ハナカンザシの画像

ハナカンザシの育て方

  • キク科
  • ローダンテ属

ハナカンザシの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Rhodanthe anthemoides

別名

花かんざし,ローダンセ

原産地

オーストラリア

ハナカンザシの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

弱い

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ハナカンザシの育て方の画像

ハナカンザシの育て方

花がカサカサとしていることで知られているハナカンザシは、冬から春にかけて寄せ植えなどで幅広く利用されている花です。

花は各枝に一輪ずつ咲きますが、枝分かれするので長期間咲き続ける花となっています。

ドライフラワーなどにもよく利用されています。

基礎情報

日当たり

日光が大好きなハナカンザシですが、多湿には弱いので育てる場合は日当たりがよく、雨の当たらない場所を選ぶようにしましょう。

花壇植えには向かないので、雨をしのげる上に移動しやすいプランターや鉢植えなどで育てるのがおすすめです。

育てる上では水がポイントとなる少し難しい植物なので、天気予報は毎日チェックしてこまめに場所を変えながら育ててあげると良いでしょう。

 

置き場所

高温多湿が苦手な植物です。夏場は明るい日陰の風通しが良い場所で管理しましょう。

家の軒下など、日光は当たっても雨には濡れないようにするのがポイントです。

花壇植えは基本的にNGです。また、耐寒性は一応ありますが、せいぜいマイナス2度程度までと思っておきましょう。

真冬などで霜に当たると、枯れることは少ないですが傷みます。

また温室育ちの場合の株は霜で枯れるケースもあります。水が苦手なので、冬場や冷える日は室内に移動させるのも良いでしょう。

 

水やり

多湿に弱い植物です。梅雨の時期などは特に注意して土を確認しながら水やりをするようにしましょう。

用土の表面が乾燥していたら、たっぷりと水をやります

鉢の底から滲み出るくらいたっぷりと水をあげましょう。

水をやりすぎると、多湿が根腐れの原因になるので、からっと乾いているとき以外は水やりをしなくても大丈夫です。

冬場でも水やりの方法は基本的に同じです。土の表面が乾燥していたらたっぷりと水をやります。

この時、花に直接水がかからないよう注意しながら水やりを行いましょう。

直接花に水がかかってしまうと、花が黒っぽく変色します。

これが原因で枯れてしまうこともあるので、花には水がかからないように土や葉っぱに対して水をやりましょう。

シャワータイプのホースなどは使用せず、口の細いじょうろや水挿しでそっと土や葉をめがけて優しく水やりしてやるのがポイントです。

株元を意識しながら、満遍なく水を注いであげましょう。これがハナカンザシの水やりの最大のコツです。

せっかくの花を台無しにしてしまわないように、水やりの際には注意しましょう。

 

肥料・追肥

ハナカンザシには肥料は必要ありません。ほとんど肥料を必要としない植物なので、追肥や液肥の準備は必要ないです。

寄せ植えなどで後に使用する場合でも、培養土を使用していれば、最初から配合されている肥料でしっかり育つので、特別に用意しなくて良いです。

どうしても肥料を使いたいのであれば、開花時期の2月から4月頃までは液肥を施しても構いません。

開花を伸ばしたい場合などにこういった液肥をサポートとして使用するのは問題ありません。

 

用土

ハナカンザシは水はけの良い用土を好みますアルカリ性がベストですが、中性でも問題ありません。

低温期には草花向け培養土を使用できます。

しかし、山野草向け用土のほうが管理しやすいので、用土を新たに購入する場合はその点を考慮しておきましょう。

夏越しを考えている場合は、軽石や鹿沼土を主体にした用土を使用すると良いです。

寄せ植えをする場合は、他の草花でも使用できる花と野菜の土で寄せ植えが出来ます。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ハナカンザシを種まきで育てる場合は、市販されている種を購入して育てます。

霜が降りないような暖かい土地であれば、9月〜10月にかけて種まきをしましょう。

そうすれば冬越しして春に花を咲かせることが出来ます。

冬に霜が降りるような寒い地域で育てる場合には、3月ごろに種まきをしましょう。

霜よけさえ出来るのであれば寒い地域でも秋に種まき・春に開花が可能です。寄せ植えなどで植え替えすることも可能です。

ただし寄せ植えで鑑賞する場合には、一年草扱いをするケースが多いので、時期が来るとほぼ全てが枯れます。

夏越しをさせたいのであれば、寄せ植えを早めて早い時期に山野草向け用土に植え付け、根を張らせておきましょう。

 

増やし方

ハナカンザシの増やし方としては、種まきと挿し芽の2種類があります。

種まきが主流ですが、挿し芽でも増やすことが可能です。挿し芽の場合は適期が3月〜5月となっています。

大きな株や古い株ほど枯れるリスクが高いので、挿し芽で小さな苗を作っておくと良いでしょう。

秋口に涼しくなってきたら植え付けや植え替えで更に育てていくことが出来ます。

また次の年も同じ株で育てる場合は、花が咲き終わった後に切り戻しをしましょう。

株の形が悪くなったら切り戻しの時期です。地表から10〜15センチメートル程残してカットし、葉が残るようにします。

切り戻しは脇芽を出させ、もう一度花を咲かせる確率をアップさせる目的で行います。

こうした切り戻しには、脇芽を目的としていますが、風通しを良くするという意味や、高温多湿対策にもなっているので、長持ちさせる目的で行うこともあります。

 

