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梅(ウメ)の栄養|効果・効能や保存方法、旬の時期や選び方は?

梅には食欲増進、殺菌などの効果や、健康に良いとされる栄養が多く含まれています。ダイエット効果にも期待ができるともいわれることがあります。

今回は梅の栄養や効果効能についてまとめています。梅の保存の仕方も解説しているので、梅をたくさん買った方や自宅で梅の果実がたくさん収穫できた方はぜひご参照ください。

梅(ウメ)はどんな果実?

梅はバラ科・サクラ属の植物で一般的に梅というとその果実を指すことが多いです。梅の果実は6月から7月に結実し、丸い形をしています。なかには核が1つあり、表面にはくぼみが多数あります。

青い果実には青酸が含まれているため、そのまま食べることはできません。生で食べると中毒を起こすことがあるため注意をしてください。基本的には梅干しや梅酒、シロップとして加工して食べることがほとんどです。

果実の味は酸っぱいのが特徴で、ご飯のお供として食べることがあり、ハチミツ漬けであれば酸味を気にせず食べることができます。

梅(ウメ)の栄養・成分

栄養

梅にはカリウム、鉄、ビタミンE、クエン酸が多く含まれています。

カロリー

梅1個あたりのカロリーは3kcalで、100gあたりのカロリーは33kcalです。

成分表

水分
90.4g
タンパク質
0.7g
脂質
0.5g
炭水化物
7.9g
飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸
コレステロール
0
食物繊維
2.5g

梅(ウメ)の効果・効能

疲労回復

梅の効果効能で代表的なものは疲労回復です。梅にはクエン酸が含まれていてこれが酸味の原因となっています。

クエン酸は疲労回復によいとされていて、運動後に梅干しを摂るのがおすすめです。

食欲増進効果

梅の酸味成分は唾液の分泌を促すことから食欲も増すとされています。夏バテなどで食欲がないときは梅干しがおすすめです。

抗酸化作用

梅に含まれるビタミンEには抗酸化作用があります。老化の原因となる過酸化脂質の抑制にも効果的でアンチエイジングを期待したい方にはおすすめの果実です。

動脈硬化予防

梅は動脈硬化の原因となる血圧の上昇を抑える効果が期待できます。血圧が高い方によいでしょう。

血行改善

梅に含まれるムメフラールという成分は長時間梅を煮詰めることで抽出されます。こちらは血行改善効果が期待できるため、血流不良からくる冷え性や肩こりなどによいでしょう。

カルシウムの吸収を促す

梅にはクエン酸が含まれていますが、このクエン酸はカルシウムの吸収を促進する効果があります。カルシウムは食事などではなかなか吸収されにくい成分とされているため、不足しがちな栄養素といわれています。梅を摂ることでカルシウムの吸収率が高まることが期待できます。

骨粗しょう症予防はもちろんのこと、カルシウム不足からくるイライラも予防できるかもしれません。

梅(ウメ)の旬の時期や選び方

梅の旬の時期はだいたい5月から6月で旬が短いのが特徴です。国内で流通している梅の約8割が和歌山産でだいたい初夏になると出回ります。

梅には種類があり、その種類別に選び方をご紹介します。

青梅

果肉がかたく引き締まっているものを選びましょう。シワがあるもの、ぶよっとして柔らかいものはおすすめしません。

粒の大きさがそろっているものがよく、形が崩れているものは避けてください。きれいな緑色をしているものがおいしい青梅です。

完熟した梅

完熟した梅の選び方はきれいな黄色いものがおすすめです。大粒でよく育っているものがよく、いい香りがするものを選びましょう。

桃のようなさわやかな香りがするものがおいしい梅の特徴です。

梅(ウメ)の保存方法

梅は常温で保存をするとすぐに傷んでしまいます。カビが生えることもあるため、冷凍庫で保存させるのがおすすめです。

追熟させる場合は、平らなザルに梅を並べてください。このとき梅が重ならないようにしましょう。風通しがよく涼しい場所で追熟をします。

追熟させるには、暗い場所が向いています。直射日光が当たる場所は向いていないため、なるべく暗いところに保管するようにしてください。梅が黄色くなってよい香りがしたら追熟された証拠です。

すぐに梅を利用しない場合は、冷凍保存をしてください。

まず、梅を水で洗って汚れを落とします。キッチンペーパーで見受けを切って、竹串を使いヘタを取りましょう。冷凍用の保存袋に梅を入れてなかの空気を抜きます。冷凍庫に入れて保存をすれば1ヶ月以上保存ができるでしょう。

梅(ウメ)はいろいろな食べ方や栄養が楽しめる

梅はとても身近な果実でスーパーでも加工されたものが売られています。梅酒作り、梅シロップ作りになるボトルや砂糖などと一緒に梅の実も5月頃によく店頭に並ぶのでぜひ自分でお酒やシロップを作ってみませんか。

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