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サルメントーサの育て方|水やりの頻度は?植え替えは必要?

  • ベンケイソウ科
  • クラッスラ属

サルメントーサの葉っぱは草花と変わらない見た目をしています。しかし、園芸界では多肉植物として扱われています。気温が下がると薄かった部分がピンク色に染まります。そんな、個性的で特徴のあるサルメントーサの育て方をご紹介します。

サルメントーサの日当たり

サルメントーサは、一年を通して日当たりの良い場所で管理するようにしてください。夏でも元気に育っていることが多いですが、元気をなくしているときは半日陰に移動させて暑さをしのいであげましょう。

サルメントーサの置き場所

サルメントーサは風通しの良い場所で管理し、過湿にならないようにしてあげてください。長雨のときや梅雨に入ったときは軒下に移動させましょう。暑さには強いので春から秋にかけては戸外でも十分育ってくれます。

サルメントーサの水やり

夏の水やり

サルメントーサへの夏の水やりは、土の表面が乾いてから与えるようにしましょう。水やり頻度の目安としては、5日〜10日に1度に与える程度です。

多肉植物は乾燥が好きなので、たくさん水やりをするというよりも乾燥気味で育てると元気に生長してくれます。

冬の水やり

冬は半月〜1か月に1回を目安にして水を与えましょう。表土が濡れる程度の水量で構いません。冬も過湿にならないように気をつけてください。

サルメントーサの肥料・追肥

サルメントーサの生長期にあたる春に、緩効性の肥料を与える程度で大丈夫です。やりすぎると、逆に萎れてしまいます。

サルメントーサの用土

サルメントーサを育てるときは、多肉植物用土を使うのが一番良いでしょう。サルメントーサを育てるためには、水はけがよい土であることが必須です。

花や野菜の培養土でも育てることは可能なのですが、元々入っている肥料が強いため、端に入る班が消えてしまうことが起こります。育たないわけではないのですが、多肉植物用土がベストです。

また、自作でつくるときは、鹿沼土と赤玉土とピートモスと川砂と燻炭を2割ずつ入れてつくりましょう。

サルメントーサの植え付け・植え替え

サルメントーサの植え替え時期は、春と秋頃が適期です。1年〜2年に1度は植え替えてあげると生長も良くなります。真夏と真冬の時期は避けて行うようにしてください。

植え付けも同じ時期に行います。鉢植えでも地植えでもどちらでも育てることができます。

サルメントーサの増やし方

挿し芽

サルメントーサの増やし方は「挿し芽」が一般的です。

数センチの長さに茎をはさみなどで切ります。用土は乾いたままで用意し、そこに切った茎を挿します。茎は切り口を乾燥させてから挿しても問題ありません。

挿せたら水やりを行わずに1週間程度乾かしましょう。茎に節がついていれば葉は無くても増やせます。

切り口を乾燥させるときは、立てて乾燥させましょう。寝かせて乾燥すると茎が曲がってしまい、挿しにくくなります。

葉挿し

また、サルメントーサは「葉挿し」という方法でも増やすことが可能です。

葉挿しの場合は、まず用意するものはサルメントーサの葉、乾燥した用土、お皿などの平べったい容器です。取れて落ちてしまった葉については、そのまま利用することができますので捨てないでください。

葉挿しの用いられる葉は乾かしておいた状態から取り出します。用意した乾いた土をお皿などの上に入れていきます。スコップを使って行うと良いでしょう。スコップは園芸店などで購入できます。土は平らになるように敷き詰めてください。

取った葉を土の上に寝かせて並べていきます。葉の向きは仰向け(葉に形が窪んでお皿のようになる形)に配置します。全て並べられたら、根が出てくるまで日陰で管理します。このときは水やりを行ってはいけません。

そして、根が出てきたら日当たりの良い場所に移動させましょう。このときから水やりをしますが、子株は水分を蓄える量が少ないです。通常の水の量よりもやや多めに与えてあげましょう。

根が外に出ているときは、ピンセットなど細かい作業ができるものを用いて、土の浅めの窪みを作ります。軽めに土を根にかけて埋めていきましょう。大きくなって根がしっかりついてきたら植え替えてあげてください。

サルメントーサの育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

サルメントーサは、梅雨の時期など雨がたくさん降る時期に、雨に当たらないようにしていれば病気にかかることはまずないでしょう。

雨にあたり過湿になると病気になる原因となります。また、根腐れを引き起こしていると茎腐病や黒斑病という茎が腐ってしまう病気にかかる可能性もあります。春・秋・冬には過湿のほか、風通しが悪いと根腐れを起こしカビが繁殖します。

つきやすい虫

害虫でいうと、カイガラムシ・ワタムシ・アブラムシなどの被害に遭うので予防をしておきましょう。ワタムシはカイガラムシの一種で被害はカイガラムシと同じです。

生育に悪影響を及ぼしたり、ワタムシの排泄物が「すす病」を引き起こしたりすることです。発見したときはすぐに駆除してください。早期発見が植物を枯れさせないことに繋がります。

割り箸やピンセットを使って一つひとつ取り除くのが一番良いですが、苦手な方はオルトランDX粒剤などの殺虫剤を使って駆除してください。

サルメントーサの管理温度

サルメントーサの耐寒温度に関しては3度〜5度が限界で、寒さにはやや弱い特徴があります。室内で管理するなどして気温が下がらないようにしましょう。20度〜30度の気温であれば、生育が活発になります。

サルメントーサの種類・品種

サルメントーサはベンケイソウ科のクラッスラ属に一種で、葉肉があまり分厚くないため、通常の草花と間違えられることがあります。園芸界では多肉植物に分類されています。

葉がきれいな特徴を持っています。葉にはくっきりとした黄色の縁が太く入ります。黄色の班の部分が広く入ることもあり、色づきがまばらになります。葉の縁全体には、ギザギザとした模様になり葉色との相性があいます。卵型になり先端が尖っています。

春の終わりあるいは夏から、徐々に気温が下がり秋頃になると、葉の周りがピンク色に縁取られていきます。黄色の斑の部分にも、ピンク色の染まり茎も赤くなっていきます。日当たりが良い環境で育てていると、ピンクに染まります。

茎はよく伸びて最初は真っすぐ立っていますが、段々と垂れ下がってきます。さらに秋は星の形をしたサルメントーサの葉よりも、やや大きい花を咲かせます。

サルメントーサの花と葉

サルメントーサは、夏の生育期に蕾がつき出して、秋になると薄いピンク色をした星型の花が咲きます。

花茎を伸ばしてその先端にたくさんの蕾を付けます。葉よりも少し大きいサイズの花が咲くので、見どころが満載です。葉だけでなく、花の鑑賞をするのも楽しみのひとつといえます。

とはいえm花の大きさは2mmと非常に小さく見にくいです。また、中には赤色の花を咲かせる品種もあります。

サルメントーサの花言葉

クラッスラ属には「一攫千金」という花言葉があります。金運アップにも影響のあるとされている植物です。

多肉植物、サルメントーサを育ててみよう!

クラッスラ属のサルメントーサという多肉植物についてご紹介しました。

多肉植物の中でも育てやすい部類なので、初心者にもおすすめです。葉は斑入りで、ピンク色に染まる特徴があります。葉っぱから花まで全部見どころのある多肉植物です。そんなサルメントーサを育ててみてはいかがでしょうか。

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サルメントーサの基本情報

ジャンル
多肉植物
形態
多年草
学名
Crassula sarmentosa
別名
サルメントサ
原産地
南アフリカ

サルメントーサの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
やや強い
耐暑性
やや強い
耐陰性

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