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リナリアの育て方

  • オオバコ科
  • リナリア属

リナリアの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Linaria maroccana

別名

ヒメキンギョソウ,姫金魚草

原産地

モロッコ

リナリアの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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リナリアの育て方の画像

リナリアの育て方

リナリアはゴマノハグサ科の一年草または多年草の植物です。

穂先に小さな花をたくさんつけます。

見た目は繊細そうですが丈夫で育てやすく、切り花や寄せ植えにも最適なのでガーデニングで人気の植物です。

今回はそんなリナリアの育て方をご紹介します。

基礎情報

日当たり

リナリアは日光を好みます。

地植え、鉢植えどちらで育てる場合もできるだけ日光に当てて育ててください。

日照不足になると、株が弱ってしまいます。

耐寒性もあるので、冬は霜に当たらないようにすれば屋外でも育てられます。

ただし高温多湿には弱く、一年草の品種はほぼ夏に枯れます。

もし夏越しを考えるなら、夏は明るい日陰か半日陰で育ててみてください。

 

置き場所

リナリアは日当たりが良く、水はけの良い土で育ててください。

過湿にとても弱い植物なので、鉢植えで屋外に置いて育てるときは、雨ざらしにならないように注意しましょう。

また、リナリアは酸性の土を嫌うため、地植えの場合は植え付けの2週間前に苦土石灰で土を耕して中和しておくと、

育ちやすくなります。

休眠期に入る冬は霜に当たらないよう、霜対策をしてください。

地植えなら株元を寒冷紗や不織布で覆うと安心です。

鉢植えやプランターも、冬は霜の当たらない軒下に置きます。

室内で育てるときは、1年を通してできるだけ日光に当てて育てましょう。

冬は日中は窓際などに置いて日光によく当て、夜間は窓から離しておくと寒暖差によるダメージを防げます。

 

水やり

基本の水やりは土が乾いてから、たっぷりと与えます。

地植えの場合は降雨のみでも育ちます。

リナリアは過湿を嫌う植物なので、普通の植物よりもやや乾燥気味に育ててください。

日本の高温多湿になる夏の環境に弱い植物なので、一年草の品種はほぼ枯れます。

しかしリナリアはこぼれ種でも増えやすい植物です。

秋に芽が出てきたのを見つけたら、育ててみてください。

 

 

冬も乾燥気味に育てますが、11月の終わりごろから休眠期に入ります。

他の季節よりも水やりの回数を減らしてください。

水を与えるときは凍結に注意します。

日中の暖かい時間を選んで、水やりをしましょう。

冷たい水を与えるのも、あまり良くありません。

 

 

肥料・追肥

植え付けるときに元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

窒素が多い肥料だと草姿が悪くなったり、倒れてしまいやすくなるので注意してください。

一年草のリナリアを育てる場合は、特に追肥は必要ありません。

ただし、葉の状態を見て必要を感じたら液体肥料を与えてください。

多年草(宿根性)のリナリアは、春になったら発芽を促す追肥を施します。

 

 

用土

リナリアは水はけの良い土を好みます。

市販の草花用の培養土か、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を6:3:1でブレンドしたものを使います。

地植えの場合、酸性の土壌を嫌うのでまず2週間前に苦土石灰を土に混ぜて耕してください。

それから植え付けの前に、腐葉土や川砂を混ぜて土壌を水はけの良い環境に改善すると良いでしょう。

鉢植えで育てる場合も、最初に挙げた土を使います。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え付けは10〜11月頃が適しています。

ただし冬が近くなると枯れやすくなるので、苗を手に入れたらすぐに植え付けをしてください。

多年草の品種は10〜11月の他に、3〜4月も植え付けが可能です。

地植えの場合は苦土石灰で土壌の酸性を中和し、腐葉土と川砂で土壌改良をします。

そして株間を15cm以上空けて、浅めに植えていきます。

鉢植えの場合は5号鉢だと1〜2株を目安に植え付けてください。

同じ時期に咲くパンジーやビオラと寄せ植えしても良いでしょう。

草丈が高い品種は折れて倒れやすいので、支柱を使ってください。

もし枝が混み合ってきたら、半分〜1/3の高さでばっさりと切り戻しても良いです。

 

 

