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ウラシマソウ

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azl

2020/01/04

清納の滝の山側でこんなの発見。コレってなんて植物だろ？

ひろやん

2020/01/04

名前を教えて！タグに回答しました。
｢マムシグサ｣かも！

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センニン

2020/01/05

名前を教えて！タグに回答しました。
｢ウラシマソウ｣かも！

返信

センニン

2020/01/05

おはようございます。

次の四種類が考えられますが、実の形からウラシマソウではないかと思います。

【マムシグサ】：四国、九州に分布
　葉は茎の途中から花（仏炎苞）と別れるように伸び、花の下で展開する。葉の展開の仕方がウラシマソウとの大きな違い。
　茎の斑模様はカントウマムシグサより細かく、花は葉より先に展開する。これがカントウマムシグサとの決定的な違い。生息域もほぼ異なる。

【カントウマムシグサ】：本州、四国、九州及び済州島に分布
　葉は茎の途中から花（仏炎苞）と別れるように伸び、さらに枝分かれして葉がついていき、概ね花より低い位置で展開する。葉の展開の仕方がウラシマソウとの大きな違い。
　茎の斑模様は比較的大柄で、花は葉と同時かやや遅れて展開する。これがマムシグサとの決定的な違い。生息域もほぼ異なる。
　花序付属体（果実になる部分）の先端が棍棒状に肥大している。

【ウラシマソウ】：北海道南部、本州、四国東北部、九州北部に分布
　葉は花（仏炎苞）のすぐ下の茎から枝分かれするように花より高く伸び、地下の球茎にできた子球から別に葉が伸び、親株の周囲に展開する。葉の展開する様子がマムシグサ、カントウマムシグサとの大きな違い。
　花の先端にはだんだん細くなる釣り糸のような長い部分が伸び、これを浦島太郎の釣竿に見立てたのが名前の由来とされている。
　果実：角張り、先が凹んでいる

【ムサシアブミ】：本州（愛知県、福井県以西）、四国、九州、琉球、韓国南部、台湾、中国。最近は関東地方でも
　葉は花（仏炎苞）の下から左右に葉が伸び、花より高い位置でウラシマソウやマムシグサより大きめのものが展開する。
　花の外観はウラシマソウに似るが、長く伸びる釣り糸状の部分はなく、髪をシャンプーしているような状態で前に垂れ下がってくるっと内側に巻いたような形状になっていて、先端から途中の縁の部分までが黒っぽい。花のつき方も里芋に似て葉の茎の間から花が伸びてくるような様子。
　丈は低く、葉はユキモチソウに似た大ぶりのものが三枚展開する。
葉の表面には光沢があり、里芋の葉を短くしたような印象。
　果実：見ることは少ない。角ばらず、きのこの頭のように丸みを帯びている。

【ユキモチソウ】：本州（紀伊半島、兵庫県）、四国に分布
　花（仏炎苞）はウラシマソウに似るが、先端の伸びた部分がウラシマソウが太い釣り糸のような形状であるのに比べコブラの膨らんだ部分のような形状で薄く横に広がる。花の中心にはスリコギのような先端が丸い形状の白い部分があり、花より高く伸びるのが特徴的。
　葉はムサシアブミのように両脇に伸びた茎に概ね花より下に展開する。マムシグサなどと似ているが、ひとつの茎に3、4枚のずんぐりしたものやヒイラギの葉状のものが展開する。
（絶滅危惧種II 環境省レッドリスト2017）

いずれもテンナンショウ属というサトイモ科の植物で日本には64種類自生するそうですが、関東地方でよく見られるのはカントウマムシグサかウラシマソウです。

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