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ポピーの育て方

  • ケシ科
  • ケシ属

ポピーの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Papaver nudicaule

別名

アイスランドポピー,シベリアヒナゲシ

原産地

シベリア

ポピーの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

植え付け・植え替え

1
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3
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肥料

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開花

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ポピーの育て方の画像

ポピーの育て方

ポピーはモルヒネの原料となる成分を採取できるケシと似ていて、ケシは日本では栽培を禁止されています。

日本で栽培できるポピーとは一体どのような品種なのでしょうか?

今回は、花の色のバリエーションが豊富で、とてもキレイなポピーについてご紹介します。

ポピーの基礎情報

ポピーの日当たり

ポピーを育てるポイントとして、日光によく浴びせることが大切だと覚えて下さい。

ただし、土より上の部分が枯れて休眠する時期が来ます。夏の時期です。

他の草花を使って、日陰を作って株を長持ちさせましょう。この期間以外は通年日光浴させてあげてください。

 

ポピーの置き場所

寒さには強いですが、夏の湿度や高温は苦手です。

特に一年草の品種は夏に枯れてしまうのでどうすることもできませんが、多年草の品種であれば高温多湿を避けて風の通しが良い環境に配置してあげてください。

地温が上がらないように、藁や腐葉土を表土にかけておくことでも対策になります。

寒さに強いとは言いましたが、苗が小さいときに冬越しをするとなると寒冷地では注意が必要です。

霜柱に当たると苗が持ち上がることがあります。霜にかからないように霜よけをする必要があります。

霜よけには霜よけシートや、代用品としてダンボールなどを使うと良いでしょう。

 

ポピーの水やり

土の表面が乾いていたら水やりを行います。過湿を嫌いますので水のやり過ぎには注意してください。

過湿によって根腐れを起こしてしまうと回復の兆しは見えません

ポピーにはたっぷりと水を与えるようにしてください。

庭植えしている場合は、水やりは不要です。

庭植えしている場合は水やりをする必要がなく、鉢植えであっても土の表面が乾いてから与えるようにしましょう。

鉢土が濡れているのに水を与えると、過湿状態になり根腐れを起こしてしまいます。

 

ポピーの肥料・追肥

肥料を使う必要は特にありません。

市販の土を用いた場合、元から肥料が混ぜられているので用意しなくても十分育ってくれます。

配合土から育てたい場合は、元肥として緩効性化成肥料を施しておきましょう。

ただ、日光にたっぷり浴びせているのに葉が黄色に変わっていたら栄養不足のサインです。

そんなときは、薄い液体肥料を施肥してください。

ただし、肥料は与えすぎてしまうと根腐れを起こして、枯れやすくなったり花つきが悪化する原因に繋がります。

肥料分は春以降には残さないように気を付けて与えましょう。

 

ポピーの用土

ポピーは水はけの良い土が適しています。市販の草花用の培養土を使うのがお手軽です。

その場合、市販の草花用の培養土と、川砂や鹿沼土を7:3の割合で作ってください。

鉢植えなど容器で育てる場合は、小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜて作りましょう。

水はけをより良くするには、パーライトもしくは川砂を足してください。

種蒔に用いる用土には、小粒の赤玉土とピートモスを5割ずつ混ぜたものを使用します。

 

ポピーの植え替え・植え付け・種蒔

ポピーの植え替えは、水はけ・水もちなどの質の良さが無くなったときに交換するという方法で植え替えを行います。

植え替えは9月〜10月の間に行いましょう。植え替えを行うのは、多年草の品種に限ります。

一年草であればその名の通り一年で枯れてしまいますので、植え替えたところで何の意味も持ちません。

種から育てた苗を地植えする際は、本葉が6枚〜8枚に成長した苗になってから作業に移りましょう。

株と株との間は30cm程度空けて植え替えてください。

種から育てた苗を鉢植えにして植え替えるは、本葉が2枚か3枚に育ったときが植え替えのタイミングです。

1つのポットには1つの苗を植えていきます。根に傷がつかないようにしましょう。

土も崩さないように慎重に植え替えを行ってください。ポピーの植え付けは、3月〜4月と10月〜12月初旬に行います。

地植えに場合は、アルカリ性の土にするために、牛糞や苦土石灰を混ぜた土を使います。

水はけが良くないときは腐葉土を加えると効果があります。

植え付けの間隔は草丈が70cm未満の大きさであれば、20cmの間を空けて植え付けてください。

70cmを超える株であれば、30cm〜40cmほど空けます。

鉢で植え付けするのであれば、市販の草花用の培養土もしくは小粒の赤玉土と腐葉土を、7:3の割合で混ぜたものを用意してください。

また、購入してきたポットから取り出すときに、根を傷めつけないように注意してください。

苗の高さが70cm以下であれば、プランターには3株〜4株を植え付けてください。

70cmよりも高いのであれば、一つのプランターに2株ほど植え付けます。

ポピーの種蒔には、種を収穫してすぐに蒔かなければ発芽率が低下してしまいます。

ポピーの種蒔には、種を採った年の秋に蒔いていきます。

地植えの場合、自然にこぼれ落ちて翌年発芽するということがよくあります。

自然に発芽させるのであればポピーは自家結実しにくい特徴があるので2株以上は近接して植えておきましょう。

花後に種をつけるので採取して保存するときは、乾燥を防ぐために密閉できる袋に入れて冷蔵庫で管理しましょう。

品種によって種蒔の時期が異なり、アイスランドポピーやヒナシゲなどであれば9月〜10月の中頃に蒔きます。

オニゲシは、3月〜4月か、10月〜11月が適しています。寒冷地での種蒔は、春に蒔くようにしてください。

土の表面に種を蒔くようにして土を上から被せる必要はありません。日の光が種に当たるようにしないと発芽できません。

 

