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GreenSnap編集部です!
ハーブとは無縁の2人の男性社員がベテランハーブ男子のナビゲートによって、ハーブの育て方、料理への活用術、セルフケア方法などなど、「ハーブのある健やかな暮らし」を学んでいくという企画。
第7弾の今回は「最新鋭の植物工場で働くハーブ男子に学ぶ!注目のマイクロハーブ」です!
今回は、豆苗(とうみょう)やブロッコリースプラウト、かいわれ大根などの発芽野菜の生産・販売を行う村上農園さんの生産センター(山梨県)に行ってきました。
お話を伺うのは、村上農園で生産管理を担う森山さん。植物が好きで、それを仕事にするには農業だ!と考え、農業系の大学・大学院を経て村上農園に就職。健康を考えてハーブや野菜をメインにしたお弁当を毎日自分で作っているという、素敵なハーブ男子です。
マイクロハーブとは発芽後2〜3週間の小さなハーブ類のこと。バシルなどのおなじみのハーブもありますが、特別な栽培方法で生産しているそう。
<写真提供:リストランテホンダ>
大きなハーブだと刻んだりちぎったりする必要がありますが、マイクロハーブだとそのまま使えるので簡単。見た目も香りも良く、フレンチやイタリアンはもちろん、和食レストランでも使われているそうです。
ということで、マイクロハーブの生産工場の中を村上農園のハーブ男子、森山さんに案内していただきました!工場内は最新鋭のシステムで管理されていて、見学時は白衣とキャップを着用します。
紙の原料と同じパルプを土がわりにして種を撒いていきます。パルプは保水性がよく、土よりも微生物が少なく衛生的でマイクロハーブが病気になりにくいそうです。自動の種まき機で密集しすぎない微妙な調整をしながら、まんべんなく撒けるようになっているみたいです。
村上農園さんが育てているマイクロハーブは全部で10種類。すべて試食させてもらったのですが、どれも味が濃くて美味しい!マイクロハーブは小さい分、味がギュッと凝縮されている気がします。10種の中からアンジェラが特にお気に入りの3種をご紹介します。
名前の通り、本当にマスタードの香りと味がします。一口噛むと口の中にマスタードの風味がふわっと広がってとても美味しい!深みのある赤色なので、料理に添えると華やかになりそうですね。
四川料理に欠かせないスパイス「花椒(ホァジョー)」に似た味で、少し舌がしびれるような辛みを持ちます。「辛みを加えたいときワサビもいいけれど、こういうので味付けしても美味しくなりそうだね」と、アンジェラもお気に入りの様子。
キュウリのようなパリッとした食感と、清々しい風味が特徴のボリジ。肉厚の葉が美味しい!「これ、意外と刺身とかにも合いそう。手巻き寿司で使ってみたいかも。」と、妄想が膨らむアンジェラでした。
この他にも、様々な種類のマイクロハーブがあります!詳細はこちら→村上農園のスペシャリテ
続いては、牡蠣の味がする不思議なオイスターリーフの生産工場を見せていただきました。
こちらも試食してみたのですが、食べてびっくり!柔らかで厚みのある葉を噛むと、牡蠣独特の風味が口の中に広がります。不思議ですよね。オイスターリーフはヨーロッパの寒いところに自生している植物で、ヨーロッパのベジタリアンの方に好まれているそう。大きい葉を多少残しながら手入れをして、成長を促すのがコツです。
工場の見学後、実際に様々な料理と一緒に食べさせていただけることに!フランスパンやチーズ、サーモンや生ハムなどなど。村上農園さん、ありがとうございます。
まずは先ほど試食したオイスターリーフ。実は、レモン汁と塩を少しふりかけて食べるのがおすすめみたいです。実際に食べてみると「牡蠣っぷりが高まる~!」と、アンジェラ。
フランスパンに卵サラダとレッドマスタードを乗せるのもGOOD!アンジェラより「レッドマスタードは躊躇わずに、もっと乗せるべし」とのことでした。
合鴨ロースに四川花椒菜もぴったりでした。柔らかくてジューシーな合鴨にピリッとアクセントが効いて癖になる味です。
試しに、養命酒製造の「野菜楽膳スープ」や「五養粥」などにもマイクロハーブを添えてみたのですが、華やかさが増して食欲をそそられます。いろんな料理に試してみたくなりますね。
ここで、嬉しいお知らせです!これまでは青果市場や首都圏の一部のスーパーマーケットでしか購入できなかったマイクロハーブやオイスターリーフが、実は最近オンラインショップで誰でも購入できるようになったそうです。
味がギュッと凝縮されたマイクロハーブに、牡蠣味の不思議なオイスターリーフ。この感動をぜひ味わってみませんか?
「好みの分量を、その場でハサミできって、パンに載せて食べる体験が、新鮮でとても楽しかったです。室内でハーブ菜園してみたくなりました!植物工場は衛生面もしっかり管理されていて、心を込めて育てていることが伝わりました。小さなハーブがとてもかわいらしかったです!」
GreenSnap編集部