耕運機を運搬するのにアルミブリッジは高すぎる!そんな時に1万円以下で作れる木製のアユミ板の作り方紹介です!
製作しようと思った理由
耕運機を購入したり修理で店舗に持っていく時、軽トラに積み下ろしする時に必ず必要になるのがアユミ板です。
ホームセンターに行くとアルミ製のアルミブリッジなるものが販売されていますが1番安い物でも¥16000程度の値段がする高額な物。まして趣味で行っている家庭菜園で考えると結構な出費になるという人は多いと思います💦もしくはアルミブリッジはあるけど劣化していて使い物にならない、1万円以上のアルミブリッジをまた購入しないといけない😭という人もいると思います。
そこで今回は1万円以下の低予算で簡単に作れる木製のアユミ板を作ってみようと考えました!
材料と道具
1. 木材2本 ¥最安で6000程度
(1本当たり: 幅250~300mm、
長さ 1500~2000mm、厚さ 30~50mm)
※長さは短ければ強度が増しますが、傾斜が急になります。逆に長ければ傾斜は低く積み下ろしやすいですが強度は減ります。
厚みは十分なものを選びましょう。
厚みが足りないと耐荷重オーバーで割れたり事故の原因になります。
標準目安は幅300mm 長さ1800mm 厚さ40mm程度が良いと思います。
これで約140kgは耐えられると思います。
2. 金折 6~8個 ¥1200~1600程度
トラックのアオリと荷台の隙間に入れて動かないようにする部分です。
3. 木ねじ 金折固定用の必要本数分
1パック ¥300程度
金折を木材に固定するのに使います。
4. ドライバー 1本 ¥500程度
木ねじを回すのに使います。
5.マジックペン 1本 ¥120程度
金折の固定位置のマーキングに使います。
6.定規 1本 ¥500程度
金折の固定位置の位置決めに使います。
7. 木材切断サービス ¥100程度
元の木材の長さが長い時はホームセンターの木材加工サービスで切断してもらいましょう。
※木材加工サービスがないホームセンターもあるので確認してください。
作り方
※実際の製作は自己責任でお願いします!
事故などが起きても責任は負いません!
心配な場合は、値段は高いですがアルミブリッジを購入するほうが安全です。
作業は30分以内の短時間でできます!
購入した金折の半分の数(6個購入なら3個)を1本の木材に木ねじを使って固定します。
1.木材の短辺に均等に金折を固定できるよう計算し、マジックなどで固定位置に印を付けます。
2.金折を木材の上に置いて、直角部分が上を向くように金折を固定位置に合わせ、ネジ止めします。
3.あとの金折個数分も同様にネジ止めし、もう1本の木材も同じように作業します。
終わったら完成です!
使い方
軽トラのアオリと荷台の隙間に、金折部分を入れて固定します。
※角度が合わずに荷台との間で段差ができてしまってる時は、金折を曲げて調整してください。
積載時...耕運機のシフトは前進1速、スロットルは1番低速で行います。
降車時...耕運機のシフトは後進1速、スロットルは1番低速で行います。
※積み下ろし作業の時はクラッチを途中で切ったりエンジンを切らないでください。
終わりに
1万円以下で作れる木製アユミ板、どうでしょうか。
1番安いものでも¥16000ぐらいの値段がするアルミブリッジを買うより¥6000もオトク、しかも30分以内のカンタン作業で完成し、耕運機の積み下ろしができちゃいます!
実際に製作し軽トラに積み下ろし(耕運機重量+作業者体重=合計140kg)を何回か繰り返し行いました。今回は木材の選定ミスで厚さが21mmと薄いものを使ってしまい、少したわんでしまいましたが割れはしませんでした。厚さを30mm以上の十分なものにすれば特に問題はないかなという感じでしたw
ただ、木製なので湿気や水分には弱いです💦使わない時は日の当たらない場所などに保管してあげてください🙌
良かったら作ってみてください😊