カーネーションの画像

カーネーションの育て方

  • ナデシコ科
  • ナデシコ属

カーネーションの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Dianthus caryophyllus

別名

原産地

地中海沿岸

カーネーションの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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カーネーションの育て方の画像

カーネーションの育て方

フリルのような花びらが可愛らしいカーネーションは、母の日に渡す花として有名なため、その花を見たことがある人は多いはず。

色ごとによって花言葉も違ってくることから、プレゼントとしても人気があるカーネーションの育て方について紹介します。

基礎情報

日当たり

カーネーションはできるだけ日光に当てて育てるのがポイントです。

室内に置いて、照明などの光にあてるだけでも十分ですが、日にあてないままだと花を咲かすことなく、

つぼみのまま枯れてしまうことがあるので注意しておきましょう。

日照不足になってしまうと、葉の色も黄色くなって生育にも悪影響がでてしまいます。

日当たりがよく、風通しのいい場所で管理してください。

 

置き場所

高温多湿に弱いカーネーションは、夏の直射日光を受けると生育が悪くなってしまうので、

夏には室内にとりこんでおくか、半日陰で風通しがいい場所へと移動させておきましょう。

花は水に弱くなっているので、開花している時には雨が当たらない軒下へと移動させる必要があります。

寒さにもすこし弱くなっているので、冬は寒風を避けられる場所に置きましょう。

一番いいのは、ベランダに置いて育てておくことです。屋外に置いておかずに、ずっと室内で育ててもかまいません。

 

水やり

多湿の環境を苦手としているカーネーションは、水を与えすぎてしまうと根腐れを起こしてしまうので、

土の表面が乾ききって、白っぽくなってしまった時に水を与えるようにしましょう。

水やりをする時に注意するのは、つぼみや花、葉っぱに水がかからないように気をつけて、

株元に直接水をあげるようにしてください。つぼみや花に水がかかると、濡れてしまった場所からカビが発生することがあります。

 

品種によっては寒さに強いものもあるので、室内で管理すれば冬を超えることができるカーネーションもあります。

冬の水やりも今までと同様に、株元に直接水をそそぐように与えてください。

 

肥料・追肥

カーネーションが開花している時期には、真夏以外は肥料を与えてください。

生育期間中は、1ヶ月に1度、化成肥料を与えておきます。

化成肥料の代わりに液体肥料を使うときには、1週間に1回を目安にして肥料を与えてください。

開花している時期を中心として、カーネーションの花つきをよくするために、カリウムやリン酸が多く含まれている肥料を与えるのがいいです。

肥料が切れてしまうと、花つきが悪くなったり、葉の色がくすんできてしまうこともあるので注意しておきましょう。

真夏と冬は、カーネーションの生育が弱ってしまうので、肥料を与えないようにしましょう。

 

用土

カーネーションは水はけのいい土を好む花なので、市販で販売されている草花用の培養土を使えば、簡単に家でも育てることができます。

この培養土が水がしみこみにくと思ったら、川砂を少し混ぜ合わせてから使いましょう。

他にも、赤玉土の小粒や中粒を5、ピートモスを3、バーミキュライトを2の割合で混ぜ込んだ土を使用してもかまいません。

通気性もいい土でカーネーションを育ててください。

 

植え替え・植え付け・種蒔

鉢植えで育てる場合は、3月から5月の間か、9月から10月の間に植えつけをしましょう。

園芸になれていないというひとは、鉢植えよりも地植えでのほうが管理もしやすく育てやすいので、そちらがおすすめです。

鉢植えでは株を取り出して、根についている土をもみほぐします。

株よりも一回り大きなサイズの鉢の中に、鉢底石と、鉢の3分の1のところまで土を入れて、苗を鉢の中心におき、その周りに土を入れていきます。

鉢の縁から2、3センチほどの場所まで土をいれてから水やりをして、鉢を日当たりがよく風通しもいい場所へ持っていって管理してください。

地植えをする場合には、西日のあたらない場所で育てます。

地植えの場合、冬になってしまうと枯れてしまう可能性が高いので、秋になった頃に鉢植えに植え替えておくと方法もあります。

庭の土を掘って、腐葉土や堆肥を混ぜ合わせてから数週間寝かせておきます。

そこに苗より一回り大きい植え穴を掘ってから、鉢植えでの植え付けと同じように植えていきます。

 

