身近なシダをドライアレンジ素材にしてみようと試行錯誤しています
7月5日の投稿です
ワラビの葉を急速ドライにしてスワッグにしたもの
この時の急速ドライ方法は
あて布をしてアイロンをかけ、ある程度乾燥させてから
再度アイロンで形をつけるというもの
・実験結果は最後にまとめてあります。
結果、葉先がクルクル巻いてしまうのは防げましたが、退色が少し残念
表示の写真はフィルタで紫っぽくなっていますが、実際は薄緑~藁色ってところでしょうか
採取から時間が経つと、アクが出る為か薄茶色が出でしまいます。
それからドライにしても薄茶が残ってしまうようです。
7月12日
少し退色が少なくなりました!
カタヒバはほぼ変化がありません
タマシダは色は綺麗に出ましたが、薄くパリパリになってしまいました。
少し触ると割れてしまいます。
カラテアに至っては、可哀想なくらい縮みました。
色止めには焼ミョウバンを使用、ナスの浅漬けレシピくらいの濃度(水400ccにミョウバン小さじ1)の液に5分程漬けたところで
カラテアの赤が濃く変化してきたため、取り出して水切り
前回と同じく古タオルをあて布にしてアイロンで乾燥しました。
前回は高温だったため、中温(ウール)にしました。
7月13日から14日
今回は退色を防ぎつつ、薄くなり過ぎない仕上がりになりました!
13日に採取したシダを焼ミョウバン液でアク抜き
家事の途中だったため30分くらい着けて置いたものを、軽く洗い流し
グリセリン(3倍の熱湯で割り、冷ました液)に一晩漬け込みました。
古タオルとティッシュペーパーでグリセリンを吸わせつつ、中温でアイロンがけしました。
本来のグリセリン漬け込み法では1週間くらい漬ける、とありましたが
ミョウバン処理した為か、一晩で漬物っぽい色になっており
グリセリン液に緑色が染み出しはじめていたため、早々に取り出しました。
カタヒバは、ほぼ採取時そのままの状態。
カラテアの退色具合は数日経過しないと分かりませんが、今のところ色ツヤは残っています。
イノモトソウとクサソテツは繊維がしっかりしているので、アイロンがけもしやすいです。
こちらも、パリパリではなく少ししなやかさを保っています
こちらは失敗
葉が若過ぎた為か、ミョウバンに漬け過ぎた為か、煮物のようになってしまいました。
ワラビの一部だけ緑なのは、ある程度日光に当たり繊維がしっかりしていたからだと考えております。
12日の実験でパリパリに割れてしまったタマシダも、採取した葉が若過ぎて厚みが足りなかったのではないでしょうか。
まとめ
・若葉ではなく、ある程度繊維が固くなった葉を採取し
鮮度のあるうちにアク抜きする
・アク抜き用焼ミョウバン液は、水400ccに対しミョウバン小さじ1(溶けにくいので、少量の熱湯で溶いて薄めます)
・アク抜きは短時間でOK、漬け込み過ぎると葉が柔らかくなり過ぎます。
*ミョウバンは染物の色止めに使われる場合、赤~茶系の色止めです。
今回カラテアの剪定葉があったため赤系色素が反応する目安になりました。
手近なところではポリゴナムなど赤茶系の葉を一緒にいれ、目安にして下さい*
・グリセリン液(グリセリン1:熱湯3)を用意しておく。冷ます時間がかかるため
・漬け込み容器はジップ袋を使用、少ない溶液でも葉全体像を漬けることが出来る為。
・アク抜きした葉を軽く洗い流し、グリセリン液に漬ける。葉の色に変化があったら取り出す。(今回は一晩だけ)
・アイロン台上に
古タオルなど、少し厚めの敷き布あて布を用意(1枚のタオルで挟むようにしても)
その上にグリセリンを吸わせるため、ティッシュペーパーで挟んだ葉を乗せ
あて布のタオルを乗せ
中温でをアイロンをかける。
適宜ティッシュペーパーを取り替えながら、加熱して水分を飛ばす
湯気が少なくなった、くらいで冷まし様子を見る
・⚠️アイロンが汚れてしまった場合
高温に設定したアイロンを、絞ったタオルに擦り付けるようにアイロンがけする。
タオルに汚れが移る。
・このまとめは薬品、アイロンを扱う為
誤飲ややけど等にはくれぐれもご注意下さい
・まだ実験段階ではありますが、著作権は放棄しておりません。
⚠️免責事項⚠️
このまとめのご利用により、万一、ご利用者様に何らかの不都合や損害が発生したとしても、当方は何らの責任を負うものではありません。ご了承の上実行をお願い致します。
椎茸さんは理科の先生でしょうか?
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