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サボテンはとても種類が多いですが、今回はマミラリアについて解説します。名前は聞いたことがなくても園芸店できっと見たことがあるはずです。マミラリアの種類や栽培の基本情報をまとめているのでぜひご参照ください。
マミラリアはサボテンの一種ですが一般的なサボテンのようにツンツンとしたイメージはなく、丸くてコロコロ、ふんわりとした特徴があります。
サボテンのなかでもマミラリアは栽培しやすく値段も安いことから100円ショップで売ってることもあります。マミラリアは夏型冬型があり、夏型が多いです。
形はまん丸か細長い円筒形をしています。トゲは硬くないためふんわりとした印象があります。
マミラリアは花が咲きます。マミラリアの花の色はピンク、白、赤、黄でとてもハッキリした色の花が咲きます。多くの場合は、天頂部にぐるっと一周するように目立つ花が咲きます。
環境によっては一周せずに花がちらほら咲く程度のこともありますが、マミラリアの花はサボテン本体に対して大きいためよく目立ちます。
マミラリアの花を咲かせることは難しくはありません。初心者の方でも花を観察することができるでしょう。
満月のようにまん丸いのが特徴のマミラリアです。トゲの密度はあまり高くはなく地肌にあたる緑色の部分が見えるのが特徴です。同じ白いマミラリアの白鳥と比べて緑色が透けています。
栽培していると子株がこぶのようにでてきて愛らしくなります。
真っ白なトゲを持つマミラリアです。トゲがたくさんあるように見えますが、先端が外を向いていないため触っても指に刺さることはないため、栽培しやすいでしょう。
雪化粧をしたかのような美しいサボテンで人気があります。
猩々丸はこれまで紹介した白いトゲを持つマミラリアとは異なり、茶色のトゲを持ちます。すべてが茶色いトゲではなくよく見ると、白いトゲと茶色いトゲが混ざっています。
大きくなると30cmほどになるものもあり、マミラリアのなかでは荒々しい雰囲気を持ちます。丈夫で屋外でも栽培しやすいマミラリアです。
大きいものは15cmほどになる月影丸は、生長が速いため見た目の変化を楽しめるマミラリアです。育て甲斐のあるマミラリアで、地肌部分も透けて見えるため、サボテンらしいものを探している方に向いています。
明日香姫はカラフルなのが特徴です。元々のトゲは白いで、カラフルなものは着色剤を使用してカラーリングしています。カラフルなサボテンが欲しい方にはおすすめです。
ゴツゴツとしてずんぐりした印象がありますが、カラフルな見た目は愛らしいのが特徴と言えます。
マミラリアは日当たりのよい場所を好みます。風通しのよい場所で育てないと蒸れることもあるため気をつけてください。
水やりは通常のサボテンと同様で問題ありません。内部に水分をため込む力があるので常に土が湿っていると腐ります。土が乾いたのを確認後、数日たってから水やりをしましょう。3~4週間に1回ほどの水やりで問題ありません。
夏型の場合は冬は活動をしなくなるため水を与えないようにしましょう。
肥料を与える場合は、春から夏のあたたかい時期に行ってください。緩効性肥料が向いています。液肥を与える場合は薄めてください。
マミラリアの植え付け、植え替えは3月から5月のあたたかい時期に行ってください。
株のサイズに合う鉢に植え付けましょう。植え付けたら水やりをします。
鉢からマミラリアがはみ出すくらい成長している場合や、子株ができて窮屈になってきた場合は、ひとまわり大きな鉢に植え替えをしてください。
夏の直射日光は苦手なので夏は明るい日陰で管理をしましょう。
冬は5℃以上になるようにして、屋外で育てている場合は室内に移動させます。
マミラリアは手軽に買えて簡単に育てられるサボテンです。初心者の方の入門サボテンにも向いていますし、サボテンの寄せ植えにもよいでしょう。
種類によって個性が異なるので、自分にぴったりなものを選びましょう。
GreenSnap編集部