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カラーの育て方

  • サトイモ科
  • オランダカイウ属

カラーの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Zantedeschia spp.

別名

カイウ

原産地

南アフリカ

カラーの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
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12

開花

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カラーの育て方

色鮮やかな花を持っているカラーは、サトイモ科のカラー属に分類される球根植物です。

南アフリカを原産としており、8種類がそこに分布しています。

そこで、今回は、ガーデニングにもオススメなカラーの育て方について紹介していきます。

カラーの基礎情報

カラーの日当たり

カラーは2種類のタイプがあります。湿地性のものと畑地性のものです。性質によって育て方も変えていく必要があります。

日当たりに関しては、基本的にどちらの性質であっても日の光を好むので、日の当たる場所に置いてあげましょう。

ただし、真夏の直射日光の強い時期は、直射日光を避けてあげるようにしましょう。

直射日光に当たり過ぎると葉焼けなどの原因にもなります。

といっても日光を完全に避けてしまうと、日光不足により花が咲かない場合があります。

そういったことにならないように、日除けネットなどで対応にするようにしましょう。

特に畑地性のものは、高温多湿にはめっぽう弱いので、水はけが良い状態にすることも重要です。

日除けネットがない場合は、半日陰を目安に直射日光を避けると良いです。

 

カラーの置き場所

湿地性のものは、庭植えなどガーデニング用に適しています。庭で植えていても冬越することができます。

冬場の対応としては、球根が凍ってしまわないように腐葉土や土などを地面に被せてあげることで、保温してあげると、問題なく数年を通して育てることができます。

もちろん、先程紹介したように庭といっても、日光が当たる場所に植えてあげることが大切です。

畑地性も、基本的には日当たりと風通しの良い場所に置くことが重要です。

しかし、畑地性の場合は、庭植えをしてしまうと、寒さで冬越をすることができないので、畑地性のものを冬越させたい場合は、プランターなどで育てることをオススメします。

そうすることで、冬の寒い時期が到来しても室内に移動するなどで対応することが可能だからです。

 

カラーの水やり

湿地性のものは、名前からもわかるように、乾燥した土よりも比較的湿り気のある土を好みます。

そのため、水やりのタイミングは、乾燥してからではなく、土の表面が乾きかけたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。

乾燥させすぎると花を咲かせなくなるので気をつけてください。

特に水分の蒸発の激しい夏場は、乾燥に気をつけて水やりをしてあげる必要があります。

もし水やりが面倒という方は、鉢の受け皿に水を張っておくことも1つの手です。

畑地性のものは湿地性とは真逆で、常に湿っていると根が腐ってしまいます。

そのため、水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと水をあげるようにしましょう。

湿地性のものは、冬場も基本的には、乾燥させないように水やりをすることが大切です。

ただし、葉が枯れて休眠に入る晩秋の時期は水やりをする必要はありません。

畑地性のものは、先程も紹介したように基本的には、土の表面が乾いてから水やりをします。

ただし、夏に比べて冬の時期は、水分の蒸発が激しくないので、夏場の水やりよりも控えめに水を上げることが大切です。

水やりをするといってもあくまでも、湿った状態を続けないようにしなければなりません。

 

カラーの肥料・追肥

肥料に関しては、球根を植え付ける際にゆっくりと効いてくる緩効性の肥料を同時に混ぜ込んでおくようにしましょう。

追肥をする場合は、4月〜6月にかけて、月1度のペースで固形肥料を株元に適量施しましょう。

液肥の場合は、週に1度のペースで与えると良いでしょう。

そして、それ以降の夏〜冬場にかけては、肥料は特に必要ありません。

 

カラーの用土

用土に関しては、タイプによって真逆のものを用意するので、育てているカラーがどちらの種類に分類されるかはしっかりと確認しておきましょう。

まず、湿地性のものは、湿った土を好むので、水もちの良い土を選ぶようにしましょう。

土を配合したい場合は、赤玉土を6、腐葉土を4の割合で配合してあげた土を使用しましょう。

一方で、畑地性のものは乾燥した土を好むので、水はけの良い土を用意してあげましょう。

配合する場合は、赤玉土を5、腐葉土を3、川砂を2の割合で配合したものを使用してください。

 

カラーの植え替え・植え付け・種蒔

植え替え、植え付けに関しては、長年育てていると、育てている土の質が悪くなったり、成長するカラーのサイズに適さない大きさになることがあるので、多くても3〜4年に1度のペースで植え替えをすることを想定して、植え付け・植え替えを行うようにしましょう。

適した時期は、3月〜4月の間です。

植え替えした場合の球根は、病気にかかりやすくなっているので、殺菌剤などをまぶしてから、再び植え付けをするようにしてあげましょう。

植え付けに関して、湿地性の場合、大きくなるものが多いので、基本的に大きめの8号鉢に対して球根を1球植え付けるようにします。

深さは、球根の頭が地表と同じくらいの位置になるように浅植えするようにしましょう。

一方で、畑地性のものは、6号鉢に対して球根を2球を目安に植え付けるようにしましょう。

球根の頭が、土の表面から2、3cmになるように深めに土をかぶせるようにしてください。

 