増やし方

リナリアは種で増やせます。

9〜10月ごろが、種まきに適した時期です。

育苗箱に赤玉土を入れて、細かい種が重ならないようにまきます。

土は被せいないか、薄く被せるくらいで大丈夫です。

水やりは容器の底から入れると種が流れません。

発芽したら水やりを霧吹きに切り替えて育てます。

本葉が2〜3枚まで育ってきたら、元気な苗を選んで小さな鉢に植え付けましょう。

草丈が15cm以上に育ったら、土に直接植えるか他の鉢植えの方に移して育てます。

こぼれ種から勝手に育っていたなんてことも珍しくないくらい、育ちやすい植物です。

 

 

病気・害虫

苗が小さい頃に気を付けるべきなのが、立ち枯れ病です。

土が過湿状態で起きやすい病気なので、できるだけ乾燥気味にしておきましょう。

清潔な土で育てるのも重要なポイントです。

春になると害虫にも注意が必要です。

アブラムシやイモムシがつきやすくなります。

どちらも早めに駆除しましょう。

アブラムシは、薬剤を使わずに退治できる粘着シートも売っています。

園芸店やホームセンターで手に入るので、少ない内に対処しましょう。

 

 

温度管理

リナリアは暑さには弱いですが、寒さには比較的強いです。

霜や強い寒波にさえ襲われなければ、屋外で育てることも可能です。

生育に適した温度は5〜20℃です。

-5℃くらいまで耐えるので関東以西なら、屋外で簡単に冬越しできますよ。

寒冷地では、室内で育てるのが良いでしょう。

25℃を超える暑さにはとても弱いです。

夏は過湿、冬は霜に注意して育てましょう。

 

種類・品種

リナリアはゴマノハグサ科の植物で花の形がキンギョソウに似ているので、

別名ヒメキンギョソウとも呼ばれていますが、異なる植物です。

園芸用として流通している品種の多くは地中海沿岸が原産のビパルティア種、モロッコが原産のマロッカナ種

それらの雑種になります。

これらは一年草ですが、リナリア・プルプレアのような多年草の品種もあります。

また、リナリア・リップルストーンのように、多年草に分類されていても日本では一年草として扱われる品種もあります。

一年草の品種は背の高い高性種と、小型の矮性種があり、一年草の品種は多年草に比べると花付きが良い傾向があります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

リナリアは細い葉がついた茎の先にある穂先に、ふっくらとした小さな花をたくさん咲かせます。

「ヒメキンギョウソウ」とも呼ばれるだけあって、キンギョソウの花とよく似ています。

花径が約1cmでとても控えめに見える花ですが、他の花と組み合わせやすく、切り花や寄せ植えでも人気です。

色も赤やピンク、白、橙、黄、紫と豊富で鮮やかなパステルカラーで、意外に存在感がしっかりとあります。

群生して咲く姿がとても愛らしく、風に揺れる姿は可憐の一言に尽きます。

 

トリビア

風水

リナリアは色数の多い植物で、風水にも向いています。

赤、ピンク、白、黄の4色をまとめて北に飾ると、恋愛運が大きくアップするとされています。

金運を高めたいなら、黄色いリナリアを西側に飾ると良いです。白と組み合わせると、より効果的です。

白いリナリアなら、南西に置くと健康運がアップするそうです。

寄せ植えに向いている植物なので、他の植物と組み合わせればインテリアとして楽しめますね。

ぜひ風水にも活用してみてください。

 

 

花言葉

リナリアの花言葉には、「乱れる乙女心」「この恋に気付いて」「幻想」といったものがあります。

風に揺れる小さな可憐な花の様子が、恋心を抱いた少女を連想させるからでしょうか。

恋愛の感情にはさまざまなものがありますが、リナリアは淡くも深い恋心を連想させます。

初恋の相手へのプレゼントとしても、最適ではないでしょうか。

花もちの良い植物なので、切り花としても使えますよ。

 

 

由来伝承

リナリアの学名である「Linaria」は、ギリシア語で亜麻を意味する「linon」が語源となっています。

これは、リナリアの細い葉が亜麻の葉の形によく似ていることが、由来です。

また、キンギョソウの花によく似ていることから、日本では「姫金魚草(ヒメキンギョソウ)」という名前でも呼ばれています。

同じ仲間の植物ではないのですが、キンギョソウの花を小さくしたような姿は「姫」と呼びたくなりますね。

 

まとめ

今回は、切り花や寄せ植えで人気のあるリナリアをご紹介しました。

ひとつひとつの花は小さいですが、たくさん咲いているととても鮮やかですよ。

もし寄せ植えでスペースがちょっと空いて困ったら、リナリアを育ててみてはいかがでしょうか。

 

 

※トップ画像はPhoto by 9689さん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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