病気・害虫

病気や害虫で、ハナカンザシに多いのが、アブラムシや灰色かび病です。

灰色かび病は、日照不足などによって起きる病気です。

多湿が原因となっていることも多いので、出来るだけ風通しを良くして蒸れにくいように心がけましょう。

また植物の害虫として代表的なアブラムシも、ハナカンザシに付いてしまうケースは少なくありません。

専用のアブラムシ防除剤等を使用し、予防と駆除を心がけておきましょう。

 

管理温度

ハナカンザシの発芽温度は一般的に20度から25度と言われています。

種から育てる場合は、温度の一つの目安として覚えておきましょう。

またハナカンザシの場合は多湿に弱いので、温度だけでなく湿度にも注意した方が良いかもしれません。

開花時期は3月から5月と言われていますが、それを過ぎると、日本は北海道を覗いて梅雨入りします。

梅雨入りすると湿度がぐっと上がり、雨の日も多くなります。

こうした場合で尚且つ切り戻しをして夏越し・冬越しを考えているのであれば、室内に鉢やプランターを入れて湿潤な気候を調整しましょう。

 

種類・品種

ハナカンザシは、オーストラリア原産の植物で、多年草ですが日本では一年草扱いになっています。

キク科のローダンセ属の植物で、ハナカンザシは流通名です。

学名は「ローダンセ・アンテモイデス」となっています。

元々オーストラリアに自生していましたが、カサカサとした不思議な手触りの花を咲かせます。

ドライフラワーを思わせる花は、独特な個性を放っています。

よく似た種類の植物にペーパー・カスケードやヒロハノハナカンザシといった品種があります。

どちらもハナカンザシと似た花の形が特徴です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ハナカンザシは基本的に白い花を咲かせることで知られています。

花の中心部は黄色で、蕾の段階では赤や紫色なのが大きな特徴です。

花びらに触れるとカサカサとしていて、乾燥しているのが最大のポイントです。

ドライフラワーのような感触ですが、フレッシュな花なので不思議と驚く方も少なくありません。

丸い蕾が開いて、黄色い花芯と特徴的な花びらを見せる姿が控えめで可愛いことから、他の植物と寄せ植えで使用されることも多いです。

またドライフラワーとしても人気の品種で、花が開花したらドライフラワーに仕立てて飾っているという上級者の方も少なくありません。

 

トリビア

風水

ハナカンザシは特に風水での規定はありませんが、お部屋に置いても問題のない花です。

ただしインテリア風水的にはドライフラワーを使用するのはあまりおすすめできないと言われています。

 

花言葉

ハナカンザシの花言葉は、「思いやり」「温順」「明るい性格」です。

2月26日の誕生花としても知られています。

明るい性格という花言葉は、寒空の下でも褪せずに咲き、

ドライフラワーのような形で楽しむことが出来ることからつけられたと考えられています。

寒い時期でも咲いている花なので、2月生まれの誕生花に指定されているようです。

 

由来伝承

ハナカンザシの名前の由来としては、その端の蕾が簪に似ていることからつけられたと言われています。

また英名としても知られている「Paper daisy 」は紙のようにカサカサという音がすることからつけられたと言われています。

その他には、小さな花が冬の風で揺れている姿から冬の妖精と呼ばれていることもあります。

ハナカンザシは元々ヘリクリサムの仲間なのですが、そのヘリクリサムはギリシャ語では「太陽と黄金」という意味を持ちます。

 

まとめ

オーストラリア原産の可愛らしい植物として知られているハナカンザシは、

その生体的特徴を確認しながら育ててやらなければいけないデリケートな生き物です。

初心者にはあまりおすすめできないやや難しい植物ですが、一生懸命手間ひまかけて育てたハナカンザシが花を咲かせてくれた時には感動します。

水や湿度に注意して育てましょう。特に日本の気候は四季があり、湿潤な気候なのでハナカンザシには適しているとは言えません。

オーストラリアでならもう少し簡単に育てられます。ハナカンザシの特徴をしっかりと理解して育てましょう。

一般的な一年草の花とは異なり、育てた後にドライフラワーなどとして楽しむことが出来るのもハナカンザシの大きな魅力です。

ベーシックな園芸に慣れてきたのであれば、少し難しいハナカンザシにチャレンジして育ててみるのも良いでしょう。

また、他にも育てている植物がいるのであれば、寄せ植えにしても良いです。

大人しく可憐な花ですが、控えめなので他のメインとなる花の邪魔をしないで上品に佇んでくれます。

お正月の門出などの花として使用されている場合も多いです。

ただし寄せ植えなどにする場合は、冬越し・夏越しが難しいので、その点は覚悟して寄せ植えを選んでください。

気候上仕方ないので、一年草と割り切るのも良いです。

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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