カラーの増やし方

カラーの増やし方は、種蒔あるいは、分球が一般的です。

種蒔の場合は、川砂に撒き、発芽するまでは、乾燥しないようにします。

発芽後は、月に1度のペースで液体肥料を与えてあげます。

1年ほど育てたころに、球根を掘り上げ、鉢に植え付けてあげることで、後は、カラーを通常どおりに育てていくことができます。

種蒔で増やすことができますが、実際に花を見るまでには、長い時間がかかるので、早く育てたい方は、分球をオススメします。

 

カラーの病気・害虫

他の植物では、あまり聞きなれないことも多いですが、カラーの特に畑地性のタイプを育てる場合は、軟腐病に注意しましょう。

畑地性のものは、高温多湿に非常に弱く、特に梅雨から夏にかけての時期に起こりやすく、この病気にかかってしまうと、球根が腐り、ドロドロに溶けてしまいます。

発病してしまうと、薬剤によって防除することができません。そのため、軟腐病にかかってしまう前にしっかりと予防対策をしておきましょう。

予防法は、清潔で雑菌の少ない用土を使用することです。

もちろん鉢も基本的には、古いものよりも新しいものを使用すると良いでしょう。

また、植え付けや植え替えの際に、球根を濡らさないようにしましょう。

よく被害をもたらす害虫としては、アブラムシが挙げられます。

アブラムシは、単に汁を吸うことが害だけでなく、病気へと発展する恐れもあります。

モザイク病と呼ばれる病気にかかりやすくなります。

この病気は、葉や花弁に対して、花びらには筋状の班、葉にはモザイク状の斑模様が発生します。

発生することで、その植物の生育を抑えてしまいます。

この病気の一因ともなっているアブラムシは、この病気の媒介物となっており、ウイルスをもったアブラムシに汁を吸われた際などに、感染してしまします。

そのため、アブラムシの除去は、単に汁を吸われることを防ぐだけでなく、病気の予防にもなっているので、徹底的に除去してあげるようにしましょう。

 

カラーの管理温度

カラーは、耐暑性のある植物なので、基本的に暑さには強いです。

ただし、畑地性のものは高温多湿には弱いといったこともあるので、気をつけてください。

発芽させた場合は20度くらいの気温がある環境下に置いてあげる必要があります。

一方で寒さには弱く、特に畑地性のものは、日本の冬を対策なしに越すことができません

そのため冬場でも育てたい場合は、鉢植えにし、冬は室内の温かい場所に置いてあげるなどの工夫が必要になります。

一方で、湿地性のものは、冬越をすることができるでの、庭植えをしても問題なく育てることができます。

ただし、球根が凍ってしまうのはNGなので、寒い地域は特に腐葉土や土などを被せたり、球根の保温対策するといった工夫をしてあげると安全に育てることができます。

 

カラーの種類・品種

カラーの仲間として、8種類ほどの原種が南アフリカに分布しています。

湿地性の種類には、オランダカイウが代表的で、畑地性のものにはモモイロカイウ、シロボシカイウ、キバナカイウが代表的です。

種類によって、異なった色鮮やかな花を咲かせるので、ガーデニングの彩りにもってこいの植物です。

カラーはオランダカイウ属の植物の総称で、科はサトイモ科となります。

 

カラーの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

カラーの花の特徴は、一見花に見えるラッパ状のものは、花ではなく仏炎苞(フツエンホウ)という苞(ホウ)であるということです。こ

れは、萼(ガク)が変化したもので、実際の花は、このホウのなかにある棒状のものが本当の花です。

花の色は、種類によってさまざまで、メジャーな色は白です。他には、黄色や赤、ピンクといった色もあります。

 

カラーのトリビア

カラーの花言葉

カラーの花言葉は、「華麗なる美」や「乙女のしとやかさ」、「清浄」といったものがあります。

カラーはギリシア語でcallaと表記し、「美しい」を意味しています。

またカラーの花びらが、ワイシャツの襟や修道女の襟にも似ており、その様子から由来しているとも言われています。

 

カラーの由来伝承

花言葉でも紹介しましたが、名前であるカラーは、ギリシア語では、美しいという意味ですが、修道女の襟やワイシャツの襟(英語で襟のことをCollarと呼ぶ)から由来しています。

 

まとめ

今回は、カラーの育て方について紹介しました。

カラーの花は、独特な形状をしていることから、贈り物などでもしばしば用いられています。

しかし、今回、紹介したようにカラーには湿地性と畑地性の2種類があります。

そういった特徴を知らずに、好意で水やりをして、枯らしてしまうということもしばしばあります。

ギフトとしてカラーを送る場合は、育て方も伝えてあげると、せっかくのギフトを無駄にすることがないでしょう。

また、色鮮やかな花を持っていることが特徴でもあり、ガーデニング向きの植物なので、ガーデニング好きの人はぜひ育ててみてください。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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