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ミツマタの育て方|種からでも栽培できる?剪定のコツは?

  • ジンチョウゲ科
  • ミツマタ属

ミツマタは中国原産の植物で、冬になると葉を落とします。ミツマタと呼ばれるのは枝が分かれることに由来しています。また、ミツマタは和紙の原料として、紙幣などに使われることもあります。ここではそんなミツマタの育て方や、剪定方法のコツについて紹介します。

ミツマタを育てる場所

ミツマタは日当たりの良いところで育てます。半日陰でも育ちます。

ただし、ミツマタは寒さには弱い植物なので、東北地方や北海道で育てるのはおすすめできません。こうした地方で育てる際には鉢植えで室内で栽培すると良いでしょう。

ミツマタの水やり

ミツマタを育てている表土が乾いたら、水を与えます。また、一年目は特に水を欲しがるのでたっぷりと与えましょう。

ミツマタの肥料

ミツマタへは、初春の頃に緩効性肥料を与えれば十分です。

ミツマタの土

ミツマタを育てるときは、水はけの良い用土を用います。川砂などを混ぜて用土としましょう。

また、ミツマタはかなり根が広がるので、鉢植えにする際には、大きな鉢を用意してください。あまりにも鉢が小さいとしっかりと根が伸びません。

ミツマタの植え付け・植え替え

植え付け

ミツマタの植え付け時期は、2月から3月です。また、2月から3月以外にも11月から12月にかけても植え付けすることは可能です。基本的にミツマタは、ある程度大きくなった苗を購入して、植え付けることになります。その後に肥料やりをします。

植え替え

ミツマタを植え替えするのは、あまりおすすめできません。ミツマタの根はかなり繊細で荒く扱うと傷つきやすいため、植え替えすると最悪の場合枯れることもあります。そのため、ミツマタは地植えにしてずっと同じ場所で育てるか、あらかじめ大きな鉢を用いましょう。

ミツマタの増やし方

挿し木

ミツマタの増やし方は「挿し木」もしくは「接ぎ木」が一般的です。初心者ならば挿し木がおすすめです。挿し木の適期は植え付けと同じ2月から3月。また、ミツマタは種を蒔いて増やすこともできます。

種まき

「種まき」から増やすと、花が割くまでに時間もかかり、難易度も高いので、あまりおすすめできません。種は寒い地域だとできにくいこともあります。

ミツマタの育て方で注意すべき病気・害虫

ミツマタは、テッポウムシに幹を食い荒らされることがあります。テッポウムシは一旦侵入されると見つけにくいものの、侵入跡などから判断できます。定期的にミツマタの幹を観察しましょう。

ミツマタの手入れ・剪定

剪定をするとミツマタのシルエットもかなりすっきりします。ミツマタを植え付けた年に、不要な枝は剪定しましょう。初年度にしっかり剪定しておけば、翌年度に剪定する必要性はありません。

また、枝を切る際には花芽を切り落とさないようにしてください。花が咲き終わったあとに剪定すれば、そんな心配もいりません。

ミツマタの花

ミツマタの花の開花時期は、3月から4月です。この時期になると、名前の通り、三つ又に別れた枝の先端から、とても小さな黄色い花を咲かせます。ただし、品種によっても変わります。

花がつかない原因

ミツマタの花がつかないということが度々あります。こうした場合には、日照不足が原因なことが多いです。成長期にしっかりと日に当たるところで育てると良いでしょう。

ミツマタの花言葉

ミツマタの花言葉は、肉親の絆」です。これはミツマタの枝を両親と子供に例えたものです。ほかにもミツマタには「永遠の愛」という花言葉もあります。

ミツマタをお庭で栽培してみよう!

ミツマタはぱっとしないと思われることも多い園芸植物です。しかし、庭に植えてじっくり育てるのに向いていますし、素朴な愛らしさもあります。とはいえ、秋になると落ち葉などの手間もあるので育てる際にはじっくりと検討しておきましょう。

※トップ画像はろみひーさん@GreenSnap

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ミツマタの基本情報

ジャンル
庭木・花木
形態
低木
学名
Edgeworthia chrysantha
別名
三又
原産地
中国

ミツマタの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
普通
耐暑性
強い
耐陰性
あり

時期

植え付け・植え替え
3月 、4月
肥料
1月 、2月、3月
開花
3月 、4月
剪定
1月 、2月

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