リプサリスの画像

リプサリスの育て方

  • サボテン科
  • リプサリス属

リプサリスの基本情報

ジャンル

多肉植物

形態

多年草

学名

Rhipsalis

別名

原産地

南米

リプサリスの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

1
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肥料

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開花

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リプサリスの育て方の画像

リプサリスの育て方

繊細な茎を次から次へと多方向に伸ばすリプサリスをご紹介します。

品種によって茎の生え方や長さが異なるサボテンと同じ多肉植物です。

変わった特徴を持つリプサリスの育て方などをご紹介していきます。

基礎情報

日当たり

リプサリスは、一年を通して明るい日陰で管理すると良いでしょう。

直射日光の当たらないようにしてあげましょう。

直射日光に当ててしまうと葉が焼けてしまうので避けます。

 

置き場所

直射日光の当たらない明るい日陰が適しています。

室内で管理するのであれば、レースカーテン越しの場所を選んで育てましょう。

夏や冬にエアコンをつけているときは、エアコンの風が直接当たらない場所に配置するように注意してください。

また、風通しのあることも必要です。

風がないと病気や害虫が付く原因に繋がってしまいます。

風通しが良い場所とは、植物にとって重要なことです。

特に水やりを行った後に換気をさせるために風通しの良い場所に置きます。

水をあげた後に湿った土が篭もらないようにするために必要な手順です。

土を湿らせたままで管理していると根腐れの原因になります。

湿った土から乾いた土に変化できるように「風通しの良い」場所を確保しておきましょう。

 

水やり

リプサリスの夏に行う水やりには、2週間から半月に1回たっぷりと与えます。

リプサリスは夏に生長がゆっくりになるので水やりの頻度を減らします。

水やりは夕方から夜にかけてやりましょう。

午前中や昼間にあげてしまうと気温の上昇で株が蒸れやすくなります。

元気がないときは「葉水」をしてあげましょう。

葉水は葉に水を霧吹きで湿らしてあげることです。

水やりをした後は風通しの良い場所で管理しましょう。

 

 

冬を迎えたリプサリスは、ほとんど断水をします。

冬は根が活動機能を停止する時期に入ります。

湿気が多くあることで「根腐れ」の原因になりかねません。

一日の気温が5度以下で昼間は15度以下となれば春になるまで断水します。

室内管理で乾燥しているようであれば霧吹きを使って茎に水分を与えてあげましょう。

 

 

肥料・追肥

リプサリスの生育期は春と秋です。

肥料も春の4月〜6月と秋の9月〜10月にそれぞれの時期に1回か2回与えましょう。

肥料は緩効性化成肥料を使います。

緩効性化成肥料はゆっくり効いていくタイプです。

 

 

用土

リプサリスに適した用土には、排水性の良い用土にしましょう。

市販で販売されているサボテン用の土を使っても構いません。

サボテンを専門に扱っている店の専門の土もリプサリスに適した用土です。

配合土を作る場合は、小粒の赤玉土と小粒の鹿沼土と小粒の日向土を混ぜます。

赤玉土と鹿沼土は4割で日向土を2割で配合してください。

初めて育てる方やガーデニング初心者の方は市販で売られているもの土が無難です。

リプサリスを挿し木を行うときの用土は「挿し木用の土」か「清潔で肥料成分のない土」を用意しましょう。

清潔で肥料成分のない土には、鹿沼土やバーミキュライトなどがあります。

 

 

植え替え・植え付け・種蒔

リプサリスは1〜2年に1度のペースで植え替えます。

リプサリスを植え付けるときは、4月〜6月の間か9月〜10月の間に行いましょう。

リプサリスは、元気に育てるためには10度以上が必要でその温度より下がった環境で育てると枯れてしまいます。

このような環境下で育てることになるので鉢植えで育てると良いでしょう。

種蒔は、花が咲いてから種をつけます。

その種を新しい場所に撒くことで発芽します。

新しい芽が出てくる確率が低いので行われることは少ないです。

 

増やし方

上記でリプサリスは種蒔で発芽するがほとんど芽が出ないと書きました。

では、リプサリスの増やし方にはどのような方法があるのかご紹介しましょう。

リプサリスの増やし方には「挿し木」で増やすことが主に行われています。

挿し木を行うのは、肥料や植替えと同じ時期にすると良いでしょう。

次に挿し木のやり方について説明していきます。

まず、挿し木にする茎を5〜10cm程度の長さに切ります。

リプサリスには、茎に竹と同じ「節」があるのでその節に沿って切りましょう。

切り口を14日〜21日間乾燥させます。乾燥させている間は、日陰に置いておきましょう。

挿し木用の土などを用意して挿し穂を軽めに挿します。

根が生えてきたら新しい鉢に植え替えて、風通しの良い場所に移したら終了です。

鉢に植え替えたら水をやりましょう。根が生えてくるまでに1か月はみておきます。

殆どの増やし方には挿し木ですが、「株分け」で増やすこともできる場合があります。

 

