タイツリソウかと！

名前を教えて！タグに回答しました。
｢ケマンソウ｣かも！

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ケマンソウは、中国や朝鮮半島に自生する、ケシ科コマクサ属の多年草です。茎の先端や上部の枝に長い花茎を出して、独特の形の花を1列に吊り下げます。ケマンソウという名前は、お寺を飾る装飾品（華鬘）に見立てられてつけられました。そのユーモラスな形からタイツリソウ（鯛釣り草）とも、bleeding heart（血の垂れる心臓）とも呼ばれます。これは、花のようすが、釣ざおに多数ぶら下がった鯛のように見えることからついたようです。ケマンソウは全体に水っぽくて柔らかく、葉はボタンの葉に形が似ています。地下には太いゴボウ状の根が伸びています。自生地は森林や湿った深い谷間ですが、原産地でもまれな植物のようです。室町時代には渡来し、古くから栽培されてきましたが、それほど多く栽培される植物ではありませんでした。最近は特異な形の花や美しい葉が見直されて、多く流通するようになりました。なお、このケマンソウは、白と黄色の小さな斑点がたるため、病気にかかっているかもしれません。2〜3枚の葉が感染しているだけなら深刻な問題ではないので、殺虫剤をかける必要はありません。