥料成分を引っ付けた後に交換できなく(土壌に固定される)ケースもあります。
火山灰土におけるリン酸や一部の重金属。バーミキュライトにおけるカリウムとアンモニウム……といったものです。
リン酸や一部の重金属は火山灰土のアルミや鉄に静電気で引っ付いた後に結合してしまい土の一部になってしまいます。このような状態では植物が利用できなくなるのです。
バーミキュライトですが、表面のくぼみとカリウムとアンモニウムが同じ大きさなので、ぴったりとくぼみにはまりこむ形で引っ付き、他の肥料成分との入れ換わりが困難になります。しかし、土壌に固定されないので植物は利用できます。

じゃあどんな土がいいんだよ!ってなりますが、枯れないならお気に入りの土で好きなように育ててもいいんじゃないですかね。向き合い方は様々なので。

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