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アガスターシェは、初心者でも簡単に育てることができるハーブの仲間です。葉はミントに似た爽やかな香りがし、北アメリカでは古くから咳止め薬として利用されてきたそうです。
今回は、自宅でアガスターシェを育てる方法をご紹介します。
アガスターシェは初夏から晩秋まで長い期間たくさんの花が咲きます。園芸種として様々な種類があり、品種によって花丈も色も様々です。初心者でも育てやすいため人気の植物です。
草花用の培養土やハーブの土で問題なく育ちます。原種であるアニスヒソップは湿り気のある土を好みますが、園芸種であるアガスターシェは乾燥気味の土でも育ちます。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水やりをしましょう。地植えのアガスターシェは、根付いてからは水やりをする必要はありません。乾燥には強いですが、極端に水切れを起こさないように注意しましょう。
花が咲いている時期に追肥してあげると花をよく花を咲かせます。開花時期には1週間に1土液肥をやるか、1ヶ月に1度緩効性肥料をあげましょう。
春と秋の暖かい日ならいつでも植え替え可能です。葉焼けしてしまうので、真夏の直射日光が当たるところに植えるのは控えましょう。
鉢植えのアガスターシェは、年に一度ほどの頻度でひと回り大きな鉢に植え替えましょう。
アガスターシェは開花時期が長いため、株が大きくなり茂ってきたら蒸れないように注意が必要です。混み合った枝を剪定して風通しをよくすると、葉が汚れにくくなります。また、株元から枝分かれするので自然と形が整ってきます。
梅雨に入ったら株を全体的に切り戻します。それ以外の時期でも、花が終わった後に切り戻しを行うと、しばらくすると返り咲きます。花が終わった後の苞のみの姿も綺麗なので、様子をみながら切り戻しを行いましょう。
アガスターシェは大きく成長するため、あまり大きくしたくない場合はこまめに切り戻すことで低めに樹形を保つことができます。庭上の場合は、花が終わる頃には株元の周囲を耕して、追肥を施すと良いでしょう。
アガスターシェにはたくさんの種類があります。品種によって葉の色や、形、大きさが異なります。園芸種としてよく見かける品種をいくつか紹介します。
ぜひ自宅での栽培に挑戦してみてくださいね。
GreenSnap編集部