病気・害虫

リプサリスはハダニやカイガラムシに注意が必要です。

ハダニが発生する原因には乾燥や高温の場所に発生しやすいです。

ハダニは葉に付着し栄養を吸収してしまいます。

栄養を取られた植物は弱まってしまいます。

元々弱っている植物ほどターゲットにされやすいです。

弱い分被害も拡大してしまいます。

日当たりの良い場所に置いていてもハダニが栄養を吸い取っているので葉緑素が減少し光合成を出来なくさせてしまいます。

ハダニは放っておくとどんどん増殖するので早めに駆除しましょう。

大量に発生した場合は殺虫剤を使用します。

少量の発生であるときは、セロハンテープやガムテープを寄生している部分に貼り付けて剥がすと駆除できます。

その他にはカイガラムシと呼ばれる害虫にも被害に遭うことがあります。

カイガラムシは樹液を吸う虫で生育に悪影響を及ぼします。

終いには枯れる原因にもなるので退治しておきましょう。

幼虫を見つけたときは殺虫剤などで駆除します。

成虫になっていたときは、殻で覆われてしまっているのでブラシで取り除きましょう。

 

 

管理温度

リプサリスの自生地はフロリダやアルゼンチンなどの北アメリカの南の地域〜南アメリカとなっています。

南アメリカなどの地域は熱帯の気候であるところです。

熱帯地域は大体25度以上35度未満の気温で湿度が7割以上もあります。

耐えられる最低温度は5度です。

リプサリスは高温多湿を好むので10度以下にならない場所で育てましょう。

耐寒性がかなり弱いので、10度以下になってしまうと育たなくなり枯れてしまいます。

リプサリスは耐乾性の強いサボテンです。

耐暑性はありますが、直射日光に当たらないようにしましょう。

 

種類・品種

リプサリスの品種には約60種類が存在しています。

品種によって茎の形が異なるサボテンの仲間です。

特に葦サボテンに分類され花が咲く品種もあります。

流通量が多い「リプサリス・カスッサ」は茎が細く枝分かれして伸ばします。

生長すると1m〜最大でも数mにも伸びるリプサリスです。

茎がたくさんあり植物の髪型のように見えるリプサリス・カスッサはインテリアグリーンとしても人気が高いです。

髪の毛のような形をした茎がユニークです。

生長していくと茎の先端に黄色い花が咲き、花が咲き終わったら丸みのある白色の実が付きます。

リプサリス・ピロカルパはカスッサとは違い茎に柔らかい白色の毛で覆われている品種です。

ピロカルパには「フロストシュガー」という別名があります。

和名でも「髭赤葦」や「朝の霜」という呼ばれ方をしています。

熱帯雨林の樹木などに自生する「リプサリス・ラムローサ」という品種は、茎の形がノコギリの葉のようなギザギザしています。

茎の両方に薄くピンク色が混ざった白い花を咲かせ、花が咲き終わるとまん丸の白い実が実ります。

冬の時期になると発色の良い赤色に紅葉をします。

寒暖のあるときにであれば紅葉を見ることが出来ます。

和名で「梅が枝」と呼ばれています。

続いて、「リプサリス・ケレウスクラ」と言い、園芸上では「青柳」と呼ばれている品種があります。

ケレウスクラは多肉植物のように茎が膨らみのある筒状の茎をいくつも付けて伸ばしていきます。

茎がたくさん様々な方向に伸びていくので不気味さとユニークさがあります。

青柳と同じにされたり別々にされたりするので判別が難しいです。

青柳の品種は、茎の表面に硬くない白い毛を生やします。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

花の色は、白に限らずクリーム色や黄色といった花が咲きます。

茎の大きさとは比べものにならないほどの小さい花が茎の先端やギザギザした間から開花します。

開花した花が終わると白い実になります。

実はまん丸い形をしているので可愛らしいと評判です。

中には透き通った実やピンクの実になる品種もあります。

リプサリス・ラムローサは白い実になります。

花と実の付き方が独特です。

開花時期は品種により異なりますが、1月〜6月ごろに花が咲きます。

 

トリビア

風水

森のサボテン」という別名があるリプサリスは風水的には悪い気を払ってくれる効果があると言われています。

 

花言葉

リプサルスの花言葉自体はありませんが、サボテンの花言葉はあります。

サボテンの花言葉には、「偉大」や「燃える心」、「温かい心」という意味があります。

暑い乾燥した地域で育ってきたサボテンが燃えるような色の花を咲かせる姿からつけられています。

 

 

由来伝承

リプサリスという名前はギリシャ語で枝編み細工という意味に用いられる「rhips」が由来しています。

リプサリスには流通名が主に使われています。

学名は「Rhipsalis」となります。

リプサリス・ラムローサの和名である「梅が枝」は、小枝の姿が梅の枝に類似していることから付けられました。

また、リプサリス・ピロカルパという品種には、フロストシュガー、朝の霜、髭赤葦という別名があります。

リプサリス・ケレウスクラには、学名で「 Rhipsalis cereuscula」になります。

 

まとめ

リプサリスの育て方や品種についてご紹介しました。

リプサリスは茎の分かれ方に特徴のある人気上昇中のサボテンです。

伸びれば伸びるほど茎が垂れ下がり印象強い植物に生長します。

ハンギングバスケットで育てるとインパクトのある空間にしてくれてます。

ハンギングバスケットの似合うリプサリスを育ててみましょう。

ELLY

ELLY

旅と緑が大好きなグリーンライター。 旅先では観光より現地の植物を見るのが好き。

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