増やし方

カーネーションの増やし方の一つである挿し木は、春か秋に行うのが適期です。

主茎から出た若い茎を10センチから15センチほど切りとって、先端についた葉っぱを数枚残してから、あとはすべて取り除きます。

茎の切り口を数日の間水につけてから、挿し木用の土に切り口が潰れないよう気をつけながら茎を挿していきます。

土が乾燥しないように受け皿へ水をためておき、半日陰のところに置いて管理しましょう。

根が出てきたところで、鉢や庭に植え替えてください。

もう一つの方法であるさし芽を行う時期は、4月から6月の間か、9月から10月の間です。

茎の節のところからでてくるわき芽を使う方法で、5、6センチほどの長さまで育ったわき芽を付け根から取って、下の方にある葉っぱを取り除いてから、川砂とバーミキュライトを混ぜ込んだ土に挿しておきます。

わき芽はナイフやハサミなどの道具を使って取るよりも、手で摘み取ってしまったほうが、後々になって病気にかかることがありません。

根っこが出るまでは、水分が蒸発しないよう、半日陰で管理しておきましょう。発根したら鉢に植え替えて育ててください。

 

病気・害虫

カーネーションを育てる際に気をつける病害虫は、アブラムシと灰色カビ病です。

アブラムシはどの植物にも寄生するため、カーネーションを育てる時にも注意が必要です。

アブラムシは葉っぱの養分を吸い取り、株を弱らせていってしまいます。

次第に増殖して、すす病などの病気を引き起こす原因ともなってしまうので、見つけた時にはすぐに殺虫剤を株全体にかけて駆除していきましょう。

灰色カビ病はカビによって葉っぱが灰色になって、そのままどんどん枯れていってしまう病気です。

このカビは蒸れた環境で繁殖してしまうので、枯れた葉っぱはすぐに取り除いて、殺菌剤を散布してカビを退治しておきましょう。

そのまま同じ場所に置いておくと、また病気にかかってしまうので、風通しのいい場所へ移動させましょう。

 

管理温度

高温多湿の場所を嫌うカーネーションは、夏場の管理をとくに気にかけなければいけません。

直射日光や、気温が上がりすぎたことで葉っぱが枯れてしまうことがあるので、

地植えをする時には、植える場所が半日陰になるかどうかを確認してから植えましょう。

冬の寒さにも弱いので、寒風を避けることのできる場所に置いて管理してください。

 

種類・品種

カーネーションには数千もの品種があり、品種改良されたことで、花色や、寒さに耐性をもったものなどが生み出されています。

カーネーションはスタンダードタイプと、スプレータイプの2種類に分けられており、

スタンダードカーネーションは、1本の茎に花びらがたくさんついている花を1つ咲かせるもので、

スプレーカーネーションは、茎が何本にも枝分かれして、それぞれの茎に花を咲かせてくれるものになっています。

カーネーションの種類の一つである「イオス」は、鮮やかに色づいた赤色が魅力的な品種です。

花と葉っぱのサイズが大きく、赤と緑の色合いのバランスが良く、黒くなりにくい特徴があるため、カーネーションの中でも一番人気な品種となっています。

ベルマウス」という品種は、濃いめの赤色が特徴的となっていて、更に黒に近い赤色をした「ブラックベルマウス」という品種もあります。

濃い赤は深い欲望を示しているとも言われているため、ベルマウスを贈る時にはメッセージを添えて贈るようになっています。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

カーネーションは以前までは一季咲きの大型の一輪タイプが主流となっていましたが、

品種改良の進んでいる現在では、1本の茎に3から10輪もの花をつけている四季咲きのスプレータイプが、

花束などに使われることが多くなっています。花びらはフリルのようにもなっており、女性的な見た目から、

女性への贈り物として使われることが多いです。

 

トリビア

風水

風水では、カーネーションは浄化作用のある花として知られており、体や心の中に溜まっている厄を落としてくれるとされています。

 

花言葉

カーネーションの花言葉には、「無垢で深い愛」、「真実の愛」、「永遠の幸福」、「尊敬」などがあります。

 

由来伝承

カーネーションの名前がつけられた由来には、神の花冠に使われたという説や、戴冠式の冠とその花びらの形が似ているといったものなど、複数の説があります

 

まとめ

母の日に送られる花として有名なカーネーションは、品種改良によって種類も豊富になり、花色によって異なる花言葉をつけられていることから、祝いの席やプレゼントなどにぴったりな花となっています。

家で育てて、誰かに贈ったり、庭や室内を飾ってみましょう。

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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