warning
error
success
information
オオバコダイエットという言葉を聞いたことがある方も少なくはないでしょう。名前は知っていてもどんな植物かわからない方もいますよね。そこで今回はオオバコについて解説しています。花の特徴や、ダイエット効果、花言葉などまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
オオバコはオオバコ科オオバコ属の植物です。別名はオンバコ、ゲーロッパ、カエルバ、ガエルッパです。弱ったカエルをオオバコの近くに置くと元気になると言われていたのが由来です。
道端や高地などあちこちに自生する植物で、ハーブとしても知られています。オオバコの葉は薬草に利用され、漢方でも有名な植物です。
オオバコの原産地は日本、朝鮮半島、中国、台湾、東アジアです。道端でもよく見かける雑草で、踏みつけに強く、公園でもよく見かけられ、とくに珍しい植物ではありません。
食用にでき、天ぷら、おひたしにされます。また青汁に入ることもあります。かつてはオオバコダイエットで注目され、いまでもダイエットに効果的な植物として青汁だけでなくグリーンスムージーなどに利用されています。
オオバコの花期は4月から9月で、花期が長いのが特徴です。花の色は、白、薄紫、ピンクで、穂状に花が咲きます。ガクは4枚で花冠は漏斗状で4裂します。小さな1つ1つの花からは白くて長い雄しべが飛び出すのが特徴です。
オオバコはヘラオオバコ、ツボミオオバコに似ています。
ヘラオオバコはオオバコ科オオバコ属の植物で、ヨーロッパ原産です。オオバコの仲間ですが、葉がヘラのような形になっているのが特徴で、このような名前が付けられました。
花穂はオオバコよりも短い特徴があり、花期は4月から8月です。オオバコと花期が重なるので、開花時期での区別は難しいです。全体的にヘラオオバコのほうがオオバコより大きい傾向にあります。
ツボミオオバコはオオバコ科オオバコ属の植物で、オオバコの仲間と言えます。こちらも空き地などに自生するため、雑草として分類されます。
ツボミオオバコの花は完全に開かずに、ツボミのままのように見えることからこのような名前になりました。花が開いているかどうかでオオバコかツボミオオバコか見分けられるでしょう。
オオバコは食物繊維を豊富に含みます。この食物繊維は水分を含むことでゼリー状に膨らみます。食事前にオオバコと一緒に水分を補給することで満腹感が増し、食べ過ぎ予防にもつながります。
また食物繊維は便秘解消にも効果的です。お通じ改善に役立ち、ぽっこりお腹にも効果的です。
さらにオオバコに含まれる食物繊維が血糖値の上昇を抑える働きもあります。血糖値が上がると、インスリンが分泌され、脂肪をため込みやすい体につながるでしょう。脂肪をためないためにもオオバコで食物繊維を摂るのがおすすめです。
オオバコは水はけのよい場所、水はけのよい土を好みます。明るい場所から半日陰での栽培がよいでしょう。水やりは地植えであれば不要で、鉢植えで育てる場合は土が乾いたら水を与えるようにしてください。
オオバコの花言葉は「足跡」、「足跡を残す」、「耐え忍ぶ愛」、「白人の足跡」です。
これはオオバコが踏みつけに強いことが由来しているのでしょう。
オオバコは食用でおなじみです。ダイエット効果も期待され、ダイエットサプリメントや青汁に入っていることがあります。自宅で栽培して利用してみませんか。
花は1つ1つは小さいですが、穂状になっていてかわいらしいので、ぜひ観察してみましょう。
GreenSnap編集部