アヤメの画像

アヤメの育て方

  • アヤメ科
  • アヤメ属

アヤメの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Iris sanguinea

別名

三寸アヤメ,チャボアヤメ

原産地

日本、東アジア

アヤメの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
アヤメの育て方の画像

アヤメの育て方

ショウブやカキツバタと混同されがちになるアヤメですが、その二つの花と違って、

アヤメは地面に植えて育てることができるようになっています。そんなアヤメの育て方を紹介していきます。

基礎情報

日当たり

日の当たる場所で管理してください。

日陰で育てることはできず、日陰での管理は生育が衰えてしまう一方なので注意しておきましょう。

庭植えする時は、10センチから20センチほど盛り土してから植えれば、生育がよくなって育てやすくなります。

 

置き場所

日陰でない場所に置きましょう。アヤメは明るい草原などにはえている植物なので、

日の当たる場所で管理しておけば、元気に育ってくれます。

 

水やり

乾燥を嫌う植物なので、土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。

地植えをしている場合は、植えつけてから1、2週間ほどは、地面が乾かないように水やりをする必要がありますが、その後からは必要なくなってきます。

夏場は水が切れるのが早まってしまうので、水が切れないように確認しながら水やりをしてください。

冬場の水やりでは、鉢植えでの植え付けをする場合、地植えと同じように植え付けてから1、2週間ほど水を与えていると、

地上部分が枯れてしまい根だけになってしまうので、鉢で育てる時には、土が乾いてから2、3日経った後に水やりをするようにしましょう。

 

肥料・追肥

鉢植えの場合では、芽が出る前の3月と、9月に三要素等量配合された緩効化成肥料を、鉢に三つまみ与えます

他の草花に与える時よりも、少なめの量を与えるようにしておくのがポイントです。

この時に肥料を与えすぎてしまうと、根際から腐っていってしまうことがあるので、必要最小限のものを施して、あとは肥料を与えないようにしてください。

地植えの場合は肥料を与える必要はありません。

 

用土

水はけのいい土で、通気性もかねているものが適しています。

赤玉土の小粒が6、腐葉土が4の割合で混ぜられた土を使用してください。

他の割合のものでは、赤玉土の小粒が7、腐葉土が3のものがあります。

土の配合をするのは難しいという時は、市販でも販売されている草花用の培養土を使いましょう。

地植えをする場合は、植穴を掘るときに、腐葉土を混ぜ込んで耕してください。

水はけの悪い土で育ててしまうと、根腐れを起こしてしまうので気を付けてください。

 

植え替え・植え付け・種蒔

庭植えするものは、3年から4年に一度植え替えするだけで構いません

鉢植えの場合は、鉢の中がアヤメの株でいっぱいになった時に植え替えます。

植え替えをする時期に適しているのは、2月から3月の芽が出る直前か、開花が終わった後である6月から7月の間です。

これをすぐに行わないと、すぐ根詰まりを起こしてしまうので、鉢植えで育てる場合は毎年植え替えるようにしましょう。

鉢植えにしたい株は1本ずつ分けても育ってくれますが、庭植えして見栄えもよくしたい場合は、株を切り分けておかなければいけません。

切り分ける時は清潔なナイフやハサミなどを使用してください。

使う道具が清潔ではなかったときは、切り口から雑菌が入ってしまうことがあるので、殺菌剤を切り口に塗っておきましょう。

庭植えでも鉢植えでも、切り分けた株を深く植えこんでしまうと、せっかく植え替えたものがダメになってしまいます。

なので、できるだけ浅く植えこんでおきましょう。その時に株がぐらついて安定しにくい場合には、少し深めに植えても構いません。

 

増やし方

アヤメを増やす方法としては、株分けで増やしていきます。

植え替えの時期に一緒に行えば効率もよくなり、次に植える株の生育もよくなります

一つの株を2、3株になるようにしてハサミなどで切り分けていき、切り分けた株を鉢や庭に植えていきます。

葉っぱの部分を半分切り取っておくことで、余分な水分が蒸発するのを防ぎ、根を痛めないようにできます。

 

