観葉植物のウンベラータは生長すると見栄えが悪くなることがあるので剪定をしてあげましょう。このページではウンベラータの剪定の方法をご紹介しています。
初心者の方もぜひ読んでみて剪定に挑戦してみてください。剪定の目的についても記載してありますので、ご参照ください。
ウンベラータの剪定が必要な理由は?
ウンベラータをはじめ、植物は放っておくとどんどん生長していきます。自分が育てている植物が生長してくれると嬉しいですよね。しかし、伸び放題になると見栄えが悪くなってしまいます。
伸び放題になると見た目やバランスが悪いので、伸びた分をカットする剪定が必要になります。たくさん枝が伸びることで、葉も密集して通気性が悪くなってしまい病気になることもあります。
葉が重なるので、虫が隠れやすく繁殖してもすぐに気がつかないということにもなります。さらに枝が長くなると全体に栄養が行き渡らなくなってしまうので剪定が必要となるのです。
見た目を保つためと、健康を保つために剪定をしましょう。
ウンベラータの剪定に必要な道具
ウンベラータの剪定に必要な道具は次のものです。
- 剪定用ハサミ
- 手袋
- ゴミ袋
- 新聞紙、エプロン
ウンベラータはゴムの木の仲間です。枝を切ると切り口から樹液がでてきますので、触らないように手袋を着用することをおすすめします。樹液で洋服が汚れる場合もありますので、エプロンもあると良いでしょう。床が汚れないように新聞紙も敷いておいてください。
ウンベラータの剪定の時期は?
ウンベラータの剪定はいつ行ってもよいわけではありません。剪定に向いた時期は5月から9月です。それ以外の時期に剪定をすると、ウンベラータが弱ることもあります。
ウンベラータは寒さを苦手とし、冬になると育成が落ち着いてきます。苦手とする冬までには剪定をしてさらに体力を回復しておく必要があるので、遅くても10月上旬には剪定を終え、冬までには剪定でかかった負担を回復させておきましょう。
ウンベラータを秋に剪定を行ってしまうと、ダメージが回復しないまま冬を迎えることになります。回復できないため、そのまま傷んでしまうこともありますのでご注意ください。
ウンベラータの剪定の方法
ここからはウンベラータの剪定についてご紹介します。
1.剪定後の完成イメージをする
どのように剪定したいか、ウンベラータの剪定後のイメージを想像してみましょう。やみくもにハサミを入れると、失敗してしまうこともあるので注意しましょう。
2.枝をカットする
床に新聞紙を敷き、手袋を着用します。下向きに伸びている枝、内向きに伸びている枝、交差している枝、飛び出している枝があればカットしてください。
切る場所は幹の節や生長点のすぐ下にしましょう。生長点から芽がでるので、剪定後もまた生長してくれます。傷んだ葉や枝がある場合はそちらも切っておきましょう。
3.日当たりのよい場所に置く
剪定でハサミを入れたあとは、日当たりのよい場所に置いてください。
ウンベラータの剪定の注意点
ウンベラータの剪定にはいくつか注意点があります。
樹液には触らないように気を付ける
ウンベラータはゴムノキの仲間で、切り口から出る白い樹液に触れてしまうとかぶれることもあります。必ず手袋を着用することをおすすめします。切り口から樹液がたくさん出てくる場合は、ティッシュでおさえてください。
ハサミを消毒する
清潔なハサミで剪定しましょう。切り口から雑菌が入ることがありますので、ハサミの刃を消毒しておくと良いですよ。
剪定の時期を守る
すでにご紹介しましたが、剪定の時期を守らないと最悪ウンベラータは枯れてしまいます。必ず剪定時期を守るようにしてください。
全体を見ながら剪定をする
一箇所ばかりを見て剪定をすると、バランスが悪くなってしまいます。またスカスカになりすぎな場所が出てくることもあるので、全体をこまめにチェックしながら剪定するようにしてください。
ウンベラータの剪定のコツを覚えよう
ウンベラータはハサミを入れやすい植物なので、剪定も比較的かんたんです。スカスカになりすぎないように全体をチェックしながら進めてください。
伸びすぎた場所、葉が密集して通気性の悪い場所をカットすればよいだけですが、時期だけはしっかりと守るように気をつけて剪定しましょう。

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