cosmoさんの薔薇に魅せられて,樹木,薔薇♪の投稿画像

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cosmo

2020/01/20

薔薇は…ヨーロッパの人々にとって特別な花。古くから信仰と結びつき、人々の心の中にしっかりと根をおろしている…

ローマ人は薔薇を好み赤ん坊には、薔薇の冠をかぶせ、死者には薔薇の花束が供えられた。
キリスト教徒の迫害で悪名高い皇帝ネロの薔薇狂いは特に有名で、天井からは薔薇水を撒き散らし、食前、食後には薔薇水の風呂に入り、風呂上がりには薔薇の香油を体に塗り、衣服は勿論…食卓、浴場、寝室に薔薇を飾り、床には花弁を敷きつめ、薔薇の香りのワインを飲むといった日常であったといわれている…

また、エジプト最後の女王クレオパトラが愛人アントニウスをもてなすのに30㎝もの薔薇の花弁の絨毯を敷きつめた有名な話もある。

贅沢と繁栄のシンボルとして権力者に好まれた、当時の薔薇栽培の中心はエジプトであったという…ナイルの谷間は暖かく、毎年洪水で土壌が入れ替わり、花の栽培には最適であり、切りとった薔薇はアンフォラという銅製の壺に入れられ、奴隷達が漕ぐガレー船でローマの地に大量に運ばれたようだ…

中世ヨーロッパでは、薔薇はローマカトリック教会の象徴的存在であった…

ローマの皇帝達の薔薇狂いの悪い印象からか、始めは薔薇を邪淫なものとして、退けていたキリスト教徒達も、やがて赤い薔薇は殉教者キリストの血を、五枚の花弁はその時受けた五つの傷の象徴と考えるようになった。

かつて地上に罪が存在しなかった頃、薔薇には棘がなかったが人類が罪を犯し、後に棘ができた…それは、天国の美しさを思いおこさせる為、花だけはもとの姿にとどまり、棘なき薔薇は聖母マリアの象徴とされ多くの宗教画に登場する事になる…

よろしければ午後のブレイクタイムにお聴き下さい♫

Caccini Ave Maria

http://www.youtube.com/watch?v=bAULcisUEGw

Yしのぶ

2020/01/20

cosmoさん
こんにちは✨😃❗
真っ赤な薔薇の花束をありがとう💞
ネロやクレオパトラのお話しはとても面白いですね〰️❤️
古代ヨーロッパ人の薔薇に対する愛着
みたいなものがよく分かりました‼️ありがとうです。m(_ _)m💕

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Yしのぶ

2020/01/20

cosmoさん
カッチーニのｱﾍﾞﾏﾘｱ　聴きました😢🎹と🎻で。　ざわめく心が静かーになって行く。例え少しの時間でも心安らかであれば良いなと思います。
ありがとうございました。m(_ _)m

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cosmo

2020/01/20

[@id:1113299] こんばんは、日本人は花が好きで、アート文化や職人の技術を大切にする心が残っています。
日本の人にとってはそれが当たり前だから気づかないかもしれませんが、花がこんなに美しいものとして扱われることは、世界的に見てもとても珍しく素晴らしいことです。
私は日本の職人的な生産者がつくる花や樹木が一番好きです。
安い単価であっても花が好きで、山奥や田舎に住みながら花を栽培している生産者は、花をつくって生活できるのが幸せだと心底感じながら仕事に打ち込んでいます。
そんな生産者がつくる花はとても繊細で表情豊かで美しくて、唯一無二の存在なのかもしれません。
海外では赤い花１万本、黄色い花１万本といったように、工場で大量生産します。そのような花には、赤と黄色の間の微妙な色合いを持つ美しさはないのかもしれません。
日本の生産者なら赤とも黄色とも言えない絶妙な色の花をつくることができます。
しかも、同じ花の種類でも日本各地の土地や気候、そして生産者によってまったく異なるニュアンスの花になる。薔薇にしても絶妙な色合いや花びらの艶が他種多様で、どれも本当に魅力的を感じます☘

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