ポピーの増やし方

ポピーは、「株分け」と「根伏せ」という方法で増殖することができます。

株分けは、10月〜11月にかけて行うと良いです。株分けを行うのは大株限定です。

大株は手で分けるかナイフなどで切り分けてください。地植えの場合、植えていたところとは別の場所を設けて植え付けます。

鉢植えでは、新しい土を鉢に入れて植え付けます。

根伏せでも10月〜11月に作業します。18cm程度の成長した根を、3cm〜5cmに切断します。

新しい土を入れた鉢などに、横に向けて寝かせていきます。

根の半分ほどを外に出すようにして、ビニールなどを用いて密閉した状態にします。

これらの作業は、乾燥させないことを目的としています。葉が出てきたら密閉状態から解放させて育てていきましょう。

上手く育てば翌年には開花します。増やし方には前述でも述べた「種蒔」という方法もあります。

根伏せが簡単な増やし方です。

 

ポピーの病気・害虫

基本的には病気・害虫ともに気にかける必要はありません。

しかし、蒸れを起こして葉や蕾などにかびが発生する「灰色カビ病」になることがあります。

灰色かび病は治療が非常に困難なため、症状が発覚したらその部分を取り除いて処分するようにしましょう。

取り除いた後に、有効な薬剤を散布しておくのも良いです。放置していると蔓延して拡大してしまいます。

防除対策として風通しの良い環境で育てるようにしてください。

水やりの際も全体にかけるのではなく、株の根元近くに注ぐようにして与えてください。

黄色くなった葉っぱや枯れている葉っぱを見つけ次第取り除きましょう。

 

ポピーの管理温度

ポピーの発芽温度は品種を問わず、15度〜20度です。

耐寒性に優れていますが、耐暑性はやや低いという部分があります。

 

ポピーの種類・品種

ポピーは、ケシ科のケシ属に分類されている植物です。

原産地をヨーロッパの中部を中心とし、西アジアやトルコなどでも自生しています。

ポピーは世界中でも約150種類も存在し、一年草と多年草があります。

一年草には、アイスランドポピーやヒナゲシがあり、オリエンタルポピーは多年草扱いになっています。

日本で栽培可能なポピーの品種には、上記に書いた3種類以外にもナガミヒナゲシとモンツキヒナゲシがあります。

栽培禁止されている品種には、ケシ・アツミゲシ・ハカマオニゲシがあります。

栽培を禁止する理由は、これらに麻薬成分が含まれているからです。

園芸品種でのポピーには麻薬成分がありませんので安心してください。

 

ポピーの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ポピーは花を楽しむ植物として親しまれているので、花の色は豊富です。

赤や白、ピンクがあります。その他にもオレンジや黄色に花が咲く品種もあります。

開花時期は、3月〜5月にかけて満開になります。

一重咲きや八重咲きに咲き誇ります。1つの花が咲くと4日〜5日で萎んでしまいます。

鑑賞を長く楽しみたいのであれば、株を多く植えることです。

 

ポピーのトリビア

ポピーの風水

ポピーは蕾から花へと開花するときに、莫大なエネルギーを放出するので風水にも効果が期待できるとされています。

また、四緑木星の人物はポピーが良いとされています。お部屋に飾って良い気を取り込んでみましょう。

 

ポピーの花言葉

ポピー全般的に言える花言葉には、思いやり・いたわり・恋の予感・陽気で優しいというものがあります。

次に花の色別で見ていきましょう。赤い花は、慰めや感謝という花言葉になります。

白いポピーは、眠りや忘却となり、黄色い花は西洋の花言葉で、富や成功を意味します。

白色では眠り・疑惑・推測という花言葉で、斑色は驚き、バラ色が活発・軽率という意味となっています。

さらに、品種別でも花言葉は違ってきます。ヒナゲシは、「七色の恋」「乙女らしさ」「心の平静」などの意味があります。

アイスランドポピーには、「慰安」「承認」「感謝」などの花言葉があり、オリエンタルポピーは「夢想家」「妄想」「繁栄」などといった花言葉になります。

花言葉の由来は、紀元前400年のギリシアでは、ケシ科の実から採取した乳液を麻酔薬や睡眠導入剤として用いられていたことに由来します。

心の平静やいたわりという花言葉が、ポピーのもつ麻痺などの作用と重なっています。

 

ポピーの由来伝承

ポピーという名前は、ラテン語で粥という意味のpapaが語源となっています。

幼児を眠らせるためにお粥の中にケシの乳液を加えたことから付けられました。

もう一つの由来として神話があります。

眠りの神であるソムアヌが、豊穣の神であるデメテルを眠らせるために作った花とされています。

 

まとめ

家庭栽培でも育てやすいポピーの育て方についてご紹介しました。

栽培できる品種は多く出回っていますので、是非こちらの記事を参考にして育ててみてはいかがでしょうか。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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