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秋以降に赤い実をつける植物は多いですが、なかでもベニシタンは実つきがよく非常に目立ちます。今回はベニシタンの花や果実の特徴、育て方の基本や花言葉についてまとめました。
ベニシタンは5月から6月が花期で白く小さな花を咲かせます。花は5枚花弁で大きさは1cmも満たないほど小ぶりです。ベニシタンの樹高は50cmから100cmほどの低木で庭木としても人気があります。
ベニシタンは半常緑性で、地域によっては落葉します。落葉する地域では紅葉することもある美しい植物です。花の美しさ、紅葉、果実と楽しみが充実している植物と言えます。
花が終わり9月から10月になると果実ができます。赤く熟し葉が落ちる冬まで残るためよく目立ちます。一般的に赤い果実ですが、種類によっては白い果実がつくものもあります。
ベニシタンは日当たりのよい場所を好みます。育てる場合は明るい場所に植えましょう。鉢植え、地植えどちらでも育てることができます。地植えする場合は、水はけのよい場所を選び根腐れさせないように注意をしてください。
ベニシタンは乾燥を嫌うため、保水性の高い土を選んでください。市販の草花用培養土でも問題ありません。放置気味でもしっかりと育っていきますが、開花前と秋の果実ができる時期に肥料を与えましょう。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾燥してきたらたっぷりと与えてください。土がひどく乾燥しないように注意をします。地植えで育てている場合は、降雨で水分を得ているため水やりは必要ありません。
匍匐性があり枝を横に伸ばしていくためスペースを大きめに確保することをおすすめします。伸びすぎてきたら剪定をして形を整えてください。不要な枝を取り除くことで実つきもよくなります。
ベニシタンの花言葉は、「変わらぬ愛情」、「安定」、「統一」、「童心」です。
秋になると真っ赤な果実をつけるベニシタンは、落葉したあとも果実が残ることから「変わらぬ愛情」という花言葉になっています。
枝先までしっかり果実や葉がつくことから「安定」、「統一」となりました。
ベニシタンは盆栽で楽しむこともできます。秋から冬に美しい盆栽なのでぜひ育ててみませんか。インターネットや盆栽専門店で手に入れることができますよ。
お庭に植えることで、秋冬になると真っ赤な彩りとなるのでおすすめです。冬にさみしくなりがちなお庭を明るくしてくれるでしょう。
GreenSnap編集部