warning
error
success
information
松ぼっくりはよく見かけるイメージですが、拾える時期はいつなのでしょうか。このページでは松ぼっくりについて解説しています。松ぼっくりとは何なのか、実る時期や、収穫時期、処理方法を記載していますので、ご参照ください。
松ぼっくりは別名マツカサとも呼ばれ、松の球果です。球果とは、木化した鱗片状の葉が集まってできた果実のことで、松など裸子植物にできるものです。
松が植えてあるすぐ下に落ちていることが多く、一度は見たことがある方も多いですよね。茶色くパリパリしているのが特徴です。
松ぼっくりが松の木に実るのは、秋から冬にかけてで10月から12月です。
10月から12月に松の木に松ぼっくりに実りますが、この時期のみに収穫ができるわけではありません。
春になって花粉が飛び雌花に受粉します。それ以降に緑の実ができ始めます。その実が夏になると茶色く変色していきます。この実が越冬して翌年の4月から6月になると大きく成長して、立派な松ぼっくりとなります。
11月ごろになると、幼児のこぶしほどのサイズになり、地面に落ちることがあります。落ちるタイミングは特に決まっていませんので、通年で松ぼっくりは手に入れることが可能です。
松の木の下であれば、自然と落ちることがありますので、拾うことができるでしょう。許可を得ずに松ぼっくりを大量に拾うとトラブルになる可能性がありますので、気をつけましょう。
公園などで拾う場合は許可を得ておくことをおすすめします。大きな公園で松が植えられている場所であれば拾えるでしょう。
松の木は海岸、浜辺など海の近くに植えられていることが多いので、海の近くで拾うことができます。
強風の日の翌日や台風の翌日に、たくさん地面に落ちていることがあります。風が強い日の翌日に落ちている松ぼっくりは汚れていることもありますので、次で紹介する下処理を行ってください。
松ぼっくりのなかには汚れがたまっていたり、虫がいることがあります。。
松の樹液がついてベタっとしていたり、土や砂、虫の卵がついていても、ぱっと見ではわからないことがありますので、下処理をしましょう。
ブラシやはけを使って、松ぼっくりのなかの汚れや砂を落としてください。最初は虫がいなくても、卵が産みつけられていて、しばらくすると虫が発生することがありますので気をつけましょう。
逆さまにしてトントンとするだけでも汚れが落ちますので、試してみてください。
ボウルなどに水を入れて松ぼっくりを洗ってください。松ぼっくりは濡れると形が変わってカサが閉じ、乾くとまた元に戻ります。
水洗い後は、松ぼっくりの下にキッチンペーパーを下に敷いて、風通しのよい場所に置いて乾燥させましょう。数日で乾燥して元の形に戻ります。
松ぼっくりはフラワーアレンジメントにおすすめです。松ぼっくりでリースも作れますよ。クリスマス風のアレンジメントにも向いていますので、ぜひ挑戦してみませんか。
GreenSnap編集部