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フェンスに絡ませると愛らしい姿を楽しめるウキツリボクの特徴や育て方の基本、花言葉についてまとめました。似た植物との見分け方も記載したのでぜひご参照ください。
ウキツリボクは花期が長い植物で6月から10月を花期としますが、環境によってはほぼ通年花を咲かせます。花の見た目はとても個性的で、吊り下がったランプのような見た目をしているのが特徴です。赤い花のように見えますが赤い部分はガク、そのなかに見える黄色いものが本当の花です。
花のサイズは3cmほどと小さいですが、非常に花付きがよく咲くと赤い花がたくさん見えて豪華な印象になります。赤と黄色のコントラストが美しく、園芸界でもとても人気のある植物といってよいでしょう。
ウキツリボクの樹高は150cmほどで栽培しやすい植物です。
ウキツリボクはフクシアに似ています。フクシアはアカバナ科の植物で、ランプのようにつり下がっているのが特徴です。その点でウキツリボクと似ていると言えるでしょう。しかし見た目の印象はずいぶん異なります。
フクシアはウキツリボクと比べてガクが細長いので、すっきりしているのがフクシアと覚えると見分けがつきます。
ガクの色もウキツリボクは真っ赤ですが、フクシアは赤紫をしていてやや個性的です。フクシアはガクが大きく裂けるため、タコのウインナーのようにも見えます。
ウキツリボクは地植え、鉢植えどちらでも育てることができます。ツル性があるため支柱を立てたり、フェンスに誘引して栽培をしてください。
ウキツリボクは水はけのよい環境を好むため、排水性の高い土での栽培がおすすめです。市販の草花用培養土がよいでしょう。
ウキツリボクは花期が長いため肥料が必要です。花期は肥料切れをしないようにしてください。ただし寒い時期に肥料を与えると肥料焼けを起こすため与えないようにします。
チロリアンランプはよくツルを伸ばすのでこまめに剪定をしてください。基本的には4月から10月が剪定の時期ですが、ほぼ通年ハサミを入れても問題ありません。周囲の植物に絡みつかないように手入れをしながら育ててください。
ウキツリボクの花言葉は「尊敬」、「さまざまな愛」、「恋の病」、「真実は1つ」、「憶測」です。
真っ赤なガクが特徴的なことから愛や恋の花言葉がつけられたと考えられます。膨らんだガクのなかが気になって見えることから「真実は1つ」、「憶測」という花言葉につながったのでしょう。
ウキツリボクは花の見た目が非常に個性的です。花が進むと下から黄色い花弁を見せてまるで女性のワンピースのように見えて愛らしいのでお迎えしませんか。
色合いがはっきりしているため、見ていて元気になれるようなお花です。
GreenSnap編集部