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エイザンスミレ(叡山菫),エイザンスミレ(叡山菫),飯盛山の投稿画像
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一筆狼
2024/05/09
エイザンスミレ。叡山菫。別名、エゾスミレとも。(奥尻島で記録されているが、実際には分布していないようだ。)叡山は比叡山にちなむことから。
連休後半に長野県の1,640mの飯盛山(めしもりやま)に登った。福島県にあるのは飯盛山(いいもりやま)で、白虎隊が自刃した山。
いかにもお茶碗に盛った感じの山で「めしもりやま」が似合う。初心者コース。登山口は南口の駐車場から、飯盛山、大盛山、平沢山と縦走して獅子岩に抜けた。平沢山から360度の眺望で、富士山、八ヶ岳連峰、南アルプスがパノラマ状に見え、素晴らしい絶景。
飯盛山への登山道沿いにスミレがずっと群生していたが、その群れの近くにエイザンスミレが咲いていた。葉に深い切れ込みがあり複葉で、見つけやすい。稀に裂けていない葉の種があり、ヒトツバエゾスミレと言われているが、ここでは咲いていない。
なんと言っても薄紫色の上品な花びらである。花弁の紫条が目立ち、日本には2種しかない裂け葉のスミレで、エイザンスミレは湿地で半陰地に自生し、ヒゴスミレは明るいところに咲き、葉が細い。香りがあるらしいが、残念ながら嗅がなかった。柱頭はカマキリの頭の形に似ている。開花時期は4月から5月中旬。春を過ぎると蕾はあっても開花しないで結実する閉鎖花となるらしい。
今年は頂上近くにある満開の富士桜(桜の原種。豆桜とも)と富士山を同時に撮影できた。飯盛山でのおにぎりはひときわ美味しかったなあ。(5月3日撮影)
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一筆狼
四季折々の山野草を追い駆けます。 八ヶ岳南麓、標高1000m辺りから発信しています。
キーワード
飯盛山
植物
エイザンスミレ(叡山菫)
エイザンスミレ(叡山菫)
連休後半に長野県の1,640mの飯盛山(めしもりやま)に登った。福島県にあるのは飯盛山(いいもりやま)で、白虎隊が自刃した山。
いかにもお茶碗に盛った感じの山で「めしもりやま」が似合う。初心者コース。登山口は南口の駐車場から、飯盛山、大盛山、平沢山と縦走して獅子岩に抜けた。平沢山から360度の眺望で、富士山、八ヶ岳連峰、南アルプスがパノラマ状に見え、素晴らしい絶景。
飯盛山への登山道沿いにスミレがずっと群生していたが、その群れの近くにエイザンスミレが咲いていた。葉に深い切れ込みがあり複葉で、見つけやすい。稀に裂けていない葉の種があり、ヒトツバエゾスミレと言われているが、ここでは咲いていない。
なんと言っても薄紫色の上品な花びらである。花弁の紫条が目立ち、日本には2種しかない裂け葉のスミレで、エイザンスミレは湿地で半陰地に自生し、ヒゴスミレは明るいところに咲き、葉が細い。香りがあるらしいが、残念ながら嗅がなかった。柱頭はカマキリの頭の形に似ている。開花時期は4月から5月中旬。春を過ぎると蕾はあっても開花しないで結実する閉鎖花となるらしい。
今年は頂上近くにある満開の富士桜(桜の原種。豆桜とも)と富士山を同時に撮影できた。飯盛山でのおにぎりはひときわ美味しかったなあ。(5月3日撮影)