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今回はボトルツリーについて解説します。ボトルツリーという名前の由来や、幹や葉の特徴、品種についてまとめました。育て方についても記載しているので、これからボトルツリーをお迎えしたい方は参考にしてみてください。
ボトルツリーは幹の根元が膨らんでいる特徴があり、これがワインボトルに似ていることからボトルツリーという名前になりました。ボトルツリーではなくブラキキトンが正式名称ですが、原産地や国内ではボトルツリーとして流通することが多いです。
国内では観葉植物してコンパクトに栽培されますが、屋外で自生すると20mまで成長します。大きくなるとワインボトルのような見た目になります。
夏の前に白や赤のベル状の花を咲かせます。花にはピンクの斑が入りとても愛らしいのが特徴です。
ブラキキトン・アケリフォリウスは幹の根元がワインボトルのように膨らまない品種でとても華奢な見た目をしています。葉はカエデのように切れ目が入っているのが特徴です。
ブラキキトン・ルペストリスは、根元が膨らむタイプの品種でいわゆるボトルツリーとして知られています。原産地がオーストラリアのクイーンズランドであることから、クイーンズランドボトルツリーと呼ばれることもある種類です。
葉は笹のように非常に細長く繊細な見た目をしていて、幹が曲がりやすい特徴もあります。
ボトルツリーは時期によって育てる場所を選びましょう。
春から秋にかけては屋外での栽培をおすすめします。ただし直射日光に長時間当たると葉焼けをする危険性があるため、様子を見ながら遮光をして育ててください。遮光ネットや寒冷紗を使うことをおすすめします。
屋外で栽培が難しい場合は室内でも問題ありません。なるべく日に当たったほうが丈夫になるため、明るい場所で栽培をしましょう。レースのカーテン越しの日差しが当たる場所がおすすめです。冬も室内で育ててください。
水やりは季節によって変えましょう。気温が高い時期は土の表面が乾燥したのを確認して水をたっぷりと与えてください。
秋冬など気温が下がっている時期は成長がゆっくりになるため、水やりの頻度は減らします。土が完全に乾いたのを確認してから水やりをするか、夏までに水やりをしていたタイミングを2~3日遅らせましょう。
乾燥をさせないように葉水をしてください。霧吹きを使って葉に水をかけることでハダニやアブラムシなど害虫予防にもなります。1日1回葉水を与えるとよいでしょう。
肥料は基本的に不要です。どうしても与える場合は、春から秋にかけて液体肥料を10日に1回与えてください。
苗植え、植え替えともに5月から9月が適していますが、猛暑日は避けましょう。
苗を植え付ける場合は、根が出るまでは水を切らさないように注意をしてください。植え替えはひとまわり大きな鉢を選ぶことをおすすめします。
ボトルツリーの剪定時期は特に決まっていません。枝が伸びてきたと思うタイミングでハサミを入れてください。
ボトルツリーは幹が個性的な植物です。スタイリッシュな見た目なので自宅にお迎えしませんか。幹が膨らむタイプとそうでないタイプがあります。見た目の好みによって選んでみましょう。
GreenSnap編集部