病気・害虫

アヤメを育てる時に注意しておく病気や害虫では、ニカメイチュウという害虫があります。

5月から7月の初夏から初秋にかけて多く発生する害虫で、茎の中にすみついて株を食い荒らしていってしまいます。

ニカメイチュウがすみついた茎は切り捨てて処分し、被害にあってしまった部分も切り落として、薬剤を散布して駆除しましょう。

他にもズイムシという害虫に規制されることもあります。

これもニカメイチュウと同じで茎に潜り込んで茎や根を食い荒らしてしまううえに、外からでは発見が難しいので、4月と6月、9月には殺虫剤を散布して予防、駆除しましょう。

 

管理温度

低山や高原の明るい場所にはえるアヤメは、日当たりのいい場所での管理が適しています。

土が完全に乾燥してしまうのも嫌がる植物なので、雨にもあたる場所で管理しても心配はありません。

鉢植えで育てる場合は、日陰に置いてしまわないように気を付けましょう。

 

種類・品種

アヤメの品種には、戸畑アヤメや三寸アヤメなどがあります。

戸畑アヤメは、明治の末期までは北九州にある戸畑地区に自生していましたが、その後は絶滅してしまったといわれている品種です。

草丈は10センチから15センチとアヤメの品種の中では低く、紫の花は葉っぱよりも低い位置で咲いていました。

三寸アヤメは3月~4月に、6センチから8センチの花を咲かせます。

チャボのようにもみえることから、チャボアヤメという別名もつけられています。

他にも、ヒオウギアヤメなどがあり、草丈が60センチから70センチと高く、葉っぱの幅が広くなっていることが特徴的です。

花は朝に咲き、夕方になると枯れていってしまいます。通常のアヤメよりも開花する時期が早い事で知られているサキガケアヤメは、濃い紫の花を咲かせ、草丈は70センチから80センチほどに高く、葉っぱはピンッと尖っています。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

花の中心には直立している花びらがあり、それを囲うようにして、花がひらいています。

この花びらは、中心のものが6枚、外側にあるものは3、4枚となっていて、外側にある花びらはすべて反り返って、アヤメ科独特の形を見せてくれます。

草丈は通常のものでは30センチから60センチあり、高く伸びた茎の先端に1から3輪の花を咲かせてくれます。

アヤメの独特な形と、涼しげな色合いが人気の理由の一つとなっています。

 

トリビア

花言葉

アヤメの花言葉には、「よい便り」、「メッセージ」などがあります。

虹を渡ることで神々の国と地上を行き来していいた女神イリスに由来していると言われており、もう一つの花言葉である「希望」には、イリスが渡る虹のイメージに由来されているといわれています。

 

由来伝承

アヤメの葉っぱが並列に立っている様子が、木目にある文目という模様を連想させるということで、その名前がつけられました。

文目という名前は、胸に縞の入っているホトドギスのことを文目鳥と呼んでいたことも関連しているとされています。

 

まとめ

低山や高原などの日のあたる明るい草原などで見られることから、爽やかな印象があることで人気の花となっているアヤメは、その涼しげな様子から、観賞用としても多くの人に親しまれています。

同じアヤメ科であるショウブやカキツバタと同じように湿地で育つとも思われがちですが、アヤメは地植えしてそだてることができるので、鉢植えに植えて庭にかざることもできます。

生け花の花として使われることも多く、飾りの花としても十分に適していることから、観賞にはぴったりの花とも言えます。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

『アヤメの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

花の新着コラム

花の新着投稿画像

花の種類

セアノサス

日当たりのよい場所で育てますが、耐暑性が弱いので夏場は半日陰などで育てます。 セアノサスの育て方へ

ハツユキカズラ

明るい日陰、または午後は日陰になる場所で育てます。 ハツユキカズラの育て方へ

スノードロップ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。 スノードロップの育て方へ

コシアブラ

新芽は山菜として天ぷらなどに、木材は割箸や工芸品にも使われる。 コシアブラの育て方へ

ジャーマンアイリス

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。 ジャーマンアイリスの育て方へ

マツバボタン

6月~9月まで咲き続けます。花色も多く、一重咲き、八重咲き、万重咲きがあり、場所によってはタネがこぼ... マツバボタンの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード